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【大相撲】

稀勢の里、出場は5日にも判断

2018年7月2日 紙面から

土俵入りを披露する稀勢の里=愛知県稲沢市の国府宮神社で(岸本隆撮影)

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 7場所連続休場中の稀勢の里(31)=田子ノ浦=は1日、名古屋市西区の宿舎で行われた稽古に姿を現さなかった。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「休養というか、治療をしながらですね」ともどかしそうな表情を浮かべたが、名古屋場所出場へ進展は見られないままだった。

 「高安ともやってきたし、体は動かしてきたんで。(疲労が)たまってるほど稽古はしてないけど。あしたは出稽古に行くなら行かせる」と師匠は状況を説明した。

 番数についても「全然ダメ。物足りないですけどね」と師匠。初日まで1週間となったが準備不足は否めない。

 出場するか否かは、早ければ5日の稽古後に判断するが「内容で。ちょっと様子を見て」と師匠の歯切れは悪かった。

 午後から稲沢市の尾張大国霊神社(国府宮)で土俵入りを披露した稀勢の里は、2日は稽古をするかと聞かれ「はい」と答えただけで帰りの車に乗り込んだ。 (岸本隆)

 

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