1Passwordサービスと連携できるブラウザ拡張機能「1Password X」がクレジットカードや住所入力検出、ワンタイムパスワードの自動入力をサポートしています。詳細は以下から。
1Password Xはパスワード管理サービス「1Password」を提供しているカナダのAgileBitsが2017年11月に公開したブラウザ機能拡張ベースのパスワード管理ユーティリティで、同社のクラウドサービス「1Password.com」と連携し、LinuxやChrome OSでも1Passwordサービスが利用できますが、この1Password Xのv1.8が新たに公開されています。
What is 1Password X? It’s a 1Password experience that works entirely within your web browser, independent of a desktop app. It brings all the power of 1Password to Chrome and Firefox, and it works great on Linux, Mac, Windows, and Chrome OS.
1Password X 1.8: The Independence Update for Chrome and Firefox
1Password X v1.8
クレジットカードと住所フィールド
1Password X v1.8は次期メジャーアップデートとなる「1Password X v2.0」の前のマイナーアップデートとなっていますが、今回のアップデートでは2018年03月に公開されたv1.6の日本語サポートに加え、韓国語、中国語(CJK)およびポルトガル語がサポートされ、クレジットカードや住所入力フィールドの検出に対応し、自動入力が可能になっています。
ワンタイムパスワード&マルチステップ
また、1Password X v1.8ではワンタイムパスワードおよびAmazonやGoogleなどが導入している(メールアドレスとパスワード入力が別々のページ)マルチステップ・サインインの自動入力にも対応しています。
その他
その他、1Password X v1.8では弱いパスワードを利用しているWebサイトでパスワード変更の推奨を出したり、パスワードジェネレータ、パスワード変更履歴の表示、ノートのMarkdownサポート、
ダークテーマやChromeのシークレットモード時のアイコン、Vaultsに利用されるアイコンの再デザイン、100以上の変更&不具合修正が行われているので、ユーザーの方はチェックしてみてください。
- Get to know 1Password X – AgileBits
- 1Password X 1.8: The Independence Update for Chrome and Firefox – 1Password