水戸署は2日、女子大生に対する強制わいせつの疑いで、水戸市赤塚、茨城県農業総合センター臨時職員石崎裕一容疑者(41)を逮捕した。

 逮捕容疑は6月30日午後11時55分ごろ、水戸市のJR赤塚駅付近の路上で、県内に住む20代の女子大生に背後から近寄って両手で口をふさぎ、体を触るなどわいせつな行為をした疑い。署によると、現場周辺で似たような被害が数件発生しており、関連を調べる。

 女子大生は帰宅中で、けがはなかった。女子大生の母親から110番を受け、署員が同駅前で警戒。今月1日、別の女性の後をつけていた石崎容疑者を発見し、事情を聴いたところ、容疑を認めたという。(共同)