26年3ヶ月、お疲れ様でした・・・・・
6月29日に放送されたテレビ朝日のアニメ番組「クレヨンしんちゃん」は、降板が発表されている野原しんのすけ役の声優・矢島晶子さん(51)の最後の回(次回からは小林由美子さんに交代)。
矢島さん版のクレしん最後のエピソードは「いつものオラだゾ」というタイトルでした。
約30秒間の短いストーリーでしたが、ネットではこの話に「泣ける」「感動した」「感慨深い」などの声があがり、大きな話題になっています。
この日の番組では・・・・・
・いつもの通り「ほっほーい、クレヨンしんちゃん始まるゾ」という、しんのすけの挨拶で放送スタート
・いつもの通り、きゃりーぱみゅぱみゅさんの「キミに100パーセント」がオープニングに流れた
・「野原家プリンウォーズだゾ」「防衛隊の会議だゾ」という2話が放送された
・オープニング曲が次回から、ゆずさんの「マスカット」に変わると紹介された
・データ放送のゲーム「東西南北サンバDEオーレ!」が行われた
・その後「いつものオラだゾ」というタイトルが表示された
そのストーリーは・・・・・
しんのすけが「じゃ、今日も」と言ってトイレに入り、みさえが「ギャー!」といってしんのすけを捕まえようとして失敗。
みさえが、幼稚園のバスを「すいませんすいません!」と言いながら見送り、その後、しんのすけを自転車の後ろに乗せて幼稚園へダッシュ。
しんのすけは幼稚園で、風間くんの耳に「ふー」と息をふきかけ、風間くんに「やめろよ!」と怒られる。
家に帰ったしんのすけはチョコビを食べ、テレビでアクション仮面を見て「ワ~ハッハッハッハッ」と笑い、ケツだけ星人を両親とひまわりに見せて楽しんだ。
最後は、しんのすけが「あー、オラ毎日楽しい」と発言した。
この「あー、オラ毎日楽しい」が、矢島さん版しんのすけ最後のセリフとなった。
参考動画
矢島晶子さんは新潟県出身。淑徳短大卒。所属はなくフリーだが、AIR AGENCYと業務提携をしている。1988年に声優デビュー。
1992年のアニメ「クレヨンしんちゃん」開始当初から「しんのすけ」役を務めてきた。ただ、アニメ初期は今のような特徴的な声ではなく、高い声だった。アニメ開始の翌年ごろから徐々に現在の特徴的な声になっていくとともにアニメの人気は高まったが、矢島さん本来の声とはかけ離れていった。
矢島さんは他に「ホーム・アローン」のケビンの吹き替え、「機動戦士ガンダム」のリリーナ・ドーリアンなどが知られる。
次回からしんのすけ役を務める小林由美子さんは千葉県出身。和洋女子大卒。「シスター・プリンセス」の衛、「電脳冒険記ウェブダイバー」の結城ケント、「デュエル・マスターズ」シリーズの切札勝舞など、「妖逆門」の多聞三志郎、「テニスの王子様」シリーズの壇太一、「焼きたて!!ジャぱん」の東和馬、「電脳コイル」のアキラ、「テイルズ オブ ジ アビス」のイオンなど、「鬼灯の冷徹」のシロといったキャラクターを演じてきた他、吹き替え声優としても活躍。
所属はフリー。2006年に結婚し、2011年、2017年にそれぞれ女児と男児を出産している。
ネットでは、そんな矢島晶子さん版のクレしん最終回が話題に。ネットの声を聞いてみましょう。
本当にお疲れ様でした・・・・・