大手携帯キャリアでは無く、格安SIMでも無いY!mobile。
その料金プランは、独自路線を進み、
今では、格安SIMでもYモバイルの類似プランが登場するほど。
→下手な格安SIMよりもY!mobile(ワイモバイル)をオススメする理由。
ワイモバイルはソフトバンクの子会社。
格安な料金の為、格安SIMと比較されがちですが、
MVNOというわけでも無いので、格安SIMでも無い。
大手携帯キャリアでも無く、格安SIMでも無いなら、
その中間・・・っていうワケでも無い。
大手携帯キャリアよりも、ワイモバイルは優れていますから。
目次 [非表示]
ワイモバイルと携帯キャリア「ソフトバンク」の違い。
大手携帯キャリアは、一律に同じ料金&サービス。
ソフトバンク≒ドコモ・auだと思ってますので。
大手携帯キャリアとワイモバイルのどちらを選ぶか?
見極めるために、主にソフトバンクと比較します。
ソフトバンク回線とワイモバイル回線の違い。
前提として、現在ワイモバイルは、
ソフトバンクのグループ会社では無くなっており、
ソフトバンク株式会社へ吸収合併されてます。
ワイモバイルで利用する回線も、
旧イー・モバイル&旧ウィルコムの回線を利用しつつ、
ソフトバンク通信網の回線を併用している状況。
新規スマホ向けプランの回線は、
ソフトバンク回線をメインで利用しており、
対象エリアもソフトバンクと変わりません。
回線も今後はソフトバンクで統一されるって話。
ソフトバンク直営のY!mobileだという事。
大手携帯キャリアから借りているMVNOとは回線品質が異なり、
実際、格安SIMとは通信速度も全然違い、断然早い。
では、何故料金プランが違うのか?
ソフトバンクとの料金プランの違い。
ワイモバイルは、「通話」と「データ容量」がセットなので、
シンプルで分かりやすい料金プラン。
通話定額は10分かけ放題が含まれ、
24時間かけ放題は+1000円のオプション扱い。
基本的に、データ容量で料金が決まります。
Y!mobile (10分かけ放題) |
Y!mobile スーパーだれとでも定額 (24時間かけ放題) |
|
---|---|---|
スマホプランS データ容量1GB |
2980円 (初年度1980円) (2年間2GB) |
3980円 (初年度2980円) (2年間2GB) |
スマホプランM データ容量3GB |
3980円 (初年度2980円) (2年間6GB) |
4980円 (初年度3980円) (2年間2GB) |
スマホプランL データ容量7GB |
5980円 (初年度4980円) (2年間14GB) |
6980円 (初年度5980円) (2年間2GB) |
一方、ソフトバンクの料金プランは、
「基本プラン」「ウェブ使用量」「データ定額」が別となり、
分かり難いプランとなっている。
別になっているとはいえ、
「基本プラン+ウェブ使用量+データ定額」のセット契約は必須なので、
ワイモバイルに比べると、結果的に割高となってます。
ソフトバンクで加入必須の基本プラン
スマ放題 (24時間かけ放題) |
スマ放題ライト (5分かけ放題) |
|
---|---|---|
通話定額基本料 | 2700円 | 1,700円 |
ウェブ使用量 | 300円 | 300円 |
上記の基本プランだけでは、契約できないので、
Yモバイルに合わせてシンプル表記に修正する。
ソフトバンクの料金は、以下のような感じ。
基本プラン+データ定額パックの合計金額
スマ放題 (24時間かけ放題) |
スマ放題ライト (5分かけ放題) |
|
---|---|---|
データ定額ミニ 1GB (+2900円) |
5,900円 | 4,900円 |
データ定額ミニ 2GB (+3500円) |
6,500円 | ― |
データ定額 5GB (+5000円) |
8,000円 | 7,000円 |
ギガモンスター データ定額 20GB (+6000円) |
9,000円 | 8,000円 |
ウルトラギガモンスター データ定額 50GB (+7000円) |
10,000円 | 9,000円 |
ワイモバイル+1000円~2000円が、ソフトバンク料金の相場。
スマ放題ライトの場合、
「データ定額ミニ(2GB)」が利用不可能ってのも、いやらしい。
いずれにせよ高額なので、月額7000円~8000円って人も多いのではないしょうか?
