どうも、taka :aです。
深夜に更新しようと思っていた記事が間に合わず、朝っぱらからカップ麺すいません。
ちなみにですが、朝っぱらからカップ麺は食べません。もっぱらナッツとキノコです。
いや、ここは「朝から油そば食べました!(親指ビシイッ)」とか言っとくべきですかね。朝忙しい時にカップ麺を利用する、という声も聞きますが、せめて朝カップ麺はノンフライ麺で熱量・脂質の少ない製品(麺職人とか)を選びましょう。くれぐれも今回のような製品は‥w
ミシュラン掲載店の本気!
本日の一杯は、2017年11月6日(月)発売、セブンプレミアム「RAMEN NEXT 鳴龍 担担麺」のレビュー、製造は日清食品です。
今週(6月第4週)新発売のカップ麺ではありませんが(今週新発売で入手可能だったカップ麺は全部レビュー完了しました)、いつの間にかセブンプレミアムのレギュラーを勝ち取っていた、「鳴龍 担担麺」を取り上げてみました。販路は全国のセブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、そごう・西武の合計約20,400店舗(一部店舗除く・2017年11月時点)です。ヨークベニマルとかヨークマートとか聞きなれない名前だったので、ちょっと調べてみたんですけど、ヨークマートは首都圏、ヨークベニマルは東北エリアで店舗展開しているセブン&アイ・ホールディングスの完全子会社なんですね。あれ?なんか前にも調べたような気がしないでもないような‥ ←この程度ですよコイツの記憶力なんてw
「創作麺工房 鳴龍」は、2012年に東京・大塚にオープンしたラーメン店で、「マツコの知らない世界」でも紹介されて話題となった看板メニュー「担担麺」をはじめ、醤油ラーメン、塩ラーメン、つけ麺など、幅広いラインナップを取り揃えているそうです。2015年に発行された「ミシュランガイド東京 2016」にビブグルマンとして掲載され、翌2016年発行の「ミシュランガイド東京 2017」に見事掲載。ラーメン店としては、「Japanese Soba Noodles 蔦」に続いて史上2店目の一つ星獲得だそうです。昔のラーメンと今流行りの現代風ラーメンって、もはや認識からして別物ですよね。こうやってミシュランガイドに掲載される店も珍しくなくってきたり、1杯1,000円以上もザラで、完全に “グルメ” の領域に入っています。
「鳴龍」のカップ麺といえば以前にも日清食品が「有名店シリーズ」から2回発売されていたのですが、どちらも油揚げ麺を使用したタテ型のカップ麺でした。今回は有名店監修の再現カップ麺では最も理想的と言えるノンフライ麺・どんぶり型、また定評のあるセブンプレミアム絡みなので、とても楽しみです。←担担麺は大好物なので、冷静さを保たなければと必死ですw
2016 年に発行された「ミシュランガイド東京 2017」で、一つ星として掲載された ラーメン店「創作麺工房 鳴龍」の人気No.1メニューである「担担麺」の味を再現したセブン&アイ グループのプライベートブランド「セブンプレミアム」限定のカップ麺です。
(セブン&アイHLDGS. ニュースリリースより引用)
めん
スープと絡みやすいしなやかで歯切れの良いノンフライストレート麺を採用。
(セブン&アイHLDGS. ニュースリリースより引用)
「きちんと3分待って!」
断面の四角い中細ストレート低加水麺で、くっきりとした輪郭のある口当たり。切刃の形状は違いますが、とんこつラーメンに合わせても違和感なさそうな質感です。加水率が低いので、麺の経時劣化耐性が高いとは言えないものの、後半にかけて馴染んでくるとスープとの一体感が高まり、それでいて輪郭のある口当たりをキープしていることから頼りなくダレることはありません。小麦の風味も豊かに香り、今回のスープとマッチしています。
