【格闘技】岩佐、奄美大島キャンプで心身充実 8月16日のV2戦へ鍛える2018年6月30日 紙面から
ボクシングのIBFスーパーバンタム級王者・岩佐亮佑(28)=セレス=が29日、鹿児島県奄美市で行っているフィジカル強化合宿を公開。同市名瀬運動公園陸上競技場でインターバルダッシュ、ハードルジャンプなどを行い、心肺能力や瞬発力を鍛えて8月16日のV2戦(東京・後楽園ホール)に備えた。 「25日から1日もオフを取らず練習している。疲れはヤバいけど、そのぶん充実した練習ができてます」と岩佐。奄美大島キャンプは昨年12月に続いて2度目。ジムの後援者から紹介された縁で、奄美市スポーツ推進課から練習場の提供や送迎などのバックアップを受ける。この日はコミュニティーFMにも出演、島民からも奄美ゆかりの王者と認知されはじめた。 「ロードワーク中に声をかけられたり、次の試合は絶対応援に行くと言ってもらえたり。うれしいですね」と、岩佐は目を細めた。この時期の奄美は暑く合宿初日は脱水症状にもなりかけたが、それでも練習メニューは削らずに乗り越えた。岩佐は「第2のホーム」で肉体的にも精神的にも鍛え上げて8・16のリングに上がる。(藤本敏和)
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