情報管理LOGが、2018年6月に注目した記事
情報管理LOGの@yoshinonです。
一年の半分が過ぎてしまいましたね。
6月は、色々と心のざわつくニュースが多かったですね。とはいえ、ここではそういうメジャーなニュースばかりではなく、見逃されそうな記事などもピックアップしていきます。まだ、読んでいない記事などがありましたら、ぜひこの機会に読んでみてください。
❏ 若者ことばの「やばみ」や「うれしみ」の「み」はどこから来ているものですか | ことばの疑問 | ことば研究館
若者ことばの「やばみ」や「うれしみ」の「み」はどこから来ているものですか | ことばの疑問 | ことば研究館
この1,2年ぐらいの間に急速に広まっていると感じていた「~みがある」みたいな用法について、言葉の専門家から読み解いている記事です。こういう言葉の専門家の皆さんは、決してそういう用法をくさすことがなく、きちんと学術的な見地に立って、それが何に立脚する用法なのかということを分析されているのが、とても好感が持てるのですよね。
すぐに「最近の若者は~」とか言う人達に、読ませてあげたい記事です。
❏ 指紋認証を悪用した悪質広告が話題に 広告タップ → 指紋認証起動 → 触ってしまうと週5500円の定期購入発生 - ねとらぼ
指紋認証を悪用した悪質広告が話題に 広告タップ → 指紋認証起動 → 触ってしまうと週5500円の定期購入発生 - ねとらぼ
これは、本当にヤバイ広告というか詐欺ですね。
広告をタップするとアプリのインストール画面が出てくるのですが、スクリーンショットを撮影しようと
ホームボタン+電源ボタン
を押すと、その時点でアプリ購入&課金成立となってしまい、さらには自動でお金が毎月請求されてしまうという悪質極まりないつくりになっています。
とはいえ、
ホームボタン=指紋認証
という構造がもたらした、構造上の問題という気もしなくもないですけど。
❏ 噂の「電子国民」になってみた 飲み会程度の費用で得た「心の余裕」 - withnews(ウィズニュース)
噂の「電子国民」になってみた 飲み会程度の費用で得た「心の余裕」 - withnews(ウィズニュース)
電子立国を目指しているエストニアの国籍を取得したという記事。情報管理LOGでも何度か取り上げてきましたね。
エストニアが、どうしてここまで電子立国にこだわっているのかということについては、こちらの本を読んでいただけると理解が早いと思います。
1万円ちょっとでエストニアの電子国民になれるのです。上で国籍と書きましたが、正確に言うとちょっと違うかも。でも、エストニアは、EUに加盟しているので、この電子国民になると、ここからEUへの足がかりを簡単にできてしまえるというのが、魅力なのです。自分も取得しようかと悩み中。
❏ 児相に保護されて生き残った
児相に保護されて生き残った
6月に起こった痛ましい事件がありましたね…。
死亡の5歳、ノートに「おねがいゆるして」両親虐待容疑:朝日新聞デジタル
「児童相談所は何していたんだ!」とものすごい数の抗議の電話が行っているそうです
。でも、それは、ぜひとも辞めて欲しいと思うのですよね。児童相談所自体は、人数も規模も限界レベルというのは、もう何年も言われている話で、たまたまここで起こったというだけに過ぎません。構造的な問題は、その現象だけをモグラたたきしても、(叩いた人の気持ちは、スッキリするかもしれませんが)何の解決にもならないのです。
そういうなかで投稿されたアノニマスダイアリー(通称:増田)の記事です。
そう、きちんと仕事として機能している場合の良いニュースは、けっして大きな声では語られません。しかし、実際はこうやって助けられている人がいるという貴重な声だと思いました。
というわけで、児童虐待に関してのデータを調べてみると…
児童虐待についての基本データ : 少年犯罪データベースドア
このように驚異的なほど児童虐待に対する対策は、効き目を発揮していることがわかるはずです。最終的には、ゼロを目指さなくてはいけないのでしょうが、このあたりをきちんとおさえてほしいなと思います。
そして、一次情報も貼っておきます。
平成29年版 犯罪白書 第4編/第6章/第1節
❏ 構造最適化技術が進んで工業製品の形が悪の宇宙船みたいになっている「生命にカクカクな物が存在しないのは合理性を追求した結果」 - Togetter
構造最適化技術が進んで工業製品の形が悪の宇宙船みたいになっている「生命にカクカクな物が存在しないのは合理性を追求した結果」 - Togetter
これ、すごいですよね。
なんか、どっかのSFでみたような気がするのですが、いかがですか?
