「インディ・ジョーンズ」シリーズ第5弾の公開日が、また延期されるようだ。
スティーブン・スピルバーグとハリソン・フォードが再びタッグを組む予定の同続編は、もともと2019年7月に公開予定だったものの、その後2020年7月に公開日が変更となっていた。しかし、脚本の執筆作業にはまだまだ時間がかかるようで、そこからさらに公開時期が延びることになるという。
ハリウッド・レポーターによると、当初はデヴィッド・コープが脚本を担当していたが、「ユー・シュッド・ハブ・レフト」の監督業が控えており、続編に携わることが困難になったそうで、「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」で脚本を担当したローレンス・カスダンの息子ジョナサンが脚本担当を引き継ぐという。
ディズニーはまだ、第5作の新しい公開日を発表していない。
一方で、2008年のシリーズ第4弾「クリスタル・スカルの王国」でシャイア・ラブーフが演じたインディの息子マットが新しい脚本で再登場するかどうかは不明だが、コープは以前続編の脚本には同役が登場しないとしていた。
「ハリソン・フォードが今回もインディアナ・ジョーンズを演じるよ。それは確実に言えることだね。でもシャイアのキャラクターは今回登場しないよ」
「インディ・ジョーンズ」シリーズは、架空の考古学者インディアナ・ジョーンズが聖櫃を巡って冒険を繰り広げる1981年の第1作目「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」から始まったが、2008年公開の「クリスタル・スカルの王国」では、エイリアンが登場するなどしてこれまでの聖書に関連する作品とは違った趣であったためか、多くのファンの期待を裏切る結果となっていた。