不幸にも、「あー事故ってしまった」って時もあるかと思います。
幸運にも車両保険に入っていれば程度によっては修理もしくは全損の保険金で対応することができますが、問題は任意保険の車両保険に入ってないない場合です。
損傷の程度がどうであれ、車両保険未加入の事故車を今後どうするかの選択は
- 修理して乗り続ける
- 修理して売却
- 下取りに出しての新車か中古車を購入
- 修理しないで廃車処理
が考えられますね。
今回は、事故車を少しでも高く買い取ってもらう方法について調査したことをまとめました。事故車をどうしようかと悩んでいる人は必見です。
事故車=「修復歴あり」というわけではない
事故車は「修復歴あり」と勘違いされがちですが、ちょっと違います。
修復歴ありの車両とは、
- フレーム(サイドメンバー)
- クロスメンバー
- インサイドパネル
- ピラー
- ダッシュパネル
- ルーフパネル
- フロア
- トランクフロア
画像出典元:日本自動車査定協会ホームページ:修復歴の考え方
上記1~8の骨格部分を修理または交換した車を「修復歴あり」の車両と言います。
「修復歴あり」の車両は、何かしらの事故にあった「事故車」になりますが、事故車はちょっとぶっけただけの軽度の事故車は「修復歴あり」になるとは限りらないのです。
この「修復歴あり」の車両は、「修復歴なし」の車両に比べ査定額が大きく下がります。
「修復歴あり」の車両は、査定額が大きく安くなるので中古車を購入する場合は価格が安くなるメリットもありますが、どの部分を修理して、それがきちんと修理されているかが問題になります。
事故に逢ってしまったら
事故にあってしまったら、警察や保険会社に連絡後、自走できなかったり、自走できても危険な状態なら事故車は整備工場やディラーなどにレッカーで運ばれ、
- 修理
- 廃車
- 下取り
選択になります。
レッカー移動は移動距離によって数万円つくこともあるので、任意保険にロードサービスが付帯されているものかJAFに加入(年会費4000円)しておいた方がいいと思います。
また事故を夜間に起こした場合は、整備工場やディラーは閉まっているので、通常いったん自宅へレッカー移動することになります。
翌日の自宅から整備工場やディラーへの移動はロードサービスの場合は有料になる場合が多いので注意が必要です。ちなみにJAF加入者は15キロまでなら無料でレッカー移動してくれます。
修理して乗り続ける
軽い事故なら修理という選択もできますね。しかし「修復歴あり」となるような事故で大きく損傷してしまった場合は、年式などの条件にもよりますが修理代よりも中古車を買った方が安くなるケースもありますので修理代の見積もりや中古車の価格を調べてみることをおすすめします。
修理して売却
査定額と修理代を天秤にかける必要がありますが、基本的には修理して売却はしない方がいい傾向にあります。
とくに軽い傷のような場合は売却する際に修理する必要ありません。軽い傷の場合は買取した中古車販売店が自社工場を持っていて格安で修理ができるため、査定前に自分で修理にだしても「修理代」ほど査定額がつかないためです。
修復歴はバレるのか?
ここで修理して売却という選択をした場合に修復歴を偽って報告すれば、修復歴がバレないのではと考えてしまうこともあるかと思います。
しかし車を査定する査定士は中古自動車査定士という資格を持っていて、きちんと技能講習と実技講習を受けて合格しているので修復歴はわかりますので、まず嘘は通用しません。ただあなたの心象が悪くなるだけです。
また軽度で修理がしっかりしていて修復歴の嘘がばれなくても、車両を引き取ったあとに車業者が参加できるオートオークションで発見されます。
いずれも虚偽に「修復歴」を申告した場合は、売却時の契約書をみれば書いてありますが、査定が無効になり、買取額から減額され返金を要求されます。
これは瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)という買主側を保護する法律になります。
そういうわけで査定士に修復歴の虚偽の申告は止めましょう。中古車を購入して「修復歴なし」を購入して事故を起こしてないならそのように伝えるべきです。
修復歴に関するトラブル
新車で購入していれば「修復歴」があるかないかはわかるはずですが、問題は中古車を購入して「修復歴あり」と知らない場合もあることです。
最近では中古車販売店が第三者期間であるJAA(日本自動車鑑定協会)が鑑定を行い鑑定証を発行している中古車もあるので数十年前のように走行距離や修復歴をごまかすケースは少ないが、中古車のすべてをJAAが鑑定しているわけでもないし、中にはひどい中古車販売店もあるのも事実です。
それにヤフオクなどの個人売買だと走行距離や修復歴をだまして取引されるケースもあるそうです。
そのような車を購入して、修復歴がないと思っていたのに、車を査定してもらった結果「修復歴あり」と判断されるトラブルもあるのが事実なのです。
というのは「修復歴あり」の車は査定額がかなり安くなるからです。
「修復歴なし」の中古車を購入して事故を起こしてない場合に「修復歴なし」と報告し買い取られたら、実際は「修復歴あり」の車で査定のやりなおしになり返金を要求されることもあります。
こうなると踏んだり蹴ったりです。やはり中古車購入もきちんとしたところから購入しておくべきというアドバイスしかできませんが、きちんとした中古車販売店なら保証してくれるケースもあるので契約書を見直しておきましょう。
