Bruno Marsの24K Magic 歌詞もサウンドもアーバンに進化した第二のUptown Funk

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24K Magic (Bruno Mars)

Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)の新曲24K Magic(24カラット・マジック)が届いたので早速取り上げました。この曲の公開と同時に、4年ぶりとなるアルバムのリリースもアナウンスされました。リリースは2016年11月18日になる予定です。今から楽しみ過ぎます! 今回の新曲は、Uptown Funkをさらにアーバンに進化させたような曲調で、かなりノリノリごきげんなナンバーに仕上がっています。アルバムも期待できること間違いなしです。

この記事では24K Magicの歌詞や意味の解説と、歌詞に使われている英語表現やフレーズの解説をします。歌詞カードに付いてくる対訳はあくまでも一つの解釈です。英語の歌詞を英語で読み取って、あなただけの日本語訳や和訳をしてみてくださいね!

本サイトでは、批評・研究の目的での引用に留め、歌詞の全体像やその対訳・翻訳・和訳は、著作権や翻訳権の関係で載せていません。英語の歌詞についてはgenius.com>24K Magicをどうぞ。

歌詞全般について

歌詞はスラングが多用されているので、歌詞の意味を純粋に読み取るのは相当難儀です。ネイティブ的な感覚がなければ、歌詞の細かなニュアンスは味わうことが難しいでしょう。ひとつ分かるのは、この曲はBruno Marsからの「楽しもうぜ」というメッセージでいっぱいであるということ、それに尽きるでしょう。歌詞はgenius.comから転用していますが、他の歌詞サイトと食い違う部分もあるので、歌詞自体が間違っているということもありえます。そのことを踏まえて、以下をご覧ください。

英語の歌詞と和訳のヒント

I just want to take you higher

take A higherで「Aを高いところに連れて行く」ですが、ここでは「もっと君をハイにさせたい」という意味でしょう。

throw your hands up in the sky

手を空に向かって投げ出すとは、バンザイをするようポーズでしょうか。

let’s start this party off right

start A offで「Aを始める」の意。rightは、right awayやright nowと同義で、「すぐに」という意味になるでしょう。

players, put yo’ pinky rings up to the moon

playersはいわゆる「プレーイボーイ」と同じ意味と思われます。yo’ = your。pinky ringsで「小指の指輪」のこと。「月に向かって小指の指輪を掲げる」ポーズをするように呼びかけています。

what y’all trying to do?

y’all = you all。直訳すると、「みんな何をしようとしてるんだ?」となります。想像するに、「何してるんだ? もたもたしてないで、パーティーを楽しもうぜ!」という感じの意味ではないでしょうか?

24 karat magic in the air

in the airで「出来事が起こりそうで」という意味があるそうです。ここでは24カラットの魔法が起こりそうだ、ということ。24 karat goldとは、純度99.99%の金のこと。

head to toe soul player

head to toeで「頭からつま先まで」の意味。先ほどのplayersと同じplayerですが、soul(魂の)が付くことで、「根っからの」という意味合いになるでしょう。playerを「遊び人」と訳しているサイトがありますが、Bruno Marsのこの曲に関しては、ただの「遊び人」でなく、カッコいい「やり手」の人を指していることは間違いないでしょう!

look out

look outは「気をつけろ」という意味で、注意を喚起するフレーズ。「やけどするぜ?」的な発言でしょう。

pop pop

ワインなどのコルクを開ける時の音。パーティーにアルコールはつきもの!

guess who’s back again?

直訳すると「誰が戻ってきたか言い当てられるかい?」となります。「あいつがついに帰ってきたんだぜ!」という感じでしょう。

they don’t know? (go on tell ‘em)

「知らないって?」という感じ。’em = them。go on tell ‘emで「彼らにも伝えてくれ」という意味。Bruno Marsが帰ってきたんだ、みんなに知らせてくれよ、ということですね。

 I bet they know soon as we walk in

I betで「きっと…と思う」と和訳します。「俺たちが歩いて入ってきたらすぐに、彼らは(誰だか)分かると思うぜ」という感じに訳せそうです。

wearing cuban links, designer minks, inglewood’s finest shoes

この噂の彼が着用しているものが列挙されてます。キューバのリンクチェーン、デザイナーデザインのミンクの衣類、イングルウッドの高級シューズ。

whoop, whoop

「フーフー」という歓声。

don’t look too hard, might hurt ya’self

look hardで「まじまじと見る」の意。「あまりまじまじと見ない方がいい。目を痛めてしまうから」というセリフ。ya’self = yourself。それほどキラキラした装飾品を身につけていることでしょう。

known to give the color red the blues

「赤い色を青い色に変えてしまうことで知られている」という解釈が一般的でしょうか。bluesと複数形にすることで、青色でも濃淡様々な色に変えることができるというニュアンスを含んでいると思われます。

ooh shit

これは卑語ですが、Bruno Marsが歌うと超カッコいい!

