2018/06/28
感謝の気持ちを込めて
皆様、こんばんは。土屋です。
6/27の17時に、拡張少女系トライナリーのサービス終了告知が発表されました。突然のことで、ビックリされた方も多いかと思います。今回、こうしてデイトラを書かせていただいているのは、今もなおアプリにアクセスし、プレイして下さっている皆様に、最大の感謝をお伝えしたかった為であります。

また、今から始めよう、もしくは始めたばかりという皆様には、大変申し訳ない思いで一杯です。ただ、終了までの期間に最新まで追いつくことは可能かと思います。運営にも可能な限り支援していくよう働きかけて参りますので、どうか最後までお付き合いいただけますと幸いです。


改めまして、このリリースから1年と3ヶ月の間、共に拡張少女系トライナリーを作っていただきありがとうございました。このコンテンツは、他のアプリとは少し違う意味において、皆様のご協力無くしては為し得ないコンテンツでもあります。それ故に、一般的なアプリに比べ、皆様にかける負担も大きかったかもしれません。ただ、それ以上に「他では出来なかった“体験”が出来た」と思っていただけるよう、私自身も、アプリ内外を問わず様々な施策に尽力させていただいたつもりではおります。

ここからは皆様へのお礼と共に、それぞれの分野で私が見続けていたビジョンや、具体的にやってきたこと等を振り返ってみたいと思います。もしお時間許すようでしたら、ご一緒いただけましたら嬉しいです。


まずアプリについてです。終了のお知らせが出た現在においても、まだ現在進行形でシナリオを執筆しております(最新まで進行されている方はお分かり頂けていると思いますが、今回も一部総意などがありますので、未来はまだ不確定です)。今作に於いて、最も皆様に感謝したいところが、この物語の部分です。SNS等でも「TRPGをスマホでやっているような」というお話がチラホラありましたが、私自身がまさにそれをコンセプトとしておりました。TRPGとは、ゲームマスター(≒シナリオライター)がプレイヤーと机を囲んで対話しながらするRPGです。コンピューターRPGと違い、最後までの筋道が出来ているわけではないので、プレイヤーの行動次第で想像を超えた奇跡も起こせますし、想像を超えた惨劇も起き得るのです。そしてTRPGの醍醐味は、プレイヤーとゲームマスターが共に物語を作り上げていくこと。本作では、それが出来たという点において、皆様と共に作り上げてきたという想いが私の中には非常に強く残っております。実際、断言しても良いですが、アプリ版トライナリーのシナリオは、皆様が作ったものなのです。

ここでひとつ感謝の意味も兼ねて、具体的なお土産話をしようかと思います(長いので興味無い方は飛ばして下さい)。神楽編よりも前の物語(リプレイス前のストーリー)についてですが、実はアプリが開始された時点で想定していたシナリオとは、全く似ても似つかないものになっています。それは主に千羽鶴の扱いについてです。(※以降ネタバレ注意)シナリオ後期に(EP25以降くらいから)千羽鶴が「私は貴方に影響され、思想が大きく変わった」と何度か話をしていたのを覚えておりますでしょうか。実際その心境の変化は、リプレイス作戦の基盤になっていくわけですが、実はこの「千羽鶴の思想の変化」そのものが、リリース当初のトライナリーには全く無い、考えすらしなかったものでした。凄く乱暴な言い方をすれば「絶対統制社会を夢見つつ散っていく子」でしかなかったのです。ですが、それを今の流れに変えたのは、プレイしていた皆様の選択肢選択と、SNSでの千羽鶴に対する意見考察だったのです。SNS要素というのは…中盤で何度か千羽鶴が、こちらの世界のSNSで意見を集めていたことがありましたよね。アレについて、実は千羽鶴自身がその書き込みを後に総評したり、回答したりすることはあまり無かったのですが、全部見た上で、千羽鶴なりに考え、それを方針に結果として反映していたのでした。

