月100万円の副収入を得る人も。 Amazon輸入転売で狙うべき“三種の神器”
「日本で買うのがアホらしくなるほどの割安商品が、アメリカのAmazonを探すと出品されています。これが今かなり熱い」
そう語るのは、IT企業に勤める林謙治さん(仮名・34歳)。わずかな時間で月に100万円という大きな副収入を得る強者だ。
「海外からの輸入転売には“三種の神器”があります。パソコン、SIMフリースマホ、タブレットです。例えばアメリカのAmazonだと日本で定価30万円以上するSurfaceがほぼ半額で買えるし、10万円するiPad Proが7万円で出品されることもあり、利ザヤが取りやすい。サイトを眺めるだけで楽しいです」
情報収集にはもちろん、コツがある。便利なのはツイッターだ。
「米Amazonではセールが頻繁に行われるのですが、なかでも『Gold Box』では日替わり、時間帯替わりで商品が50%オフになることもあります。基本、セール品は売り切れるのも早いので、公式アカウントをフォローしてセールの開催に目を光らせておくのがいい。目ぼしいものがあれば速攻買いです」
目利きさえ間違えなければ大きく利ザヤを抜ける転売術だが、在庫リスクの不安はつきまとう。それを軽減させる術はあるのか?
「SurfaceやiPadでしたら、秋葉原のパソコンショップに持ち込めば“引き分”にはなります。そこまでせずとも、『オークファン』というサイトで調べればそのアイテムがいくらで売買されているかの基準がわかる。例に出したSurface Bookなら22万、iPad Proなら8万6000円が相場ですから、通常40ドルほどかかる送料を含めて利ザヤが取れそうなら買い、と判断できます」
◆薄利多売なら中国系のECサイトも狙い目!
かくして、今や本業を上回るほどの副収入を得ている林さんだが、最近は中国にも手を出し始めた。
「アメリカのAmazonやeBayだけだとよい価格で仕入れられる機会はそこまで多くない。そこで最近は中国のタオバオとアリババでも買い付けをしています。最大の魅力は価格の安さで、消耗品を大量に輸入し、メルカリやヤフオクなどで売りまくる。主にiPhoneのアクセサリーや季節ものの服、あとは雑貨などですね」
例えば、メルカリで500円で売られているiPhoneケースは、アリババだと送料込みで41円という破格の安さだ。「やればやるほど儲かります」と林さんはほくそ笑む。
安く買って、高く売る。商売の大原則を忠実に実行することが、大きな果実をもたらすようだ。
― スゴい副収入BEST ―