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国際科学技術フェアで4等受賞 金光学園3年 上川滉太さん
2018/06/30 土曜日
報告会は浅口市役所で開かれ、金光学園高校3年の上川滉太さんと関係者3人が出席しました。
上川さんは、1年の秋から授業の一環で「多点観測によるペルセウス座流星群」をテーマに研究に着手し、成果が出はじめたことから自宅や天文部の部活動でも研究に取り組んできました。
研究では、岡山天体物理観測所など3カ所から提供を受けたデータを解析し、流星の明るさや突入角度に関わらず、高度およそ100kmで発光していることを導き出しました。
その研究成果をまとめ、今年5月13日から18日までアメリカ合衆国ペンシルベニア州のピッツバーグで開催された「インテル国際科学技術フェア2018」に初めて出場し、優秀賞となる4等を受賞しました。
報告を受け栗山市長は「本当におめでとうございます。4等受賞は指導をはじめ本人の努力によるものです。これからも頑張ってください」と世界4位の結果を讃えました。
金光学園3年 上川滉太さんは「始まって3コマ目くらいまではアメリカの大学の教授とかとの1対1の審査なので、すごい緊張して英語もたじたじだったんですけど、慣れるにつれて英語の部分であったり自分の伝えたいことを熱意をもって伝えるという部分が、場に慣れた感じで緊張することなく自分の思いを伝える形で英語は拙いんですけど、自分の言いたいことは伝えきれたかなと思っています。
世界85か国の1800人くらいの高校生が来ていて非常にレベルの高い研究が集まってるこの世界規模の大会で部門で4等を受賞できたのは本当に夢じゃないかと思うほど驚いたんですけど、半年間、研究を含めると2年間この研究を行ってきたんですが、その集大成としてこのような結果をいただけたことは本当に嬉しく思います」と話していました。
なお、7月14日に金光学園の120記念館で、国際科学技術フェア出場の報告会が開かれます。
上川滉太君 ISEF出場報告会
日時/7月14日(土) 13:30~14:30
場所/金光学園 120記念館大講義室
田中祐次