大容量プランはソフトバンクにしか有りませんが、
スマ放題ライト(5分かけ放題)にするなら、
ワイモバイルの10分かけ放題の方がお得。
24時間かけ放題も、ワイモバイルなら+1000円で可能なので、
月間7GBのデータ通信量で足りるなら、
ワイモバイルの方が断然安く済みます。
ワイモバイルとソフトバンク「ワンキュッパ割」の違い。
ソフトバンクでもワンキュッパ割が登場。
ワイモバイルのワンキュッパと何が違うのか?
ソフトバンクのワンキュッパ料金の内訳は以下のような感じ。
月額通信料 | |
---|---|
スマ放題ライト (2年縛り自動更新) |
1700円 |
ウェブ使用量 | 300円 |
データ定額ミニ 1GB | 2,900円 |
ワンキュッパ割 | -2,457円 (2年目以降は-1457円) |
おうち割 光セット | -463円 |
合計 | 1,980円 (2年目以降は2980円) |
ワンキュッパ割は、おうち割光セット適応で1980円なので、
光回線が無ければ、2443円です。
しかも、初年度のみであり、データ定額ミニ1GBしか選べないので・・・
正直、ワイモバイルのSプランの方が格安。
初年度は月額1980円で容量も2GBと倍ですから。
また、ソフトバンクのワンキュッパ割は、
端末購入も必須なので、プラン変更では申込み不可能です。
ソフトバンク ワンキュッパ割の加入条件
- 新スーパーボーナスで対象機種を購入。
- 「スマ放題 or スマ放題ライト」+「データ定額ミニ 1GB」に加入。
- ご契約者の年齢が12歳以上であること。
新スーパーボーナスで対象機種を購入する必要が有る。
iPhone5以降の全てのiPhoneが対象・・・
というわけで、新型iPhoneが欲しい向けの格安プラン。
旧型iPhoneで良いなら、ワイモバイルのが良いわけですから。
ワイモバイルが携帯キャリア「ソフトバンク」に劣る点。
ワイモバイルでは無く、
敢えて高額なソフトバンクを選ぶ理由。
ワイモバイルとソフトバンクの分岐点は?
ワイモバイルには無いソフトバンクのメリット
- 端末が豊富。新型iPhoneも購入可能。
- 大容量プランが有る。
- 余ったデータ容量の繰り越しが可能。
- 「@softbank.ne.jp」「@i.softbank.jp」メールが使える。
- ヤフーショッピング・LOHACOでポイント10倍。
ソフトバンクのデメリット
- 月額料金が超高額。
- 大容量プランはテザリングが有料(5GBまで無料)
共通のデメリット
- 2年縛り自動更新。
- 制限後の速度は128kbps。
やはり、ワイモバイルの最大のメリットは月額料金の安さ。
同じ容量で比較すれば、断然ワイモバイルの方が安いです。
ソフトバンクとワイモバイルの料金プラン比較
SoftBank スマ放題ライト (5分かけ放題) |
SoftBank スマ放題 (24時間かけ放題) |
Y!mobile (10分かけ放題) |
Y!mobile (24時間かけ放題) |
|
---|---|---|---|---|
データ容量1GB | 4,900円 | 5,900円 | 2980円 (初年度1980) (2年間2GB) |
3980円 (初年度2980) (2年間2GB) |
データ容量2GB | 6,500円 | |||
データ容量3GB | 3980円 (初年度2980円) (2年間6GB) |
4980円 (初年度3980) (2年間2GB) |
||
データ容量5GB | 7,000円 | 8,000円 | ||
データ容量7GB | 5980円 (初年度4980円) (2年間14GB) |
6980円 (初年度5980) (2年間2GB) |
||
データ容量 20GB | 8,000円 | 9,000円 | ||
データ容量 50GB | 9,000円 | 10,000円 |
ワイモバイルにも、家族割は有るし、月間の容量シェアも可能。
ただ、大容量20GB以上のプランは無く、
端末もソフトバンクに比べると少ないです。
iPhoneも旧モデルしか選べません。
ただ、iPhoneはApple Storeで購入した方が安いから・・・