技術を突き詰めていくと、こうなるのか!と思いました。
❏ ピカチュウが現実の物体の影に隠れるようになる――Niantic、新テクノロジーと開発中のゲームをデモ | TechCrunch Japan
ピカチュウが現実の物体の影に隠れるようになる――Niantic、新テクノロジーと開発中のゲームをデモ | TechCrunch Japan
つい最近のニュースから。
ARもついにここまで!と驚愕の進化ですよ。Googleすごいな。というか、これどうやって処理しているのだろう?と、真剣に悩んでしまうほどです。
まずは、動画を観てみると分かるかも。
物の影や物体の前後の関係をきちんと把握した上で、リアルタイムにピカチュウが生成されているのが分かるはずです。
これが、Pokemon GOに導入されたら、めちゃくちゃ熱い!
❏ 知らぬ間にあなたの運命を決めている数学破壊兵器 HONZ特選本『AI・ビッグデータの罠』 | JBpress(日本ビジネスプレス)
知らぬ間にあなたの運命を決めている数学破壊兵器 HONZ特選本『AI・ビッグデータの罠』 | JBpress(日本ビジネスプレス)
数学破壊兵器とは何か?
「貧しい者や社会で虐げられている者を罰し、豊かな者をより豊かにする」有害な数理モデルを「数学破壊兵器(Weapons of Math Destruction)」と呼ぶ。
知らぬ間にあなたの運命を決めている数学破壊兵器 HONZ特選本『AI・ビッグデータの罠』 | JBpress(日本ビジネスプレス)
一見、数学とは冷静に真実を暴き出すための重要な手段だと思われていますが、それを悪用している者がいるという一種の告発です。
“数学がその一端を担っていたことに失望し、幻滅した。醜悪な真実 ―公式化されたモデルが事実の解明のためではなく印象操作のために意図的に利用されていた事実― を否応なく突き付けられたのだ”
知らぬ間にあなたの運命を決めている数学破壊兵器 HONZ特選本『AI・ビッグデータの罠』 | JBpress(日本ビジネスプレス)
これは、かなり以前からも指摘されていたことですが、誰かにとって利益誘導可能な印象操作を行うために、データを用いるという手法です。私たちは、目の前に数字やデータ(グラフも含む)を見せつけられると、すぐに反論するのはなかなか難しく、さらに説得力さえも感じてしまいます。
でも、そのデータがどのような成り立ちでできているのかを、丁寧に検証していかなくてはいけないのです。
この本は、この記事でしょうかいされていた本です。読まねば!
❏ 扇風機をつけっぱなしで出かけた娘に対し…父『電気代請求すんぞ』娘(テーブルに10円玉叩きつけて)『釣りはいらん!』父『足りるかボケ!』娘『ググれや!』 - Togetter
扇風機をつけっぱなしで出かけた娘に対し…父『電気代請求すんぞ』娘(テーブルに10円玉叩きつけて)『釣りはいらん!』父『足りるかボケ!』娘『ググれや!』 - Togetter
つい、笑ってしまって、ん?本当にそうなのかな?とスグに調べてみたら、本当にその通りで二重に笑ってしまったまとめ記事です。
これにインスパイアされて、こんな記事を書きました。
ざっくりとまとめた記事ですが、最近の家電の進化すごいなとしみじみ思いました。
最近の家電の1日あたりの電気代をまとめてみました。
❏ 堀 正岳(Lifehacking.jp)さんのツイート: "手をパーにしたまま怒るのが難しいのと同じで、怒りを制御したい時には声の大きさを制御することで自分の心理を操作できたりする。 自慢は...どうなんだろう?制御できるのかな(笑)… "
堀正岳氏のツィートですが、興味深かったので、セレクトしてみました。こちらですね。
怒りの制御について前半触れているのですが、実際に手をパーにしてやってみると、これが驚くほど怒るのが難しくなったのですよ!たった手の動作だけで?と思いますよね?でも、今度みなさんもやってみてください。これぞ、ライフハック!
