作詞:田島稔之
作曲:田島稔之
編曲:THE ARIA-KHAN
※破り捨てた地図 ボロボロの靴
もう壊れかけたコンパスと
思い出を今、詰め込んで
僕は行かねばならない
※繰り返し
どこまでも続くような気がしてた
線路の上を走ってきた
この列車に僕は、もう少し
揺られていたかった
出発のベルが鳴り出す
また列車は走り出す
見送る僕はホームで
置いてきた歌を口ずさむ
夢列車 遠ざかる
夢列車 さようなら
ポケットの中 くるくる回る
この壊れかけのコンパスは
まだ列車の行き先を示して
役には立たない
どこまでも続くことを祈った
ただ、ひたすらに揺られてきた
あの列車には、もう既に僕の
居場所は無かった
出発のベルが鳴り出す
慌てて僕は駆け出す
ギリギリで僕は飛び乗る
新しい列車に飛び乗る
夢列車 走り出す
夢列車 いつの日か
夢列車 さようなら
いつの日か いつかまた
夢列車 旅立とう
夢列車 さよなら
さようなら いつかまた
※繰り返し
〈lupinによる曲解説〉
どーも、ヴォーカルのlupinです。
この曲は、オレとしては思い出深い曲です。
前のバンド「チョップリフター」時代に作った最後の曲であり、「THE ARIA-KHAN」として最初に取り掛かった曲なのです。
「チョップリフター」では、この曲を演奏することはありませんでした。
なので、「THE ARIA-KHAN」では、基本的に「チョップリフター」時代の曲は封印するつもりでしたが、この曲は「THE ARIA-KHAN」なりの新解釈で再編曲し、使うことにしました。
この曲には、「自分の選んだ選択肢に終わりがきても、それは人生の終わりじゃない。今まで迷いつつも選んでこなかった別の選択肢があるはずだ。」、「今まで乗ってきた夢が終点を迎えてしまったら、そこからまた新しい夢に乗り換えよう。」等といったメッセージがギュウギュウ詰まっています(笑)
人生には、たぶん「ああ、もうこれで全て終わりだ」って思う瞬間が何度かあって。
でも実際は皮肉にも全てが終わることなんて無くって。
終わったことによって動き出す未来もやっぱりあるわけで。
「未来も夢も一つじゃない」ってのを分かるのは、きっととても大切だと思うわけで。
・・・うん、これ以上は長くなるからここらへんで(笑)
この曲の聞きどころは、ギターとベースのコンビネーションと歌詞!
列車の走るイメージが上手く表現できてると思います。
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