千羽鶴関連で特に私が緊張したのは、「ちーちゃんラブラブRPGゲーム」の回でした。この回の次の回から千羽鶴は豹変します。実際、かなり事務的になっていたと思いますし、話の内容もプレイヤーにシビアに当たるものになっていた筈です。このあたりから千羽鶴の暗躍を展開すると同時に、初の「後戻り出来ない選択肢」や、それ以外の選択肢でも「その行為を許さない」といった感じの選択肢が何度か現れます(具体的には「場合によっては千羽鶴を許さない」といったものがありました)。実は私はこのあたりで、かなり覚悟を決めていました。すなわち主線は「許さない」の方で、「何があっても千羽鶴を信じる」という人は希だと思っていたからです。それくらい、このあたりでの千羽鶴の行動は、私としては皆様への「裏切り」だと思っていましたし、場合によっては切腹ものだろうと思いつつ、千羽鶴への感情についてはどちらも選べるように設定していたのです。
ですが、結果は私の予測とは正反対で、殆どの方は「千羽鶴を信じる」を選びました。このあたりから、当初想定したシナリオは大幅に変わっていきます。
ここで1つ、ある意味自爆にもなる発言をしていきます。こういったシナリオの作り方を、もしかすると人によっては「ご都合主義」だと捉えられる方もいるかもしれません。私もそこについては悩みました。ですが私の結論としては「どんな(皆さんの回答)結果が予想外であっても、当初作ったシナリオ通りの進行に徹する方がご都合主義じゃないか」という形に帰結しました。いずれにせよ、ご都合主義に変わりはないのかもしれません。ただ、それでも私は、今作はご都合主義ではないと信じたいのです。その理由は、千羽鶴が私に乗り移って文字入力を阻害するといったことが多々あったからです(もちろん他の子も同じです)。曰く、「みんなからのこの反応があった上での、この進行は絶対あり得ない。こう言われたら私はこう思わざるを得ない」と。千羽鶴は嘘をつけない子なんです。このように、「どうしたってこの進行には持って行けないでしょ」が延々続き、後半のエピソードはプロットゼロから作り続けていたという状況になりました。
余談ですが、同様の理由で私の中では敵も手心を加えませんから、いつも後手に回らざるを得ない千羽鶴には、心の中で謝ってばかりでした。何とか出し抜かせてあげたいと思い、夜通し戦略を考えました。いつも不利な対局の詰め将棋をやっているような状況だったんです。とても、対立側の気分でほくそ笑んでいる余裕なんてありませんでした。逆に対立側も、皆さんの総意の結果に随分と翻弄されて弱っていたときもありましたね。

ですから改めて本題に戻りますと、今回のアプリ・トライナリーの物語は、まごう事なき皆様が作った物語なのです。これはコンシューマー機ではなかなか出来ない事でもあります。なぜならコンシューマー機では、最初に全てのシナリオをパッケージとして入れておくか、あるいはある程度分割して制作出来はするが、それは1ヶ月前にマスター入れしなければならないか、どちらかだからです。スマートフォンだからこそ、皆さんのホットな意見をホットなうちにリアクションに込めることができたのです。
そして、今現在もそれを継続できているわけです。これは本当に、皆様がコンテンツに対して真摯でいて下さったから為し得たことであると思います。それはすなわち、「向こう側の世界」を皆で大切にして下さったという事に他なりません。