I’m a dangerous man with some money in my pocket

「俺はポケットに金をもった危険な男だ」が直訳です。

so many pretty girls around me and they waking up the rocket

前半は「周りにいるたくさんのかわいい女の子ら」の意味。theyはその女の子たちを指します。they (are) waking up the rocket。これをあえて直訳すると、「彼女たちはそのロケットを目覚めさしている」となります。ここの歌詞はご想像にお任せします。pocketとrocketが韻を踏んでいますね。

why you mad?

why (are) you mad? 「なぜ怒ってるんだ?」の意味。これは前文の内容とつながりがありそうです。

fix ya face

「顔をなおす」=「そんな目で見るな」という意味合い。

ain’t my fault y’all be jocking

ain’t my faultで「俺のせいじゃない」という意味になります。y’all = you all。y’allは「女の子たち」を指していると思われます。jockは「恋をもてあそぶ」というような意味のフラングです。「俺に惚れちまっても、俺のせいじゃないぜ」的な表現かと思われます。

players only, come on

playersは先に出てきたものと同じですが、「いい女、いい男」だけが、このパーティーには参加が許されているようです。

second verse for the hustlas, gangstas

この歌の2番目は、hustlasやgangstasに捧げるということ。hustlasは「大金を稼ぐ人」を指すそうです。gangstasは「ギャング」のこと。

bad bitches and ya ugly ass friends (haha)

bitchesはいわゆる「ビッチ」のこと。ya = you。ugly ass = uglyの強意語と考えればよいようです。hahaと笑っているので、ビッチでもどんな奴らでも、この歌の2番目を捧げると歌っているのでしょう。

can I preach?

直訳すると「説教してもいい?」ということ。「ちょっと言わせてもらってもいいかい?」というような意味でしょう。

I gotta show ‘em how a pimp get it in

gotta = going to。pimpは辞書を引くと「売春斡旋業者」と出てきますが、Urban Dictionaryで調べた限りでは、「多くの女性をはべらせようないい男」のことを指しているように思います。「いい男がどうやってget it inするか教えてやらなければならない」となります。get it inはスラングで、ここに意味を書くのは自粛します。

take your sip, do your dip

take sipで「一口飲む」という意味。dipは「浸す」という意味がありますが、ここでは何のことを言っているか明示されていません。

spend your money like money ain’t shit

ain’t shitでnothingと同じような意味のようです。「お金を何でもないかのように(湯水のように)使え」というフレーズです。

we too fresh

we (are) too fresh。too freshは「イケてる」という意味合いでしょう。

got to blame in on Jesus

got toで「…しなければならない」の意味。「神様を責めなきゃならない」となります。いい男いい女じゃないんだったら、神様を責めるんだね、という意味??

hashtag blessed

blessed「恵まれている」というハッシュタグ。

they ain’t ready for me

「彼らは、俺(に会う)ための準備ができてない」という意味。それほど「俺」は凄すぎて、扱いきれないという意味合いです。

everywhere I go they be like (soul player ooh)

everywhere I goで「俺がどこに行っても」の意。they(‘ll) be like …は、「彼らはこんな風になる」という意味。soul players oohとは「あれがソウル・プレイヤーか」という「彼ら」が発する驚きの言葉を言っているのだと思われます。それ程「俺」はどこに行っても注目の的になると言いたいのでしょう。

watch me break it down like (24 karat music)

break it downはダンスの一種のようです。「俺が踊るところを見てくれ」という意味になるでしょうか。

what’s that sound?

「あのサウンドは何だ?」の意。

don’t fight the feeling, invite the feeling

このfightは「こらえる」という意味。「そのフィーリングをこらえないで、招き入れなよ」となります。

24K Magicライブバージョンも最高!

SNL(Saturday Night Live)での24K Magicのライブ映像が届きました。Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)のスゴイところは、ライブでスタジオ・テイク以上のパフォーマンスを見せてくれるところ。確かにスタジオ盤と比べると荒削りかもしれませんが、その分グルーブが増しに増しています。ダンスのキレにも注目して、お楽しみあれ!!

追記しておくと、この動画には入っていませんが、このパフォーマンスの後にChunkyという新曲も披露したようです。Youtubeで探せば音源と映像は見られると思います。