マルちゃん やきそば弁当 塩バター風味@東洋水産


どうも、taka :aです。

スター・ウォーズのスピンオフ作品「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の公開を記念し、Hulu(フールー)という動画配信サイトで過去の映画6作品が期間限定で一挙配信されているので、‎もっぱら仕事中のBGMはスター・ウォーズなんですけど(はい?w)、いやぁ‥アレですね、おかげで作業が進まないw ←嬉しそうw

かっこいいですよね、スター・ウォーズ。ライトセーバーの効果音なんぞを聴きながらノリノリでパソコンに向かって作業していたら、いつの間にか視界の中心にはジャバ・ザ‥ハッ!いかんいかん!みたいな。でも、実はフォースの覚醒(エピソード7)以降は観ていません。

腰を据えてみたいので、丸一日潰すくらいの気概で観たいんですよねー、などと思っていたらタイミングががが‥スピンオフの「ハン・ソロ」も気になるなー。でも彼といえばハリソン・フォードのイメージが強く、かなりコアなファンも多いので、オールデン・エアエンライクのプレッシャーは計り知れませんよね‥あ、はい、本題に入ります。※すいません

北海道命名150年記念商品!

本日の一杯は、2018年5月21日(月)北海道地区限定発売、東洋水産マルちゃん やきそば弁当 塩バター風味」のレビューです。

地元北海道では “やき弁” の愛称で親しまれ、道民のソウルフードとして根強い人気を誇っている東洋水産の「やきそば弁当」ですが、私の住む近畿地方の田舎では物産展などのイベントに運よく遭遇しなければ滅多に見かけることはありません。それに、物産展が開催されていたとしてもノーマルの「やきそば弁当」と稀に「たらこ味バター風味」は見かけますが(それでも年に2、3回w)、こういった期間・数量限定のフレーバーは基本的に入手が困難です。しかし、以前にブログで紹介したセコマの「山わさび塩焼そば」を贈ってくれた、当ブログの北海道特派員(?)に提供していただき、今回の記事を作成することに相成りました。

先にも触れたように、「やきそば弁当」の販路は基本的に北海道地区限定となります。今回の新作は、2018年に北海道が命名150年を迎えることを記念して制作されました。じゃがいも入りの塩バター風味ということで、たしかに漠然と(あくまでもイメージですが)北海道らしい組み合わせと言えますよね。定番の湯戻しで作るスープには、ソースとの相性を考慮してコンソメ味のスープを添付しているそうです。ずっと昔に食べた時、油揚げ麺の芳ばしい風味を纏った熱湯で作るスープにジャンクな魅力を感じたものですが、かれこれ十数年前の話になるので、今では普通にピュアな熱湯で作りたい私なんですけれどもw せっかくのブランドの持ち味ですから、湯切りの際に通常は廃棄する戻し湯を再利用してスープを調理してみます。

でも熱湯1分かぁ‥砕けた麺がスープに入ったら何か‥否、それも一興ですかね。キリッ


豚肉と野菜エキスの旨みを利かせた、ポテトとバターの風味が香る塩味のやきそば弁当。コンソメスープ付。

(東洋水産の製品情報より引用)



めん

1分で戻る、ソフトなやわらかさのある細麺。

(東洋水産のプレスリリースより引用)

『俺の塩』とは少し違います

熱湯1分の油揚げ麺だったので、「俺の塩」に使われている油揚げ麺かと思ったのですが、それよりも白っぽく、麺の下味も薄く感じました。でもって麺の質感にもハッキリとした差があり、良くも悪くも「俺の塩」は口腔内の水分を吸い取るというか、モサモサと喉に突っ掛かるような印象を受けることも稀ではないのですが、その分だけ歯切れの良さが魅力と言えます。しかし、こちらは対照的な面持ちで、やや麺のモタつきが気になったものの、しっとりとしていてモサモサしません。「俺の塩」と比較して、原材料から醤油がカットされていました。

これは思い出補正ありきの感想かもしれないので、話半分に聞き流していただいて結構なんですけれども、なんだか昔の「俺の塩」に使われていた油揚げ麺を思い出したんですよね。それこそ十数年前の記憶になりますが、今の麺ほどモサモサしてなくて、その代わりコシが弱くて頼りない麺だったんです。という記憶なんですけどw なんかノスタルジック‥

東洋水産らしく麺の原材料には精製ラードが使用されていること、また今回の液体ソースは意外とオイリーだったので、いくら細麺でも場合によってはクドさを感じてしまうかもしれません。しかし、「やきそば弁当」への愛があれば乗り越えられるはずです。とは言うものの、どっちかというと「俺の塩」から出た亜種製品っぽい雰囲気になっているのですがw

ソース

鶏と野菜の旨味を利かせた、塩味のソース。じゃがいもとバターの風味を加えています。

(東洋水産のプレスリリースより引用)

甘くてオイリーでジャンクw

東洋水産が製造するカップ麺の原材料名では、ソース・スープの項目が「添付調味料」とされているのですが、「ソース」と表記されているのは珍しいですね。と、それはさておき‥上記の写真を見ても分かるように油脂成分が多めに含まれ、原材料の含有量は植物油が最も多い配置に付いているのですが、動物系の油脂に近い重さを感じます。と言うのも、バターっぽい乳成分系の香りが添加されているので、そいつが地味にハードパンチャーなんですよねw