車買取クレーム保証
「修復歴なし」の中古車を購入したけど、心配なら「車買取クレーム保証」に加入しておきましょう。
この保証は、仮にあとで「修復歴あり」判明した場合や買取後即故障で査定額が大きく減額されるようなケースでも保証に加入すれば買取店は減額などのクレームを一切言ってこない保証になります。
大手のガリバーは「クレームガード保証」、ビックモーターは「クレーム安心保障」というのがあります。
車買取クレーム保証は新車を購入して無事故や経過年数のが少ない車は加入する必要はありません。
しかし素性のわからない中古車を購入してしまった場合やディラーとの査定額の差が大きいなら加入しておいた方がいいですね。
下取りに出して新車か中古車を購入
下取りに出して、新車か中古車の購入することもあるかと思います。
一見、自走できないような事故車は買い手がいないと思われがちですが、実は購入してくれる自動車販売店はあります。
自走できないような事故車が買取されるのは、壊れた部分以外に部品として使えるものがあるからです。自走できない車を売却する場合は、一括査定が便利です。
それは自走できない車は自走できる車よりも買い手が少ない事ので1社ずつ問い合わせるのが面倒、競合することで査定額も上がることもあるからです。
また自走できる車でも年式や走行状態により査定額が0というケースもありますが、買取業者の中に0円以上の買取保証、還付金も受け取れ、廃車処理も無料という業者もありますのでそのような買取業者に査定してもらいましょう。
車を購入する場合は値引き枠があるので、下取り0の車でも値段を付けてくれるケースがありますので、一括査定と下取り査定の両方をしておく方が良いです。
修理しないで廃車処理
修理しないで廃車処理するケースもありますね。
しかし廃車処理をすれば税金は還付されますが、素人がするには手続きがかなり煩雑で結構大変です。
廃車処理を考えている方は一括査定をを利用するべきです。買取業者の中に0円以上の買取保証、還付金も受け取れ、廃車処理も無料という業者もありますので利用しましょう。
パーツに分けた方が良いか
カーナビ、ETC、オーディオなどの社外品は、自分で外せるのなら外しておいた方が良いでしょう。これらの部品はオークションで販売も可能ですし、次の車にも取り付けることが可能だからです。
しかしタイヤがないと引き取りが大変な為、社外品で価値のあるタイヤの場合は、手持ちの純正に品につけかえるか、それがなければ買取業者と事前に相談された方が良いかと思います。
というのはタイヤがないとクレーンなどの機材が必要になり、その部分が有料で高額になる可能性があるからです。
ただし、使用済自動車から(社外品以外の)再利用パーツを取り外すには、個人で外すにも「解体業」の許可を都道府県知事から受ける必要があります。違反するとリサイクル法違反になり以下の罰則規定を受けることになりますのでご注意ください。
(罰則)
自動車リサイクル法上は1年以下の懲役又は50万円以下の罰金、廃棄物処理法の許可を受けていない場合は、廃棄物処理法の無許可営業として5年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金となります。出典元:環境省 自動車リサイクル関連
まとめ
- 事故車=「修復歴あり」というわけではない
- 「修復歴あり」の車両とは、フレーム(サイドメンバー)、クロスメンバー、インサイドパネル、ピラー、ダッシュパネル、ルーフパネル、フロア、トランクフロアのいずれかを修復または交換した車両の事
- 「修復歴あり」の車両は査定額が大きく下がる。
- 事故車を修理して乗る場合、年式などの条件にもよるが修理代よりも中古車を買った方が安くなるケースもある
- 車の軽い傷の場合は、査定前に自分で修理にだしても「修理代」ほど査定額がつかないため修理しない方が良い。
- 虚偽に「修復歴」を申告した場合は、査定が無効になり、買取額から減額され返金を要求される瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)という買主側を保護する法律がある。
- 売る車が新車から購入したのではなく、素性のわからない中古車なら「車買取クレーム保証」に加入した方がよい
- 自走できないような事故車は買い手がいないと思われがちですが、実は購入してくれる自動車販売店はある。
- 自走できないような事故車は自走できる車よりも買い手が少ない事ので1社ずつ問い合わせるのが面倒、競合することで査定額も上がるので一括査定が便利で楽。
- 車を購入する場合は値引き枠があるので、下取り0の車でも値段を付けてくれるケースがあるので、一括査定と下取り査定の両方をしておく方がよい。
- 廃車処理は自分でするのは難しいので買取業者の中に0円以上の買取保証、還付金も受け取れ、廃車処理も無料という業者もあるのでで利用すべき。
- カーナビなど社外品は、自分で外せるのなら再利用やオークションで販売で現金になるので外した方がいい
- 使用済自動車から(社外品以外の)再利用パーツを取り外すには、個人で外すにも「解体業」の許可を都道府県知事から受ける必要があり、違反するとリサイクル法の罰則規定がある。
事故車を少しでも高く買い取ってもらう方法はいかがでしたか?
修理代と修理しない場合の査定額を天秤にかける必要はりますが、ディラーの査定と自走できない車でも買取してくれる業者はあるので一括査定をされることをおすすめします。