リーグのポーランド戦は、すごい試合だった。
たぶん、誰もが「早く点とらなきゃ」と、思っていた時に日本は失点しないようにギャンブルに出た!
- 後半残り10分でセネガルが得点する確率。
- 後半残り10分で日本が同点になる確率。
- 点を取りに行ったところをポーランドがカウンターしていくる確率。
すべてを計算して、後半10分を敢えてまけたまま、時間稼ぎするカイジ以上のギャンブルに出たー!
そして、ギャンブル勝負に見事勝負する、というね。
日本が3戦目は主力温存して戦い、パス回しとは、そういう戦い方ができるようになったのは大きいと思う
目次[表示]
- パス回ししなくてW杯出場を逃した試合:ドーハの悲劇
- 批判者は本当にフェアプレーポイントを知っているのか?
- 「全力を尽くす」はリーグ戦とトーナメント戦では違う
- 海外からの批判を持ち出す批判者の反論
- 最後に決勝T楽しみだわー!
パス回ししなくてW杯出場を逃した試合:ドーハの悲劇
勝てばW杯出場がかかった試合。
日本はイラクに対し、2-1で勝ち越していた。
後半40分以降も追加点を狙って攻め続けた日本は、カウンターを受け、ロスタイムに失点。W杯出場を逃した。
批判者は「ドーハの悲劇」を本当に知っているのか?
この時の教訓は「なぜ後半最後、勝っていたにも関わらずパス回しの時間稼ぎをせず、カウンターのリスクを取って攻め続けたのか」だ。
敗因も知らずに「悲劇」と語ってもしょうがない。
この動画もググればどっかでアップされているんじゃなかろうか。
批判者は本当にフェアプレーポイントを知っているのか?
フェアプレーポイントの矛盾を指摘する人がいるが、イエローカード数で順位が決定する方式は「得失点差も得点も当該国同士の対決も同じだった場合、抽選で決めるのではなく、なるべくプレー内容の差から順位を決定できるようにしよう」ということで「イエローカード枚数」が判断基準になった経緯がある。
それを「フェアプレーポイント」と名づけただけのもの。
「全力を尽くす」はリーグ戦とトーナメント戦では違う
トーナメント戦は1回負ければそこで終わり。
だから、ただひたすらに勝ちを狙いに行く。
甲子園が「有望な若者の未来が」みたいな言葉をそっちのけでエースを連投させ酷使するのも、これが理由。負ければそこで終わりの勝負哲学がある。
リーグ戦は、負けてもそこで終わりじゃない分、違う哲学がある。
勝てない試合の場合、負け方が重要になってくる、というもの。
勝てなくても次に繋がる悪くない負け方。悪くても最悪でない負け方を選択する必要がある、という点。
スポーツのフェアプレー要素の一つ「全力を尽くす」はリーグ戦とトーナメント戦では違う意味になる
海外からの批判を持ち出す批判者の反論
こうなる盛んに国内メディアが、海外メディアを使って紹介する。ぶっちゃけ、お前らメディアなんだから自分の論説で批判しろよ、とかは思うが、そもそも批判している主なメディアの国を見ていると、こうも言いたくなる。
英BBCが~
お前さんとこの代表は3戦目のイングランドvsベルギーで前半からブーイングされてましたね。鮮やかな2位突破おめでとう!
フランスのメディアが~
お前さんのとこの代表は90分間の無気力試合。おめでとう、大会初0-0!
韓国のメディアが~
お前さんのとこの代表のファール数を数えたまえ!
最後に決勝T楽しみだわー!
決勝トーナメント出場国とFIFAランク
国 |
FIFA |
備考 |
ブラジル | 2 | |
ベルギー | 3 | |
ポルトガル | 4 | |
アルゼンチン | 5 | |
スイス | 6 | |
フランス | 7 | |
スペイン | 10 | |
デンマーク | 12 | |
イングランド | 12 | |
ウルグアイ | 14 | |
メキシコ | 15 | |
コロンビア | 16 | |
クロアチア | 20 | |
スウェーデン | 24 | |
日本 | 61 | |
ロシア | 70 | ※ 開催国 |
FIFAランクでいえば、ここに入り込めたのは、奇跡!!!
決勝トーナメントに進めた2010W杯の時も、終了後、当時Jリーガーだった岡崎・長友が海外行きを決めた。
海外メディアにも注目される決勝トーナメントに行く事は、今後の日本の未来にもかなりプラスになる!
と、いうことで決勝トーナメント、がんばれー!!
下記でも書いているけど、本当に最近のネット配信には感謝。ほとんどこれで見てる。ハイライトも見られるのはすばらしい。