“潜伏キリシタン”世界遺産登録が決定へ
新たな世界遺産が誕生する。長崎県と熊本県にある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産への登録が日本時間30日夕方にも正式決定される。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は日本に現存する最古の教会「大浦天主堂」や「天草の津集落」など、主に江戸時代、キリスト教が禁止される中、ひそかに信仰を続けた人々の歴史を物語るもの。
ユネスコ(=国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会が日本時間30日夕方にも登録するか審議する。
ユネスコの諮問機関は「世界遺産にふさわしい」と勧告していて、委員会は登録を決める見通し。国内で22件目の世界遺産が誕生する。