LINEモバイルは本日(7月2日)、ソフトバンク回線を用いた格安SIMサービスを開始しました。
ドコモ回線からの乗り換えには3000円の事務手数料がかかりますが、8月末までは無料で何度でも乗り換えられます。
ソフトバンク回線で利用できるのは「LINEフリー」「コミュニケーションフリー」「MUSIC+」の3プラン。料金もドコモ回線と同一です。なお、ソフトバンク回線限定で、7月と8月はデータ容量が2倍になるキャンペーンも実施します。
ドコモ回線のサービスも引き続き提供します。ソフトバンクの資本が51%も入るLINEモバイルがドコモ回線のサービスを提供するのは奇妙ですが、「私たちは欲張りなので、もっと多くのお客様に使っていただきたい。そのためにマルチキャリアを推進する」と嘉戸彩乃社長は語ります。
●格安スマホ最速にチャレンジ
通信速度ではソフトバンク回線が優位に立ちます。ソフトバンク回線限定で「格安スマホ最速チャレンジ」を実施予定。通信速度を公開測定し、月に1度でも1Mbpsを下回った場合、ユーザー全員にデータ容量1GBをプレゼントするといいます。
嘉戸社長は「格安SIMで通信速度を重視するユーザーはソフトバンク回線を選ぶことになる」とコメントしています。
(追記)「格安スマホ最速」は、大手キャリア(KDDI)のサブブランドであるUQ mobileを除いた最速を目指すとしています。
その他、これまでの「カウントフリー」は「データフリー」へと名称変更。ソフトバンク回線では「データフリー」のうち、現時点では使い放題機能のみを適用します。この場合、データフリーの対象サービスでもデータ通信量はカウントされるものの、データ容量を使い切った後でも、対象サービスにおいては通信速度制限なく利用できます。
また、LINEモバイルで音声通話SIMを契約&利用開始すると、月額基本利用料が6か月間で900円引きとなる「スマホ代 月300円キャンペーン」を8月31日まで提供します。