居候社長の起業奮闘日記~仮想通貨で起業してみた

これは、仮想通貨を世に広めたくて起業してしまった26歳社長が奮闘するノンフィクションの日記です。Bitforward online というサイトを運営しています

仮想通貨YUKIを作った高木社長ってどんな人?その素顔に迫ってみた

 

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どうも福田です。

 

YUKIをご存知でしょうか?

2018年7月に海外取引所への上場を控えていて、北海道発の地域・社会支援系仮想通貨プロジェクトです。

 

元々YUKIの代表が僕と同じく北大出身ということで、今回インタビューをさせて頂く機会を頂けました。

 

実際にインタビューさせて頂くとYUKIが面白いと思ったのは勿論ですが、YUKIプロジェクトを発案した高木社長は、何倍も面白い方でした!!

 

今回は、YUKIの運営会社でもある株式会社Currency Design 代表取締役 高木達馬氏のYUKIが誕生するまでの裏側に迫りました。

 

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福田 今回はよろしくお願い致します。

  

高木 よろしくお願いします。

メディアに顔を出すことが初めてなので、ちょっと緊張しますね笑笑

 

福田 すぐ慣れますよ!!

これからは高木社長が広告棟になってYUKIをどんどん宣伝していってほしいので

その1回目になれたことは本当に嬉しいです笑笑

 

高木 今回はYUKIのご説明の前に、どうしてYUKIを発足するに至ったのか僕のルーツからお話しさせて頂ければと思います。

 

僕は元々、兵庫県の明石で育ちました。昔からいろんなことに興味を持つ性格で、いろいろ手を出してから、その中で続いたことを徹底的に極めるタイプでした。

 

高木 その中で僕タコがすごく好きで、タコ検定というのを受けてみようと思ったんです。これには筆記試験と実技もあって、かなり難易度が高い試験なんです。

 

実技だと味覚試験や視覚試験(天然か養殖の見分け方)とか、審査項目が多岐に渡るんです。

 

福田 かなりマニアック笑笑

 

高木 このタコ検定を僕は達人編まで取得しました。

達人編まで取得すると「タコマスター」と名乗ることができるようになるんです。僕はこれに最年少合格して、新聞などに取り上げて頂いたんです。

 

福田 全国に何人くらいタコマスターは、いらっしゃるんですか?

 

高木 20人くらいですかね……狭き門です!!

それでありがたいことに僕16歳の時にタコマスターの会長をさせて頂いてました。これが当時の写真です。

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 福田 めっちゃ面白いですね!!

 

高木 その後は、明石高専から北海道大学に編入しました。

 

福田 高専出身の人は優秀なんですよね~

 

高木 世界の水質問題を解決したくて、その研究をするためにも北大への編入を決めたんです。

 

発展途上国の水の問題を解決する為に、実際に現地を見ないと始まらないと思って、8カ月かけて世界の発展途上国を歩き周りました。

 

福田 かなりアクティブ!!

 

高木 これが、その時の写真です。上からエジプト南部 インドガンジス川、ラオス(物々交換)

 

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 (エジプト南部)

 

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 (インドガンジス川)

 

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(ラオスの物々交換)

 

高木 実はこの時に気づいてしまったことがありまして、スーダンみたいな発展途上国ではナイル川の水をそのまま飲むんです。

 

全く濾過していない茶色い水を特に違和感なく飲んでしまうわけですよ…..

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福田 え、それでお腹壊さないのですか?

 

高木 僕も絶対お腹壊すと思って2週間くらい飲んでみましたけど、意外と大丈夫なんです。それよりも氷の方が重視されていました。

 

スーダンは物凄く気温の高い国なので「冷たい水」の方がずっと大事だったんです。

 

そのことを現地に行ったことで知れて、もしかしたら僕のやろうとしていることは現地ではあまり必要とされてなかったのではないかと思うようになったんです。

 

高木 世界周った後日本に戻ってきました。そこからは、暫く研究に勤しむ日が続きます。

 

福田 まだ、仮想通貨とは出会われないんですね。

 

高木 仮想通貨と出会ったのは2017年の7月頃からでした。

この頃は仮想通貨の仕組みがすごく面白くて、ホワイトペーパーを読み漁りました。

英語のものもあったのですが、200~300くらいのコインは読みました。

 

福田 かなり大変だったでしょ?

 

高木 論文を英語で読んでたのもあって、そんなに苦はしなかったですね。

 

その中で仮想通貨を自分たちで発行できるということを知ったので、おぼろげに仮想通貨を発行しようと思っていました。

 

福田 僕も同じく2017年7月から仮想通貨をやり始めたんですが、発行しようという発想にはならなかったですね。f:id:bitforward2018:20180630171026j:plain

 高木 その過程で2017年の11月頃に実際に仮想通貨を買ってみました。

そのころから、コミュニティが運営に生かされるコインに興味を持つようになったんです。

自分たちも仮想通貨を使って温かいコミュニティを作れれば良いなと思いました。

 

そして、2018年1月それがHUC(北大コイン)をリリースしました。当時Waves上でトークンを発行すると言うこと自体が目新しくて、ほとんど行われていなかったんです。

 

学生がなんか面白いことを始めたということで、HUCを出した時に面白いと思って集まってくれる仲間が徐々に集まったんです。そこから地域・社会支援型仮想通貨「札幌コイン」の構想を練り始めました。

 

福田 それが現在のYUKIプロジェクトに繋がるんですね。

 

高木 そこからはいろんなことがありましたが、「綿密な打ち合わせを重ねていますので概ね予定通りに進んでいます。」

 

4月には一度就職活動も経験しましたが、ベンチャーを数社受けてやっぱり自分は使われる人間より世の中に何か価値を提供していく側になりたいと思って、完全に就職活動も辞めました。

 

福田 それは、すごく分かります。

 

高木 そして2018年 6月8日に株式会社Currency Designを設立しました。

これは自分たちが新しく仮想通貨を発行する上でも、必ず運営全体で責任を負いたいという思いから立ち上げました。

この時に、北大も辞めてYUKIに完全にコミットすることを決めました。

 

福田 勝負に出ましたね。

 

高木 ホワイトペーパーを読んで頂けると、一跳びにきたように感じられるのですが、裏ではもの凄く細かい打ち合わせを経て概ね計算通り進めている形です。

 

そしてYUKIを応援して頂ける方のためにも、第一フェーズの海外取引所上場を達成させます。

 

今回高木社長にインタビューをさせて頂いて、「楽しい」「ワクワクすること」が行動の起点になっているように感じました。

 

また大胆な行動の中に、冷静な分析がありこれからのYUKIプロジェクトの実現可能性を大きく感じました。

 

 最後にYUKIの基本指針を伺いました。

1.まず先に運営が責任を負う

2.自分たちが実現可能だと思ったこと以外、発表しない

3.営利目的よりかは、NPOのように社会貢献したい

4.YUKIに入るだけで楽しいと思えるようなコミュニティを目指す

 

高木社長ありがとうございました。

 

公式ホームページ  https://www.yukicoin.jp/

公式ツイッター  https://twitter.com/yuki_ap_