【福岡】沈められた米軍艦を可視化

06/22 19:14 更新

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沖縄の海に太平洋戦争末期、特攻の攻撃で沈んだアメリカ軍の軍艦の姿が九州大学の研究グループによって世界で初めての方法で測量されました。菅浩伸教授らの研究グループは、沖縄本島の古宇利島の沖、水深40メートルの海中で1945年4月に特攻を受けたアメリカ軍の軍艦エモンズの位置や状況を計測しました。超音波を使い緯度経度と水深を正確に測り、水中写真とを組み合わせる世界初の方法で、位置や高さなどがあたかも見えるような詳細な図が完成しました。菅教授は今回の研究のきっかけを「サンゴ礁の研究をしていると実はそこは戦場であったという所が多くこれを我々の技術で後世に伝えるような役に立てないかと考えた」と話しました。今回の結果で軍艦エモンズの状況が詳しくわかり、沖縄戦と特攻の記録として未来の平和と今後の教育に役立てたいとしています。