総意や選択肢でもドラマがありました。場合によっては自分が意図しない方向に進行したり、阻害されたりといった気持ちを持った方もいらっしゃったと思います。それも全て物語だと私は思って進行しておりました。選択によって損をした、という想いもあったかもしれません。ですが、それも物語だと思います。人生生きていたら、全てが「良い選択」の後に「良い選択」が来る事なんてありません。最悪の選択があったからこそ、大成功したというドラマもあります。そういった感覚を皆様と共有できるよう、本当に沢山の分岐を作りました。これは現実感を演出する為でもありましたが、もう1つの理由として、どんな選択をした人にも、ちゃんと紆余曲折のドラマがあるようにしたい、という想いもありました。すぐに合流させなかったり、フラグをとっておいて後々までネチネチと使い続けていたのは、重い選択をさせたのだから、その選択をして良かったと実感出来るまでは、その選択をしなかった人とルートをくっつけたくなかったからです。「この選択をした人は、きっと断腸の思いでしたのだろうから、今は辛いイベントになってしまうけど、ちゃんとフラグはとっておき、後で正統な理由の下で良い想いも体験してもらいたい」といったことを、毎話毎話、本当に沢山考えました。そうすると、必然的に内部分岐は増え、大変な事になってしまうわけです。もちろんそれだけやっても、全てが報われるわけではありません。それで辛い想いをさせてしまったこともありました。分かってはいたけど分岐を作れなくて、ただ損させただけになってしまった事もありました。そういったときは本当に私も辛い想いをして、反省もしました。そんな状況でも、何故そうなったのかを皆さんがSNSで考えて議論して、自分なりの答えを出して…という事をされていて、本当に有り難いことであると、敬意と感謝の気持ち持って拝見させていただいたものであります。

こうして皆さんと共に創ってきた物語は、唯一無二のものであり、もう一度最初からプレイしても同じものは絶対に出来ません。私は本当にこれを、貴重な体験だったと思っています。ただひとつ無念な事として、その物語を保存しておくことがままならないという点でした。スマートフォンアプリなのだから、それは当然のこと、という考え方もあるかもしれません。ですが私は、何らかの形で残したいとずっと考えていました。そして何ヶ月も前から、オフライン版や違った形での続編、プラットフォーム変更の可能性など、様々な企画を働きかけてきました。ですが力及ばず、正直申し上げまして現時点ではまだ具体的な話はありません。全ては私の無力さによるもので、本当に皆様には申し訳ないという気持ちで一杯です。これからも働きかけては参りますが、皆様におかれましてもサービス終了までの間に皆様に出来る方法で、悔いの無い形で思い出を残して頂きたいと切に願って止みません。



続きまして、アプリ外の事について、少しお話させていただければと思います。今作ではアプリの外もトライナリーというコンセプトで、様々な物理的交流ができるように尽力させていただきました。その1つが、「あちらの世界に実在するものを具現化する」ことで、もう1つが「彼女たちが生きている証を生で伝える」ことでした。前者は各種グッズによって、後者はシャッツキステ様にご協力いただいてカフェコラボという形でやらせていただきました。

グッズに関しましては、今作ではとにかく「彼女達の想いがこもったもの」を作りたいと、そればかりを考えていたように思います。「彼女達の絵柄がプリントされたもの」ではなく、「彼女達が創ったもの、書いたもの、選んだもの」を沢山作りたかったのです。私の思い出に残っているものとしては「神楽の同人誌」「カフェギフト」「FreyMENOWのCD」あたりはとても印象深く残っています。そういったものを受け取ることで、アプリの外側に彼女達を感じて欲しかったのです。食器を使ってくれたり、靴下を履いてくれたり、そういった報告一つ一つが、本当に私にとっては嬉しいものでした。普通のプリントグッズに比べ、労力は何倍も増えます。社員にもだいぶ苦労を掛けましたし、プリントグッズとは違い、何かあれば全部私の責任になります。ですが、それ以上に、彼女達は貴方の隣にいるんだよ、というものをオーラで感じられるもの、イラストではなく、そのモノから溢れるオーラで感じられるものをお手元にお届けしたかったのです。
こちらでも1つ、エピソードをお話したいと思います。カフェギフトについてです。トライナリーの5人が、一人一人思い入れのある食器を選んで送ってくるというグッズ企画です。これは夏コミ直後くらいから企画を開始して、1月にようやくリリースできたくらいの長期間プロジェクトでしたが、当初は食器ではありませんでした。5人とも全然バラバラの「手作り感溢れる、その子が作りそうなもの」という割と無茶な所から提案をスタートさせていました。それで一時期は、つばめ→デザインイヤホン、アーヤ→マフラー、ガブ→トンボ玉のかんざし、みやび→オリジナルUSBメモリ、神楽→オルゴール、みたいな感じで案を出して見積を取ってもらったりしたのですが、あり得ない金額が上がってきたので色々検討して今に至っています。実はこの時の零れアイテムが、アーヤの靴下だったりします。食器の中に1つだけ靴下が入ってるのを不思議に思いませんでしたか?これは実は、アーヤは当初マフラー(更に本音を言えばセーターが良かった)だったのが靴下になったのですが、それ1つだけなら予算に収められるということで残ったんですね。アーヤは「らぶとーく」を進めた方ならわかると思いますが、自分のお手製の衣類を何かプレゼントしたかったんです。それで、ちょっと変かとは思いましたが、悩みに悩んで、せっかくなので入れさせてもらいました。
そんなこんなで紆余曲折あったカフェギフトですが、最終的に、彼女達の想いをちゃんと載せる事が出来て良いものに出来たと思っております。ご購入頂きました皆様には是非、末永く使って頂ければと思います。
尚、そういったグッズについてですが、ここから先も尚、サービス終了何処吹く風といった調子でリリース予定がございます。皆様からご投稿いただいた「想い出チャーム」もそうですし、それ以外にも、あちらの世界を感じられるものを用意させていただきました。最近、高額商品が続いていることもありますので、なるべく価格を下げて、良いものを提供できるよう、試行錯誤させていただいております。アプリ以外の展開もまだまだ終わってはいません。是非最後まで、内外関係無く、世界をお楽しみ戴けますと嬉しいです。