フタを開けた時には若干、麺が解れにくいようにも思いましたが、それに関しては許容範囲内でした。食べ始めは少し芯のある軽快な歯切れの良さが売りで、後半はプリッとした質感から表情の移り変わりも楽しかったです。麺の表面は滑らかですが、スープのリフト性能も高く、一体感にも目立った難は感じませんでした。しかしながらフライングしてフタを開けてしまうと、食べ始め直後に麺がスープから浮いているような嫌いを感じてしまうかもしれません。
というのも、指定の時間よりも早くフタを開けると麺の熱伝導率が変わってしまうので、ほんの1分ほどフライングするだけで仕上がりに大きな差が生じることも少なくないんですよね。今回は麺とスープの相性について難ありという感想を耳にしていたので、撮影用に1つ食べてから感想の下書きを行い、また日を改めて3分きちんと待ってから食べ始めてみると麺が孤立しているような印象は受けませんでした。あまり一般的ではない見解かとは思いますが、とりあえずカタ麺が好きな方も3分きちんと待たれたほうが吉です。
スープ
豚や昆布、オイスターの旨みが凝縮された醤油ベースのスープにラー油、黒酢、リンゴ酢を加え、素材の旨みと辛味、酸味をバランスよく感じられる担担スープ。
(セブン&アイHLDGS. ニュースリリースより引用)
「深いコクと酸味の絶妙なバランスで圧倒的な高級感を演出」
同社の「行列のできる店のラーメン」シリーズの「特濃担々麺」ほど強烈に芝麻醤(ねりごま)の主張が激しいスープではありませんが、胡麻の濃度は逸脱しています。ポテッ、としたトロミのある柔らかい口当たりですが、濃厚な胡麻の旨味と丁寧なポークベースのコクによって不自然ではありません。そして、特筆すべきは酸味の絶妙なアクセントです。
黒酢ならではの熟成された酸味と丸みを帯びた香りが重鎮のごとく存在し、さらに黒酢とはベクトルの違う果実酢由来の華やかな酸味が重なることで、酸味ひとつとっても単色ではない多層的な表情を醸します。豚脂+ねりごまが土台を固めている事実上なかなかヘッヴィィなスープなんですけれども、絶妙な酸味がクドさを感じさせないように後味を華麗に浚い、濃厚ながらも最後まで飽きのこない絶妙なバランスに整えていました。
一方、ラー油の辣味(唐辛子の辛さ)は大したことありませんが、黒酢やリンゴ酢の絶妙な酸味が単調にならないようにアクセントを奏で、複雑味を増す要員としてスープに華を添えています。いやぁ‥これは巧妙です。実に危険です。醤油ベースとのことですが、あくまでも醤油は下支えに徹しており、もはや徹底的にコクで喰わせるようなスープです。実に危険です。
すり胡麻の芳ばしい香りと芝麻醤の深い旨味、さらに動物系の重厚感が重なって土台をガッシリと固めつつ、適切な甘味が奥行きを演出し、シャープに切り込んでくる多層的な酢の酸味が重厚感の間にメスを入れます。それなのに余韻として残る旨味と酸味と辣味の共存した世界観たるや‥言われないと分からないかもしれない、でも言われると確かに分かる昆布の下支えも密かに効果的でした。花椒の麻味(痺れ)は皆無に等しいと言っても過言ではない頼りなさでしたが、ほのかに鼻を抜ける香りの清涼感にはワザがあり、思わず途中で深呼吸してしまいました。ちょっと褒め過ぎかもしれませんが、まったくもって書き直すつもりはありません。
しかしながら「有名店シリーズ」から出た時のカップ麺では、「丸鶏などから取った旨み溢れるスープとしょうゆダレに、胡麻の甘味とコクを利かせた上品な担担スープ」との説明書きがあったので、ちょっと今回のガッツリ豚が土台のスープは怪しかったりもするんですけどねw ただ、唐辛子や花椒の刺激は控えめ、そして絶妙な酸味のアクセントは以前の再現カップ麺でも感じていた個性だったので、その印象は共通でした。