敢えてソフトバンクを選ぶ理由は、
大容量プランくらいでしょうか。
逆を言えば、月間7GBで足りるなら、
ソフトバンクより、だいぶ安く運用できてしまいます。
データ容量20GB以上も必要な人は稀ですからね。
ちなみに、2年縛りは一緒ですが、ソフトバンクには、
3年目以降に「いつ解約しても契約解除料が発生しない」という、
「2年契約(フリープラン)」も登場してます。
スマ放題 (24時間かけ放題) |
スマ放題ライト (5分かけ放題) |
|
---|---|---|
2年縛り自動更新 | 2700円 | 1700円 |
2年契約(フリープラン) | 3000円 | 2000円 |
2年契約未加入時 | 4200円 | 3200円 |
ただ、基本料金+300円となるので、2年契約の差額は+7200円。
2年後に自由になる為に、+300円を払い続けるなら、
解約時に違約金9500円を払った方が得かと。
ソフトバンクからワイモバイルへ移行する注意点。
月間7GBプランまでなら、
ソフトバンクよりも、ワイモバイルの方がお得。
という事で、移行する人も多いのですが、
移行するにあたり注意点も有りますので。
ソフトバンク→ワイモバイルMNPでワンキュッパ割が適応へ。
ソフトバンクから、ワイモバイルへ乗り換える場合、
新規申し込み&MNP特典は、受けられませんでしたが・・・
現在では、ソフトバンクからのMNPでも、
ワンキュッパ割引、データ容量2倍特典が受けられるようになってます。
初年度1980円、2年間2GBで運用可能。
他社へ持ってかれるよりは、自社で受け止める方向へ。
ソフトバンクのメールアドレスは引継ぎ不可能。
ソフトバンクからワイモバイルへ移行した場合、
ソフトバンクのメールアドレス使えなくなります。
ワイモバイルでは、
専用メールアドレス「 @ymobile.ne.jp」が新たに貰えますが、
今後、他社へMNPする事を考えて、
ワイモバイルのメールアドレスも使わない方が良いです。
Gメールや、iCloudメールを使いましょう。
ソフトバンクのスマートフォンは使えない。
ワイモバイルは、ソフトバンクの回線を使ってますが、
ソフトバンクのスマートフォンは使えません。
ソフトバンクのスマホを、ワイモバイルで使うには、
SIMロック解除が必要となります。
→iPhoneのSIMロック解除方法まとめ。ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、UQモバイルの解除条件。
SIMロック解除ができない端末なら、新しい端末購入も必須へ。
ちなみに、ソフトバンクのスマホが使えるのは、
ソフトバンク回線のMVNOくらい。
→ソフトバンク回線の格安SIM。SoftBank系MVNOのデメリット。
料金もワイモバイルに劣るので・・・格安とは言い難いけど。
格安SIMという選択も有るから。
ソフトバンクのSIMロック解除するなら、
より料金の安い、格安SIMでも使えるようになります。
わざわざワイモバイルを使う必要が有るのか?
通話定額が不要なら、格安SIMが断然安い。
月額料金が安いだけでなく、二年縛りからも解放されます。
→ドコモ回線でオススメの格安SIM。ドコモ系MVNOの違いについて。
ワイモバイルと格安SIMの違いは、
通話定額の有無と、それに伴う2年縛りの有無。
格安SIMでもワイモバイルのような、
通話定額プランが出てますが、ワイモバイルの方が優れてます。
→下手な格安SIMよりもY!mobile(ワイモバイル)をオススメする理由。
全国各地にY!mobileの店舗も有るから、
サポートといった面でも、ワイモバイルのが優秀かと。
通話はLINEでしかしない人、自分からは電話を発番しない人。
間違い無く格安SIMの方が安上がり。
本当に大手携帯キャリアや、ワイモバイルが必要なのか?
→格安SIMへ移行するメリット・デメリット。大手携帯キャリア解約で不便となる点。
無制限にかけ放題したいなら、ワイモバイルが最安ですけどね。
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