【W杯】“西野戦術”あり?なし?政界や海外メディアで賛否両論

プライムニュース デイズ
国内

  • “フェアプレーポイントの差”で日本が決勝トーナメント進出
  • ポーランド戦で日本の“時間稼ぎ”ともいえる戦術に賛否両論
  • 海外メディアからは好意的な報道の一方、批判も相次ぐ

W杯で史上初…日本が恩恵

イエローカードの差で救われる形となった日本だが、最後の約10分の“時間稼ぎ”ともいえる戦術には賛否両論の声が上がっている。

「西野戦術」をどうみるべきか、フォーカスする。

決勝トーナメント進出を決めた日本代表。
今回のワールドカップから導入されたフェアプレーポイントの差で決勝トーナメント進出が決まったのは初のケースになった。

一方、日本の時間稼ぎの戦術には意見が分かれている。

日本の戦い方に賛否両論

街で話を聞くと、「攻めて2点目とられるよりはあれでよかった」「進出したことは良かったがパス回しで逃げている感があって残念」と意見が分かれる。

さらに、賛否の声は政界からも…

斎藤農水相は、「ああいう戦術をとることは逃げているようでリスクもとっている。批判もあると思うがやるべきことはやったかな」と好意的。

一方、安倍総理はけさの閣議の前に麻生副総理らと「あんなに長く時間を潰すとは思わなかった。あれじゃ観客怒るよ」などと話していたという。

海外メディアからは好意的な報道の一方、批判も相次ぐ

また、海外の反応は、好意的な報道もある一方で、韓国メディアは「幼稚でアンフェア」「今まで粘り強く戦ってきた日本がこういうことをしたのは非常に残念」などと批判。

イギリスメディアも、試合は「バカげた形で終わった」などと報じている。

波紋を呼んでいる“西野戦術”だが、フジテレビサッカー解説の永島昭浩さんはどうみたのか?

永島昭浩
限られた時間の中で勝負どころの残り10分。グループリーグを突破するには何が一番良いのか。その中で他力を選んだという決断は西野さんすごいなと思いました

と監督の判断を評価した。

フジテレビサッカー解説・永島昭浩さん

(「プライムニュース デイズ」 6月29日放送分より)

2018FIFAワールドカップの他の記事