あの「FAIRY TAIL」の真島ヒロ先生の新連載が週刊少年マガジンでスタート
時の流れはあっという間と言いますが、週刊少年マガジン(講談社)で連載されていた真島ヒロ先生(以下敬称略)の大ヒットマンガ「FAIRY TAIL(ふぇありーている)」の連載が終了したのは昨年(2018年)の7月でした。
11年にわたる大人気マンガの連載終了ということで感慨深いものもありましたが、あれから約1年、真島ヒロ先生の最新作が早くもマガジンに帰ってきました。
新作の名は「EDENS ZERO(えでんず ぜろ)」という作品なのですが、この前連載が終わったと思っていたらいつの間にか一年経っており、おっさんの時間経過の速さにはビックリしてしまいますが、この作品の感想と展望について書いてみたいと思います。
なお若干ネタバレを含みますので、これからガッツリ読もうと思う方はサラッと流し読みしてください。
(画像引用:真島ヒロ公式Twitterアカウントより)
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「EDENS ZERO」とは
「RAVE」、「FAIRY TAIL」(いずれも週刊少年マガジンで掲載)などのヒット作で知られる真島ヒロによる作品となります。
これらの作品と同じく週刊少年マガジンの第30号(2018年6月27日発売号)にて連載がスタートしました。
あらすじ
とある世界、”アオネコch”という動画配信サイトに動画を投稿しているレベッカという少女としゃべる猫のハッピーはテーマパーク「グランベル」を訪れますが、100年ぶりの来場者ということで大歓迎を受けます。
そこで彼女たちが森の中でロボットの猫を倒すというアトラクションを楽しんでいると、突然シキという少年が現れます。
不思議なことに彼はこの島唯一の人間であり、人間を見たのが初めてだそうで、友達になってほしいと懇願してきますが、当然怪しいため断って待機所に戻ります。
戻ってみるとそのシキがいるわけですが、彼の話によるとテーマパークのロボットたちとはすべて友達のようで、彼がすべてのロボットを修理していることを知ります。
その後、久々の来場者ということでテーマパークをあげての宴が始まるのですが、そこのロボットからレベッカはさらに、シキがかつてこの島の魔王が連れてきた子供であり、大変かわいがられていたことを知ります。
宴の中先に寝てしまい、寝ているすきにレベッカに伸び切った髪を切られてしまったシキですが目を覚ますとレベッカだけでなく、友達のロボットたちもいません。
そこでレベッカたちを探すシキですが、広場に行くとレベッカとハッピーは大歓迎していたはずのロボットたちに縛られており、友達であるロボット達はシキに対して突然”人間は敵”だと言い始め、彼らの変貌に驚き問い詰めますが、あの優しかった彼らの姿が一夜にして変わってしまって・・・
というのが第一話のお話です(一応このあとも話は膨らみます)。
感想
予想された主人公の名前はアキではなくシキ
さていよいよ始まりましたね真島ヒロ先生の「EDENS ZERO」ですが、まず気になった主人公の名前はシキ(=グランベル)でした。
「RAVE」、「FAIRY TAIL」の主人公がハル(=グローリー)、ナツ(=ドラグニル)と来ていたのファンの間では次作ではアキではないかと予想されていましたが、フユも飛び越してのシキでしたが、予想は外れたもののやっぱり季節がらみだったということで少しニヤリとさせられてしまいましたね。
このへんの遊び心には楽しませてもらえますが、もしかしたら真島先生このあたりの仕掛けは色々なところに張っている可能性はありますね。
僕はあまり作品ごとにガッツリと読み込むタイプではないので、そういうまとめサイトがあればまた調べてみたいと思いますし興味はありますね。
猫のハッピーが再登板
そして気になったのは猫のハッピーがまたまた登場してきましたね。
前作「FAIRY TAIL」ではナツの相棒の魔法猫?という特殊な立ち位置で登板機会の多かった彼ですが、最初見たときは
”あれ、これフェアリーテイルの続編?”
と一瞬思ってしまいましたが、どうやら世界観も竜と魔法の世界とは若干違うので、別物ではあるようです。
ただ真島先生の場合、前作のキャラクターはリキャストして入れ込んでくるので「RAVE」や「FAIRY TAIL」の登場キャラクターもどこかでモブ的に出てくる可能性は十分ありますが、どうしても前作の印象が強すぎるので早く世界観の確立と、読むほうは違う作品として慣れていくことが必要ですね。
分かってはいるものの、呼んでいると何となく「FAIRY TAIL」に感じてしまうんですよね(笑)。
初回はいいお話も、今後は少し不安
肝心の中身に関して何ですが、初回はいいお話でしたね。読み切りとしても通用するほど、十分のクオリティや起承転結がよくきいているように感じました。
ただ、これが連載作品となると若干不安を覚える内容だったように感じます。
まだ読んでいない人もいるので詳しいネタバレは避けたいのですが、お話としては前作と同じくファンタジックな内容なのは間違いなさそうなものの、前作が王道の魔法ファンタジーマンガとしてほぼ完ぺきに成立していただけに、真新しさみたいなものが何となく感じられませんでした。
これはおそらくキャラクターの既視感があるのも大きなところなんでしょうが、新しくどんな物語が展開するのかというドキドキ感が一話目のストーリーとしてはちょっと弱かったんですよね。
まぁ、初回に関してはきれいに終わらせ過ぎたのが原因でもあるんでしょうが、次回以降のお話の展開もどうやらジャンプの某大人気海賊マンガに少し近いような匂わせかたもしていましたし、主人公の特殊能力も
”あれ、どこかで見たような・・・”
という感じのものでしたし、不安を覚えた方も多かったのではないのでしょうか。
まとめ
最後に、まぁ不安とは書きましたがまだ一回目が終わったばかりです。
これからどうお話が発展するか全く見えないので、僕が勝手に不安に思っただけではありますが、一回目はさすが真島先生というような、読ませる内容で満足感はタップリでした。
かつての週刊少年マガジンのエースが果たしてどういったマンガを見せてくれるのかしばらくは注目ですね。