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ネタ被り、新参古参うんぬん、色々、その他諸々、私が最近思ってた事、考えてた事。
あむあず界隈を居心地のいい沼にしたい。盛り上げたい。
誰もが肩身の狭い思いをしている現状がどうにかならないものかと思っています。

長い長い独り言です。

最近、何人かの方々がおっしゃっているように「ネタ被りでしたらご指摘ください!」「既出ネタでしたらすいません!」そんな添え書きが多いですね。悲しいことです。
違うんです。そうじゃないんです。

私も実は、この2ヶ月、Pixivに上がっているたくさんの作品の中にもやもやする作品はありました。それは認めます。2回ほど、ツイートにしたこともありました。
でもそれは、ただのネタ被りではないんです。むしろ、ネタ被りなんて往往にしてあることです。
現にあむあず界隈には使い古された相合傘レベルの古典ネタがいっぱいありますよね?
炎上ネタ、はじふるネタ、買い出しネタ、まかないネタ、ツーショット写真NGネタ、安室さんの怪我手当ネタ。
他にも、全ジャンル共通のラッキースケベネタ、膝枕ネタ、風邪引きネタ、オメガバネタ、記憶喪失ネタ、平安パロ、学パロ、会社員パロ……
キリがないです。そんなのネタ被りして当然じゃないですか。
そんなの気にしてたら身が持ちません。気が変になります。
そこじゃないんです。

モヤモヤしたのは、ネタ被りではないんです。
ここで私がモヤモヤした実際の内容を率直に書きたいと思います。

私が以前にもやもやしたのは、印象的な表現、描写やグッとくるセリフの被りです。
ある作家さんたちが過去に書かれた小説があったとしますよね?それを初めて読んだ時の感動やワクワクドキドキ感、そしてここぞという時に脳内に入ってくる印象的でグッとくる「はぁぁぁ〜!たまらん!」ってなる表現や描写。
それが被っているんです。
他の方も仰っていましたが、1個だけなら気にする程度じゃないですけど、一つの作品に5個も6個も既視感を覚え、特殊な表現の流用を発見した時は、複雑な気持ちは拭いきれませんでした。
「あれ?この表現、前に◆◆さんの作品で見た…」「あ、こっちもこのセリフ…〇〇さんのあの作品と同じ……」これが一つの作品内で何度もあると、もやもやしました。まるで切り貼りしたかのようです。
正直言って、パッと頭の中にすぐに出てくる表現ではない文やセリフです。
ただの描写ではありません。(例えば「羽をこすり合わせたかのように繊細な音が〜」とか、このような長い表現がパッと一言一句違わずに書けるものでしょうか)(これはものの例えです。この表現があったわけではありません。)
それが一言一句、まるごと同じです。一つの作品内にいくつも発見できるレベルです。
ブックマークを辿ると、その作家さんたちの作品をブクマしていました。既読だとわかってしまいました。
その作品を既読した上で、まったく同じ表現や描写、セリフを自作の小説内でいくつも書いていたわけです。
無意識、故意かはわかりませんが、はっきり言って私は、いろんな作家さんの描写やセリフを『流用した』と言えるものだと感じました。

これがモヤモヤした出来事の一つ目です。

二つ目は、私があるR作品をあげた1週間後に、セリフと描写がほとんど同じベッドシーンが出てくる作品をPixivで見てしまいました。びっくりしました。話の内容とかネタは全く被っていません。一連のベッドシーンだけがほぼまるごと同じでした。こんな事ってありますか?
作品をあげて1週間後に発見するとダメージは大きかったです。「気のしすぎか?いやいやそれにしてもそっくりだけど…」と思っていたら、その後その作品はすぐに削除されていました。
どなたかが指摘されたのか、通報されたのかはわかりません。
以上が、私がもやもやした実際の出来事です。

