宙組公演『天(そら)は赤い河のほとり』『シトラスの風-Sunrise-』初日舞台映像(ロング)
「毒を食らわば皿まで」ということわざがあるけれど、何かにのめり込んだらトコトン追求するのがわたしの性みたい。
いつもお越しいただく皆様のなかには、「最近びきさんアホすぎてついて行かれへん」と呆れている方もいらっしゃると思う。
でも、もう引き返せないところまで来てしまったんです。
過去記事にも記しましたとおり、わたしは筋金入りの宝塚ファンで、いままでに二人の男(役)と殉教した過去を持っています。
だれかに入れ上げると日常生活に支障をきたすので、特定のご贔屓を作らないよう自制心をもって、ここ数年「the 俯瞰」の姿勢を貫いてきました。
でももうダメ。
拙ブログに頻出する宙組の真風涼帆氏に、完全におちてしまったのです。
どんな殿方かって?
上の動画を観てください。
センターで、比類なき輝きを放っているのがその人です。
宝塚には、五色の沼があると言われています。
花組がピンク、月組が黄色、雪組が緑、星組が青、そして宙組が紫。
かつて二度ほど沼に引きずり込まれたわたしは、その怖さを知っています。
だから、ずっと気づかないふりをしていた。
彼(女)を愛しはじめていることを。
ひとりの人間が不可欠になればなるほど、それを失った時とりかえしがつかなくなる。
危険だとわかっている。
(「天は赤い河のほとり」十巻より)
原作漫画オトナ買いに引き続き、ブルーレイもポチりました。
二次元のカイル皇子と、三次元の真風涼帆がイリュージョンのように重なる。
もはやどこからが虚構で、どこからが現実かわからない。
彼(女)を愛しはじめたことを息子に打ち明けたら、
「キモ!」と言われました。
ご贔屓が退団して嘆くわたしに、「お母さん、元気だして。また好きな人できるよ」と慰めてくれた、優しい息子はもういない。
でも。
キモかろうが何かろうが、私は進む。あなたの元へ。
(主題歌「未来への旅路」より)
クールで都会的なルックス。
176センチという高身長。
コスチュームに負けない堂々たる風格。
歌ってよし、踊ってよし、お芝居よし。
三拍子揃った新世代スター。
真ん中に立つために生まれてきたひと。
それが真風涼帆。
ブルーレイを買いあぐねている方には、全力でおすすめしたい。
いますぐ、紫色の沼に飛び込まれんことを。
天は赤い河のほとり/シトラスの風 -Sunrise- (Blu-ray Disc)
- ジャンル: CD・DVD・楽器 > Blu-ray > 舞台 > 演劇
- ショップ: 宝塚歌劇グッズの専門店〜宝塚アン
- 価格: 10,800円
応援クリックいただけると励みになります❣️