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長野

お待たせ、ピンクの子 天龍村役場でブッポウソウ3羽ふ化

巣箱の中の親鳥とひな=天龍村提供

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巣箱から飛び立つブッポウソウの親鳥=天龍村で

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 天龍村役場の屋上に設置された村鳥ブッポウソウの巣箱で二十八日、四個あった卵のうち三個が相次いでふ化した。村が配信している巣箱内のライブ映像では、さっそく親鳥がひなに餌を運ぶ姿が見られた。

 青緑色の羽が美しく、県天然記念物にも指定されているブッポウソウは、毎年四月下旬から五月上旬にかけて同村に飛来、庁舎屋上の巣箱に帰巣する。

 今年は帰巣が遅く、村職員は「巣箱に戻らないのでは」とやきもきしていたが、昨年より十日遅い五月十七日に帰巣した。

 今月二日から八日にかけて四個を産卵。その後、巣箱の中で抱卵していた。

 すべてふ化すると、本格的な子育てが始まる。村によると、巣立ちは七月下旬ごろという。

 (寺岡葵)

 

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