かやく
そぼろ肉とネギを使用。
(セブン&アイHLDGS. ニュースリリースより引用)
「やや量は少ないが‥」
担担麺では定番の青梗菜は入っていませんが、お店の担担麺にも入っていないようなので、再現性を意識した構成と言えるでしょう。「有名店シリーズ」の時にも同じラインナップでしたが、容器の大きさと値段を思うと量的に少し貧弱と感じるかもしれません。しかし、肉具材の質は高く、ギュッと詰まった食感と旨味が好印象。ネギも過不足のない存在感で、ナチュラルな風味と歯触りがアクセントに嬉しかったです。
今回はスープが本格的だったので、正直なところ具材あまり気にならなかったんですけどねw しかし、一般的な “かやく入り粉末スープ ” とは違い、小袋の内容は若干の花椒と大量のすりごま、加えて質の高い肉そぼろとネギという手を抜かない構成で、すりごまはスープに大きく貢献しており、芝麻醤だけでは出せない胡麻の芳ばしさの演出に効果的でした。
総評
★★★★★★☆☆☆☆(6)
(標準は★3です)
辣油や花椒の刺激に期待すると完全に肩透かしを喰らいますが、何と言っても黒酢とリンゴ酢の絶妙な酸味が個性的で、そんじょそこらのカップ担担麺とは一線を画した存在でした。ラーメン屋さんの担担麺というよりも、高級中華料理店の担担麺に近い印象かもしれません。
どっしりとしたポークベースの‥まぁ同製造メーカーの「有名店シリーズ」では “丸鶏” だったんですけどw 確固たる動物系の重厚感に加えて濃度の高い芝麻醤のコク、それをクドいと思わせない2種類の酸味が実に個性的で、お店の個性を感じられたのが良かったです。オーソドックスな担担麺は芝麻醤、辣油、花椒が基本の柱となっていますが、豚、芝麻醤、酸味が柱になっている担担麺はカップ麺界だと滅多にありません。私は本物の「鳴龍」で提供されている担担麺を食べたことはありませんが、なるほど個性が掴めたような気がしました。この手応えこそ再現カップ麺の在るべき姿なので、そういった部分も高評価に繋がったポイントです。
ノンフライ麺を使用した製品なのに全体の脂質は油揚げ麺を使ったカップ油そばに匹敵する39.9gで、全体の熱量は677kcal、うちスープの熱量だけで346kcalという強烈な数値を叩き出しているのですが、ねりごまオイル・すりごまの量が多かったことから納得といえば納得です。やはり胡麻は栄養満点な分だけハイカロリー・高脂質な食品ですし、それが惜しげなく投入されていたので、必然的な数値と言えるでしょう。ただし、油をゴクゴクと飲むわけではないので、質の観点から見れば‥まぁカップ麺という時点で手放しに良質とは言えないんですけど、油揚げ麺を使用した油そば系の汁なしカップ麺よりも遥かにマシかと思います。
調理手順と小袋の投入順は各小袋にも記載されていますが、「かやく入り粉末スープ」>「熱湯」(「ねりごまオイル」と「液体スープ」をフタの上で温め、3分経ったらフタを開けて軽く麺をほぐす)>「ねりごまオイル」(もみほぐしてから投入し、全体を軽く混ぜて‥)> 最後に「液体スープ」を入れて混ぜたら完成です。大丈夫、実際そんなに難しくありません。
セブンイレブンで買ったら税込278円のカップ麺になりますが、担担麺が好きなら試す価値のある逸品ですよ。ただし、きちんと熱湯3分を守ること、そして具材の量と刺激的な魅力には期待せず、2種の酸味が奏でるアンサンブルを楽しむスタンスで手に取ってみてください。
© Posted by taka :a







Comment
管理人の返信が追いつかないので、
返信不要でも差し支えない方のみコメントお願いします(ぺこり)
常連の皆様、いつも楽しいコメント本当にありがとうございます。