❏ 仮想通貨マイニング(Coinhive)で家宅捜索を受けた話 - Webを楽しもう「ドークツ」
仮想通貨マイニング(Coinhive)で家宅捜索を受けた話 - Webを楽しもう「ドークツ」
この件に関しては、記事にしようとも思ったのですが、他の方もたくさん記事にしていたためお蔵入りにしました。
私の考えは割と明確で、今回の警察が根拠として挙げている部分に関しては、法整備が追いついていない部分を先走っているようにしか見えないと思っています。
この件に関する法解釈については、かなり意見が割れています。しかし、実際に「意図せず」「勝手に」「CPUを消費する」動作をするWeb技術は山ほどあるわけで…。仮想通貨が、それに絡んでいるから分かりづらくなっていますが、根本を突き詰めると、かなり厳しいなと思わざるを得ません。
つまり、こういうWebをもとめているのかよと。
最後に引用されていたこの文章は、とても意義深いです。
「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」 ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから 社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義ではなかったから 彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった
仮想通貨マイニング(Coinhive)で家宅捜索を受けた話 - Webを楽しもう「ドークツ」
【併せて読みたい】
❏ 高木浩光@自宅の日記 - 懸念されていた濫用がついに始まった刑法19章の2「不正指令電磁的記録に関する罪」
❏ 彼らが最初共産主義者を攻撃したとき - Wikipedia
❏ マルチン・ニーメラーが本当に言ったことと、リベラルな人の嘘 - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
❏ ナチス宣伝相の秘書が残した最後の証言「私に罪はない」の怖さ
ナチス宣伝相の秘書が残した最後の証言「私に罪はない」の怖さ
『ゲッベルスと私』という映画が、6月16日から上映されています。
ゲッペルスといえば、ナチスドイツにおいてプロバガンダを管轄した宣伝相・ヨーゼフ・ゲッベルスのことです。ユダヤ人を追い詰め、大量虐殺へと向かわせた重要な一人として数え上げられています。
その元秘書官に対するロングインタビューを元にした映画に関する記事です。
速記の腕を買われて、お金が良いからという最初の動機が語られます。そして、次第にのめり込む姿も。
真面目で職務に忠実な彼女が望んだのは自分のささやかな幸せだった。それは疑いようがない。だが、その先は無関心だった。彼女のユダヤ人の友人エヴァがアウシュヴィッツ強制収容所に送られていることを知ったのも、戦争終結から60年以上がすぎてからだった。 身の回りの幸せを望んだ小さな決断の積み重ねが、大きな時代の流れを加速させる原動力になった。これも一つの二面性だ。
ナチス宣伝相の秘書が残した最後の証言「私に罪はない」の怖さ
時々、鋭い質問に対して、明らかな認知的不協和を見ることができます。
それは、なぜなのか?どうして、そういうことが起こりうるのか?
