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会議センター4F |
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- 樋口克彦
- 福岡県開業
[PROFILE]
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1996年 松本歯科大学卒業
2006年 ひぐち歯科クリニック開業
日本顎咬合学会認定医
日本歯周病学会
日本包括歯科臨床学会
北九州歯学研究会会員
JACD会員
日本審美歯科協会会員
上田塾会員
SALDO(Scientific Academy of Logical Dentistry by Omura’s Methods)メンバー
コンポジットレジン修復に取り組んで
[講演内容]
コンポジットレジン修復は、小さな充填から歯牙の形態を作るような充填までさまざまな使い方がある。充填部位が大きくなればなるほど、色調の問題、形態の問題から、難易度は増していく。また、即日に充填を完了させるので、時間的な制限も難易度を上げる原因の一つであると考えている。同じマテリアルを用いても、誰しも良好な結果を出せるわけではなく、術者の手技などによって結果が大きく左右されるため、当院では試行錯誤しているのが現状である。
コンポジットレジン修復の成功の鍵は、接着、色調、形態、充填と考えているが、その中で形態の付与、色調の選択は術者の手技や経験によって左右される。患者の審美的な要求を満たすためには、色調はもちろんのこと、修復する隣在歯の形態も考慮しなくてはならない。
今回は、私が取り組んでいる形態を考慮したコンポジットレジン修復への取り組みを紹介したい。