界隈のほとんどの方はそんな事してないと、もちろんわかっています。
ただ、私がその時に感じた事を「類似品に複雑な気持ちになる」とツイートにしてしまった事で、あむあず界隈の色んな方に「ネタ被りを恐れる」空気を助長してしまったのではないかと、反省しています。
私がモヤモヤしたのは、ネタ被りではありません。ネタは被っていないけど『まるごと』同じ描写やセリフ、一連のシーンがある作品なんです。
モヤモヤした原因をちゃんと言葉にせず、モヤモヤしたことだけを不用意にツイートして界隈の息苦しさを助長させていたとしたら、本当に申し訳ありませんでした。
本当に……申し訳ありませんでした。


だから………、ただのネタ被りなら堂々と書きませんか。
古典ネタ被り上等!!使い古された古典ネタ書くぜ!n番煎じです!くらい堂々と書きましょう。
「ネタ被ってたらすいません」「被ってたらご指摘ください」そんな添え書きをつけるくらい慎重な界隈なんですから、安心してみんな好きに思いついたネタ、書きたいネタ書きませんか?
これから夏ですよね…海ですね…水着着た女の子に男がパーカー着せるネタなんて、古典ネタじゃないですか。
「古典ネタです!」にしませんか?

無意識に、表現、描写の流用をしてしまったらどうしようって思いますか?
大丈夫です。一言一句間違えずに表現や仕草の描写を流用するなんて、よほど記憶力が良いか見て書かないとまったく同じには書けません。
無意識では不可能だと私は思います。少なくとも、無意識でそんなにいくつも同じ表現を書けません。
何も見ずに、頭の中で思い描いた妄想を、自分自身で言葉や絵にしたら、流用なんてまず起きないんです。
安心して妄想と創作に励みましょう。

無意識に影響を受けてるかもって心配ですよね。私も心配です。
でも、人間はみんな誰かの影響を受けて生きてるんですよね。
影響を受けてるなら、影響を受けるほど、その人の作品が好きって事じゃないかなぁ。少なくとも、私はそうです。大好きな人、大好きな作品ほど、影響を受けます。
でも、大好きな作品だと、敬意持ちませんか?
大好きな作家さんの大好きな作品。
ものすごく大事ですよね。私も、大好きな作家さんの大好きな作品、すごく大事です。
大好きな作品に似てしまったらどうしようかと思いますか?
大丈夫です。いいなぁ、好きだなぁこの作品!って思ってブクマしますよね。
それに似た作品を自分で書いちゃったら、自分で気づきませんか?
ここは似てるけど、大丈夫かなぁ?嫌な思いさせないかなぁとか思いますか?
それほど気にするならその時点で大丈夫です。
だって、似てるけど、一言一句同じわけじゃないですよね?


無意識で書いたものを誰かに「既出の作品に似てると思います」って言われたらどうしようって、思いますか?
私もいつもそう思って書いてます。でも大丈夫です。
その時は、「申し訳ありません。」って言って、消せばいいんです。
二次創作の世界は難しく、厳しい世界です。
そもそもが公式様のお目こぼしによって成り立ち、存在を許されているグレーな世界です。常に世界の崩壊と隣り合わせです。
グレーな世界だけに、独自の文化や暗黙のルールなどがたくさん存在します。
この世界、盗作疑惑やパクリ疑惑は、忌み嫌われるという暗黙の特徴もあります。
「似ている」「酷似している」と直接言われれば、該当作品を消すしかない世界です。私もそれを覚悟して毎回、文章を書いています。そういう世界です。公式様に二次創作アウトって言われないだけいいじゃありませんか。そうなったら作品どころか、この世界の崩壊ですよ。そう思っておきましょう?