ということを知る上でも貴重な映画なのかもしれません。
❏ G7サミット、各国のイメージ戦略で繰り広げられた写真バトル 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
G7サミット、各国のイメージ戦略で繰り広げられた写真バトル 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
写真1枚で印象というのは、操作可能です。
それが、如実に分かるのが、こちらの記事です。
そして、このツィート
❏ ただ働きを「献身的」と美化する学校現場 諸悪の根源「給特法」に内田良さんが迫る - 弁護士ドットコム
ただ働きを「献身的」と美化する学校現場 諸悪の根源「給特法」に内田良さんが迫る - 弁護士ドットコム
高度プロフェッショナル(以下、高プロ)が、とうとう法案として成立しそうですね。
実は、すでにかなり前から大規模に高プロのよう形で運用されていたのが、「教員」です。給特法という法律により、教員にはどんなに働いても残業代が払われない仕組みになっているのです。それが、現在の教員のブラック化と呼ばれる状況を生んでいるのは間違いありません。
給特法に関しては、こちら。
資料1 昭和46年給特法制定の背景及び制定までの経緯について:文部科学省
教員の「子どものためだろ?」というのは、現在やろうとしている高プロの「やりがいがあるだろ?」と同じなんですよね、構造が。
そのあたりの部分にメスを入れていかないと、本当の意味で「定額働かせ放題」になるのは、間違いありません。
❏ 新しいデザインはしない、というデザイン|小野圭介 / ONO BRAND DESIGN|note
新しいデザインはしない、というデザイン|小野圭介 / ONO BRAND DESIGN|note
まずは、こちらのツィートをご覧ください。
これは、分かる人はスグ分かるスケッチブックのデザインです。
でも、よく見ると、これが特別なものだということが分かるはずです。これをデザインしたのが、小野圭介氏です。
ツィートでも書きましたが、本当に素晴らしいデザインというのは、デザインとして認識されないほどに、自然なんですよね。
❏ 沖縄慰霊の日:平和の詩「生きる」全文 - 毎日新聞
沖縄慰霊の日:平和の詩「生きる」全文 - 毎日新聞
ニュースなどでもご覧になった方も一杯いるのではないかと思います。まだ、全文をお読みになっていない人や、動画をご覧になっていない人は、どうぞ!
❏ 「日本の子どもは知識があるが、応用力がない」というのは本当なのか? / 川口俊明 / 教育学・教育社会学 | SYNODOS -シノドス-
「日本の子どもは知識があるが、応用力がない」というのは本当なのか? / 川口俊明 / 教育学・教育社会学 | SYNODOS -シノドス-
もうそろそろ日本もエビデンスなき教育論議を止めてほしいものだとつくづく思っています。まるで思いつきのように、「これが効果があるのでは?」とか「これを身につけさせなくては!」と繰り出されてくるものに、どれだけの意味があるのかと…。
国の100年の計において、教育が果たすべき役割は非常に大きいハズなんですよね。しかし、100年はおろか、数年さえもおぼつかないような教育政策は、本当にやめてほしいなと(将来のために)思うのです。そういうわけで、この記事では、「日本の子どもは、応用力がない」とする世間の言説に、真っ向から向かっていっています。
そして、この記事にあったこの意見には、全面的に賛成ですね。
むしろ、PISAや全国学力・学習状況調査を検討する中で見えてくるのは、問題があるのは日本の子どもではなく、いい加減に教育を論じる大人たちの方ではないかということです。闇雲に教育を変えようとするのではなく、まずは、PISAで利用されているような、日本の現状を把握するために必要となる、教育測定や社会調査を学ぶことから始めるべきだと思います。
「日本の子どもは知識があるが、応用力がない」というのは本当なのか? / 川口俊明 / 教育学・教育社会学 | SYNODOS -シノドス- | ページ 2
❏ あなたはなぜ特定の色を好むのか?──『好き嫌い―行動科学最大の謎―』 - HONZ
あなたはなぜ特定の色を好むのか?──『好き嫌い―行動科学最大の謎―』 - HONZ
皆さんは、どんな色が好きでしょうか?少し頭に思い浮かべてください。
そして、その後にこの記事を読んでみましょう。
たぶん、茶色と答えた人は少ないのではないでしょうか?