後述する香辛料(ふりかけ)のセコンドで何とか試合は成立しているのですが、加えて甘さも強いので、一見するとベビーフェイスなのに笑顔で強烈な左フックかましてきます。正直、じゃがいもの風味は特に目立っていませんでしたが、野菜エキス×砂糖+北海道のイメージで、どっちかというと野菜のイメージは‥モロコシw

塩バターというネーミングですが、それほど塩気は強く意識されていません。むしろ甘いw それもジャンクに甘ったるくて、私個人的には好きな味でした。不思議なことにソースの原材料には「バター」の文字も「乳」の文字も見られないので、「植物油」で一括りにされているのか、香料等を駆使してアレしているのか‥w バターともマーガリンとも違う感じで、言うなればファットスプレッドに近い立ち位置かもしれません。と、このように表現するとネガティブに聞こえるかもしれませんが、ぜんぜんそんなことないですよ。あまり大人向けの味とは言えませんが、カップ麺ならではのジャンクなテイストには強い魅力と需要を感じました。

かやく

キャベツ、ポテト、ふりかけ(黒胡椒等のスパイス)。戻し湯で作るコンソメスープ付。

(東洋水産のプレスリリースより引用)

皮付きポテトじゃなかっt‥え、コンソメ?w

具材


東洋水産のポテト具材には2種類あって、ひとつは私がカップ麺界ポテト部門で最強と評価している皮付きポテト、もうひとつは今回のカップ麺に入っている真っ白な四角いポテト。皮付きポテトは芳ばしい風味とホクホク感が魅力的な本物志向の具材なんですけれども、こちらはシャリシャリとした歯触りのポテトです。しかも今回は1分しかケアできないので、なおさらシャリッとポテトでした。もし例の大きな皮付きポテトだったら‥考えるのはヤメましょうw

キャベツは妙に香りがよかったんですけど、北海道限定のイメージに引っ張られただけかもしれません。いや、でも全国発売の東洋水産製カップ麺に使用されているキャベツと少し香りが違ったんですよね。気のせいかもしれませんがw だとしたら、とても嬉しい気のせいです。ただ、ひとつだけ太い芯の部分みたいなところがあって、もちろん1分で戻るはずもなく、噛んだら軽くバキッ‥と音を立てやがりまして軽く焦りましたw(歯がイッたのかと思って‥w)

スープ


常時発売品では基本的に「特製中華スープ付」ですが、「やきそば弁当 ちょい辛」と同じくコンソメスープとなっています。真横に並べて食べ比べたわけではありませんが、原材料は同じだったので、「ちょい辛」に付属しているスープと共通かもしれません。ちょっと塩気が強かったけど、ペッパー系の香辛料を中心としたスパイスがピリッと‥いや、これコンソメスープではないでしょうw むしろ系統はリケンの「わかめスープ」の軸に近かったので、無性に欲しくなりました、わかめ。たしかにチキンベースではあるものの、コンソメとは違うかなぁ‥でも、いい感じにコショーがピリッと効いていたので、スッキリとした味わいとコショーの清涼感が今回の甘くて重たいソースとベストマッチでした。セオリー通り油揚げ麺の戻り湯を使用しましたが、香辛料との兼ね合いか油臭さが酷く気になることはなかったです。

調理方法には「湯切り口から約150mlのもどし湯をコンソメスープの入ったカップに注ぎ、残ったお湯は捨てる」と書かれていたので、とりあえずデジタルスケールを持ち出して約150ml計測したんですけど(そもそも熱湯1分の調理中に約150mlを計測するシビアさよw)、これ素人が目測でバシッとキメるの難しくないですか?慣れなのかな‥意外と多いですね、150mlって。

写真では視認しづらいですが、麺の破片が1本だけ入ってます‥(小声)

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

どうもテイストのイメージ的に私は “じゃが” よりも “コーン” が先行してしまったのですが、もしかして前任の「焼とうきび風焦がし醤油味」に使っている野菜エキスを使用していたからなのかも?などと根拠のない憶測は話半分に聞き流していただいてですね‥それ以前に麺が細いので、どちらかというと「やきそば弁当」よりも「俺の塩」の亜種製品に近いイメージかもしれません。ただ、「俺の塩」とは麺の質感が違ったことや、何と言っても戻し湯で作るスープという独特のスタイルが他県の我々からするとレア感満載で、食べていて楽しかったです。

ちなみに全体の食塩相当量は5.3gと高めの数値になっているのですが、スープのナトリウムが0.9gなので、900mg×2.54÷1000=2.29g* つまりスープを飲まずに本体だけ食べると食塩相当量は3g程度とカップ焼そばにしては “比較的” 控えめな数値と言えるでしょう。

想像以上にオイルのパワーが強く、加えて甘さも強かったので、大人味覚の方にはジャンクすぎる味になるかもしれませんが、定番のラインナップでは感じられない、スポット商品ならではと思えるスナック的でジャンクな味わいには魅力を感じました。思いのほかオイリーだったけどw スパイシーなスープと香辛料のアクセントがあったので、なるほど全体的なバランスは計算されているなと。あまり北海道らしさは感じられませんでしたが、「やきそば弁当」に希少価値を感じている近畿地区の私としては付加価値も含めて限定感を楽しめました。北海道限定かつ数量限定品なのが惜しむらくところではあるものの、それも含めての魅力ですよね。

* ナトリウム(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)



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© Posted by taka :a
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Comment

  1. taka :a より:

    こちらのコメント欄は管理人の返信が追いつかないので、
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:)