そして、これはルール違反ですよ、と言われれば「すいませんでした」と言ってすぐに直せばいいんです。
その瞬間から、ちゃんとルールを守りながら、もっと平和に楽しく妄想と二次創作の世界に浸れます。
一つ、ルールを守れる人間になったぞ!そう思って切り替えましょう。
私はそうしてきました。今もそうです。

あむあず界は、二次創作の世界が初めてという方も多いので、恐る恐るこの世界に足を踏み入れている方もいらっしゃると思います。
でも、日常生活の常識をわきまえていると、ほぼ大丈夫です。そんなに心配しないでください。
その中でもわからないことがあったら、ツイートやリプしましょう。
誰かが、必ず教えてくれます。
私もこの一年、たくさんたくさん教えていただきました。
あむあず界隈は優しいお姉様方ばかりなので、安心して一緒に沼に浸かりましょう。

そして……そろそろ、新参古参って言い方もやめませんか?
私も、わかりやすいからという理由で安易にゼロシコ後の新入生とか古参という言葉を使ってましたが、なんだがそれが間違った方向に階級社会みたいな印象が出てきたのでは(汗)?と心配していました。
ゼロシコ公開から早2ヶ月。
9月の裏稼業の頃には5ヶ月、ゼロシコの円盤が出る頃には7ヶ月です。
あっという間に新参古参と言ってられなくなります。
「あむあずにハマったのは宅急便回からです!」「ハムサンド回です!」「純黒です!」「裏切り回です!」「謎解きは喫茶ポアロで回です!」「ケーキ回です!」「ゼロシコです!」あむあずとの出会いがいつであろうと、堂々と沼に浸かりましょう。
広い沼なのに、なんで全員が肩身の狭い息苦しい思いをしているんでしょう。
みんなおんなじ沼の住人です。湯加減サイコー!風通しサイコー!な沼にしようじゃないですか。

あむあずって、公式情報少なすぎて、妄想の幅が狭いと感じることもありますよね。
被ることなんてありますし、あむあずを知った頃は似通った作品が溢れるのも当たり前です。ゼロシコ公開後だけでなくて、今までもそうでした。
でも最近、炎上ネタが下火になってきて、いろんな視点や新しい解釈、設定、シチュの作品が増えましたよね。
凄いことです。人口が増えて、それぞれの方々の深いあむあず考察、深い妄想、どんどん増えていくいろんな形のあむあず。
あむあずクラスタの数だけ、あむあずへの愛の形があるんですね。
描き手読み手書き手関係なく、皆、あむあずが大好きなんですよね。
私もあむあずの二人が大好きです。

それぞれの好きの形を、思い思いの方法で表現しましょう?
好きってツボが重ならない時ももちろんありますよね。
でも、「うわぁ!わかる!めっちゃ好き!!」って気持ちが重なった瞬間の方を大事にしませんか?
自分のツボにハマらなかったら、それはそれでいいじゃないですか。
好きってツボが重なった時に、盛り上がればいいんです。
無理する必要ありません。

「好き!」って気持ちだけを言っていきたいなぁ。
同じものを好きで出会えた沼ですもん。
「嫌い!」って気持ちで繋がったんじゃないんですよね。
「好き!」って気持ちで繋がったんです。

これから、私は個人的にモヤモヤした話は、一切しません。
私の言葉のせいで、もう二度と、他の方たちに息苦しい思いをさせたくないです。
幸せな事、大好きな事、好きって気持ち。
そして、愛するあむあずのことを大好きな皆さんと話していきたい。

うん、私はやっぱりこの沼が大好き。
ここで出会った人達も、大好き。
度々TLに流れてくる素晴らしい作品たちも大好き。
TL追えなくなってしまうので、フォローはなかなかできないんですけど、素晴らしい作品を生み出してくださって、本当にありがとうございますっていう気持ちです。
この沼に来てくださって、ありがとうございます。
私もまだまだ未熟者です。
足りない点があれば、教えてください。

大好きですよ。
あむあずも、この界隈も、この界隈で出逢った人達も。
だから、みんなが気持ちよく沼に浸かれたらいいなぁって、思うんです。
綺麗事かもしれません。夢物語かもしれません。
でも、そうなったらいいなって、心の底から思うんです。

それが、今の私が考えている事。
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