Amazonは、ユーザーが「Fire」を単なるタブレットではなく本格的な「Alexa」対応デバイスとして、もっと正確に言えば、薄型の「Echo Show」として捉えてほしいようだ。
それを実現するのが「Show Mode」だ。Show Modeは、現行世代のタブレット「Fire HD 8」および「Fire HD 10」向けに無料のソフトウェアアップデートとして提供される。Echo Showと同様、この新たなモードは、Alexaからの音声による応答を全画面表示の視覚情報で補完してくれる。ユーザーはタブレットをタッチしなくても、話題のニュース、天気予報、カレンダー、カメラのフィードなどを表示するようAlexaに指示できる。
このソフトウェアアップデートは米国時間7月2日より配信が開始される予定だ。Amazonはさらに、現行世代のFire HD 8およびFire HD 10向けドッキングステーション「Show Mode Charging Dock」の提供も開始する。これにはマグネットでドックに吸着するカバーが付いており、斜めのスタンドにデバイスを立てかけて固定できる。
すでにスタンド一体型のケースを持っているユーザーは、Fire端末をShow Modeにするだけで、タブレットをEcho Showのように利用できる。
Show Mode Charging Dockがあれば、よりエレガントなShow体験を簡単に味わえる。ケースにはUSB充電ケーブルと電源アダプタが付属している。タブレットをドックにセットすることで充電できる。
Amazon Devices担当ゼネラルマネージャーのKevin Keith氏によると、タブレットをドックに長時間放置してもバッテリが損傷することはないという。また、ドックにはAlexaの聞き取る能力を高める追加のマイクは搭載されていない点も伝えておきたい。
Show Mode Charging Dockの価格はFire HD 8向けが39.99ドル(約4400円)、Fire HD 10向けが54.99ドル(約6100円)だが、Amazonは先行予約の特価としていずれも5ドル安い価格で提供している。出荷開始は7月12日の予定だ。
Fire HD 8とのセット価格は109.98ドル(約1万2000円)、Fire HD 10とのセット価格は189.98ドル(約2万1000円)。
Amazonはまた、新たに「Fire HD 10 Kids Edition」を発表した。このエディションには子供向けの保護ケース「Kid-Proof Case」のほか、子供向けのコンテンツを無制限に利用できる「Kindle FreeTime Unlimited」1年分と、2年間の「心配無用」保証が付いている。この保証は、タブレットが壊れたら無償で交換してもらえるもので、壊れた理由を聞かれることもない。
Fire HD 10 Kids Editionは6月28日より先行予約を受け付けており、価格は199.99ドル(約2万2000円)。出荷開始は7月11日の予定で、ブルー、ピンク、イエローの3色展開で提供される。この製品は既存の「Fire 7 Kids Edition」と「Fire HD 8 Kids Edition」に加わることになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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