人の好みは、どのようにして決まるのか?という非常に難しい問題について、取り上げた本についての紹介記事です。
その中で出されていたのは、
『私たちは最も好きなものの色を好む』
ということだそうです。
この曖昧にして、人の謎の行動の数々について書かれたこの本ですが、興味深いですね。
❏ 職場で「わたしのコンソメスープ」という意味不明コラムを書かされた時のこと。 | Books&Apps
職場で「わたしのコンソメスープ」という意味不明コラムを書かされた時のこと。 | Books&Apps
先月、一番笑った記事がコレです。
社内の機関誌に「コンソメのある景色」という謎のコーナーがあり、それに投稿しなくてはいけなくなった筆者が、自分がコンソメと唯一関わりのあった出来事を正直に書いたことについての記事です。
うぅ、ネタバレしたい。
でも、ぜひ読んでみてください。
❏ 中国全省食巡り1|上海で食べるべき料理3選 | 80C
中国全省食巡り1|上海で食べるべき料理3選 | 80C
コンソメつながりじゃないけど、ここからは食の記事3連発です。
私たちは、中国料理なんていうざっくりとした言い方をしていますが、これだけ小さな島国日本であっても、地域毎の多様な食生活があるわけです。だからこそ、広大な国土を持つ中国だとなおさらです。
この記事は、中国全省巡りと題されているように、中国の各省を巡りその土地の美味しいものを紹介してくれる記事のようです。「ようです」というのは、第1回目だからなんですよね。
なので、これから期待なのですが、これがまあ美味しそうなんですわ。決して高級料理を扱ったものではなく、むしろ庶民の味ばかりなのですが、直感的に「絶対旨いに違いない」と思える写真が、たくさん掲載されています。
❏ 台湾で、コンビニの飲み物を飲むだけの観光をしてみる - デイリーポータルZ
台湾で、コンビニの飲み物を飲むだけの観光をしてみる - デイリーポータルZ
2発目は、台湾のコンビニに売られている飲み物だけを紹介した、おそろしく幅の狭い記事です。しかし、一見これで記事になるのか?といぶかってしまいそうですが、なるのですよ。しかも、どれも日本ではお目にかかれなさそうなものばかり、次々と出てくるのです。
奥が深いぜ!台湾!
私は、でかいヤクルトとスイカジュースが気になりました。
❏ うざい広告で話題のTik Tok(ティックトック)アプリとは?サービスの魅力を徹底解説|ほりこす|note
うざい広告で話題のTik Tok(ティックトック)アプリとは?サービスの魅力を徹底解説|ほりこす|note
実は、YouTubeの広告などでは気になっていたのですが、イマイチ理解していなかったのが、このTik Tokというアプリでした。アプリによる世代間断絶はスゴいなとしか思えない…。
というわけで、Tik Tokについて解説した記事なのですが、もしも自分が若者だったらやっていたかもしれませんね。面白い!
このアプリは、音楽に合わせて「口パク」をして投稿するというSNSアプリですね。いやぁ、善悪は置いておいて、やっていることは理解できますね。
まあ、毛嫌いせずにぜひとも動画を観てやってください。
❏ 「#ピアニカとかリコーダーとか子供の頃にやらされますけど大人で弾いてる人いないでしょう」…えっ?? - Togetter
「#ピアニカとかリコーダーとか子供の頃にやらされますけど大人で弾いてる人いないでしょう」…えっ?? - Togetter
ピアニカやリコーダーって小学校の頃に習ったきりで、そんなの普通の楽器として使っていないのでは?というツィートに対して、ネット上からわんさかと集まるという集合知の見本みたいな流れになっています。というか、リコーダーってそもそもバロック音楽でも多用されているって知らんのね。
というわけで、私も1本貼っておきますか。ZABADAKというバンドの「2月の丘」という曲です。リコーダー良い音出るよね。
❏ 「ラムのラブソング」最初のデモ音源がWebに - 音楽ナタリー
「ラムのラブソング」最初のデモ音源がWebに - 音楽ナタリー
音楽つながりでこの記事を。
「うる星やつら」のテーマソングと言えば「ラムのラブソング」ですが、そのデモ音源が発表されました。ちょっとだけジャズっぽいアレンジが入っていたりして面白いですね。
❏ オッケーグーグルで「愚痴をいう」グーグルの音声検索に「答え」を求めずに、ただ話を聞いてほしい女子大生の心理。|アプリマーケティング研究所|note
オッケーグーグルで「愚痴をいう」グーグルの音声検索に「答え」を求めずに、ただ話を聞いてほしい女子大生の心理。|アプリマーケティング研究所|note
女性の皆さんが、自分の話を聞いてもらいたいというのは、よく知られた話ですが、下手な男性よりも上手に話を聞くことができるのが、Google音声検索だというのです。な、なんとー!
