〇JCサービスの太陽光発電ビジネスを分析(別角度から)
下記の記事で、改正FIT法を解説し、
太陽光発電開発案件を分析しました。
グリーンインフラレンディングを分析(JCサービスの太陽光発電)
今回は、別の角度・・・同業者の有価証券報告書から分析してみます。
レノバ(SC9519) の有価証券報告書から分析
〇レノバのビジネス
レノバのビジネスは二つ。
1)再生可能エネルギー発電(売電)
2)再生可能エネルギーの開発、運営
再生可能エネルギーの主力は太陽光発電。
最近はバイオマスに力を入れ始めた。
資料1 バイオマス発電事業の普及促進策について
JCサービスと非常によく似た会社です。
〇レノバの太陽光発電開発を分析
グリフラのファンドは、開発案件ですので、
有価証券報告書から「2)再生可能エネルギーの開発・運営」の売上と利益を見ていきます。
2017年5月期 有価証券報告書
売上高:2,600百万円(年間)
利益 :1,418百万円(年間)
2018年5月期 第2四半期報告書
売上高:2,066百万円(6~11月)
利益 :1,418百万円(6~11月)
※この利益には 借入金の利息支払いは含まれていません。
実際の利益は 利息支払い分少なくなります。
しかし、すごいの一言です。
太陽光発電の開発ってどんだけ儲かるんだよ!って思いませんか?
これだけ儲かりますと、資金はいくらでも欲しくなりますね。
当然 レノバは多額の資金を調達しています。
貸借対照表を見ると、
借入金が 半年で+88億円。
負債総額は 500億を超えています。
※JCサービスの負債総額は 約160億 です。下記の記事を参照願います。
JCサービスの財務発表(グリーンインフラレンディングの親会社)
レノバを分析したまとめ
・太陽光発電の開発は超儲かる。
・資金があればあるだけ儲かる。
次は、バイオマス発電の分析も記事にしたいなぁ。
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タグ:ソーシャルレンディング