ベルギーがみずほフィナンシャルグループなら、日本は福井銀行―。7月3日午前3時(日本時間)キックオフのサッカーワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のカードを、日本の銀行業の総資産で例えたツイートが話題を呼んでいる。果たして“福井銀行”は“メガバンクみずほ”に番狂わせを起こせるのか。頑張れ福井銀行!…じゃなかった、頑張れ日本!
ルカクやデブルイネら世界的選手を多数擁し、初優勝を狙うベルギー。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング3位の強豪だ。この順位をインターネットで公開されている2017年の銀行業総資産ランキングに当てはめると、209兆5688億円で3位のみずほFGとなる。
一方、アジア勢で唯一16強入りした日本はFIFAランキング61位。前出の銀行業ランキングでは、2兆5996億円の福井銀行に相当する。
これを図示した「遊撃部長F/S&RWAs」さんのツイートは、2日午後6時40分現在で2千リツイート、3千いいねを超えている。ユーザーからは「頑張れ福井銀行」と応援する声のほか「福井銀行よくここ(決勝トーナメント)に来たな」と驚嘆する声が上がっている。
三井住友ファイナンシャルグループ(ポルトガル)、ゆうちょ銀行(ブラジル)など巨大組織が並ぶ中、16強に残った地銀の福井銀行。ジャイアントキリングは難しいのか。いや、決してあきらめてはいけない。1次リーグでは栃木銀行(韓国)が三菱UFJフィナンシャル・グループ(ドイツ)を倒したではないか。