でも、確かに記事を読んでみると、人には言えないことも言えたり、ウザイからみもなく紳士的に対応しているGoogle先生を見ていると、さもありなんと思ってしまいます。
こんな感じ。
ブコメにもありましたが、これはビジネスチャンスかもしれませんよ?
❏ 芝園団地に住んでいます 記者が住民として見た、「静かな分断」と共生:朝日新聞GLOBE+
芝園団地に住んでいます 記者が住民として見た、「静かな分断」と共生:朝日新聞GLOBE+
トランプ大統領が、メキシコとの国境に壁を作るということを言ったり、移民に対して辛く当たる(親子切り離しなど)が、なぜ起こるのか?ということが、この芝園団地から透けて見えてきます。
この団地は、5000人も住む団地なのですが、その半分が外国人(ほぼ中国人)という構成なのだそうです。当初は、団地のルールが守られないということで、荒れたらしいのですが、今はその影も薄くトラブルは減ってきているそうですが、その代わり静かな分断が進んでいるそうです。
トラブルは少なくなったものの、お互いの生活圏内が交わらないような生活をしていと言えば良いのでしょうか。「
共存」はしているけど「共生」はしていない
そういう状態が続いているようです。
現在、少しずつその壁を取り払おうという取組が行われているのですが、ここで見られている姿というのは、将来の日本の姿かもしれないと思ってしまいました。少子化による人口減に対して、移民政策をする場合、必ずや芝園団地で起きている問題が日本中で頻発する可能性があります。その時にアメリカのような過激な方向に向かないと言えるかというと怪しいなと思わざるを得ません。
異文化との「共生」は、結婚に似ているのかもしれません。生まれも育ちも違う文化的背景を持つ者同士が、共に生きるという点において。そのためには、お互いがお互いに寄り添わない限りは、解決への道は開けないのかもしれませんね。
❏ どうして植物は緑色光を使わないのか? | みんなのひろば | 日本植物生理学会
どうして植物は緑色光を使わないのか? | みんなのひろば | 日本植物生理学会
最後は、どうして「葉っぱは、緑なのか?」というものすごく素朴かつ「なぜ?」とも考えたことのなかった問いに真正面から答えた記事です。
葉っぱが、緑ということは、つまり太陽光のうち緑色光を反射しているからです。つまり、緑色光を用いていないのではないか?だとしたら、効率が悪いのではないか?というのが、この質問主の趣旨でした。
実は、葉っぱの中にある葉緑体は、緑色光を乱反射し、葉っぱの中に光を拡散させることで、より太陽光を効率的に吸収させる役目があるという説明に非常に納得がいきました。
この記事では、さらに詳しく書かれていますので、ぜひ一読してみてください。ものすごく面白いです。
「断絶」と「共生」
先月は、hagex氏の刺殺事件や虐待死事件など話題性の大きな事件が多かったですよね。今回の記事を眺めてみると、「断絶」というキーワードが浮かび上がってきました。世代間の断絶、性別間の断絶、文化的断絶など、様々なところに「断絶」はあります。むしろ、人間というのは、差異化によって他者と異化する生き物なので、断絶が起こるというのは、致し方がないのかもしれません。しかし、逆に理性も持ち合わせているのが人間です。その「断絶」をいかにコントロールし、共に生きるという「共生」を図れるかを考えることもできるのではないか?と思っています。
今回の記事のセレクトからは、外れてしまいましたが、是枝監督の記事なども「断絶」と「共生」についてのインタビューでした。
このテーマは、もう少し考えてみたいですね。
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