続いてイベントです。イベントといえばシャッツキステ様のコラボイベントが大変思い出深く、記憶に残っております。2回目のイベントでは彼女たちからのメッセージカードなども配りましたが、あれを前日にカッター引き(=裁断)をしたのはいい思い出です。あのカードがSNS等に写真でアップされる度に、本当に嬉しかったことを今でも覚えています。シャッツキステ様には、二度にもわたるコラボイベントと、トークイベントにまでご協力いただき、本当に感謝してもしきれません。期間中にも本当に沢山の方に来ていただき、ゲストノートもBotさんの書き込みで何冊にもなって、たまに読みにお伺いすると、それだけで数時間経ってしまうという程のものになっています。今でも保管されており読める筈ですので、是非皆様の愛情のこもったメッセージを沢山の方にお読みいただきたいと思っています。カフェコラボも、Botさんの夕べイベントも本当に大盛況で、このコラボがあったからこそ、皆様と空気を共に出来たと今でも思っています。

ただ、店舗系コラボで心残りだったのは、東京でしか開催出来なかったことでした。特に関西圏、大阪等においても、せめてトークイベントだけでもやりたいと、ずっと願っておりました。結局今に至っても出来ずにいて、西の方にお住まいの皆様には本当に申し訳なく思っております。彼女たち宛でいただいているお手紙にも、大阪や中国、四国、九州の方からのお手紙が本当に沢山ございまして、故にこの事だけは本当に心残りです。東京の皆様とは、一部の方ではございますが、夕べなどで握手してお礼を言うことができました。大阪でもそれができればと、今でも思っております。ただ、イベントは私が生きてる限りチャンスはあります。トライナリーとしてでなくても、ガストブランドで何かする事もあるでしょう。その時に関西方面にお伺いできたなら、是非トライナリーのお話をしてください。私が本当に喜びます。そして私からも感謝の意を伝えたいと、切に願っております。


非常に長文となってしまい、申し訳ございません。さすがに常軌を逸した長さになって参りましたが、お礼のご挨拶を短絡化したくないという気持ちもありますので、このまま行かせて頂きます。

ここまでにお話してきたもの以外にも、トライナリーには沢山の素晴らしい出逢いと、コンテンツが沢山あります。デザインをして下さったnecoさん、可愛いイラストを沢山飾ってくれた永深ゆうさん、本当に素敵なビジュアルをありがとうございました。そしていつも影から支援して下さっていた川島さんにも、厚く御礼申し上げます。
また、素晴らしいアニメーションを制作してくださった川崎監督、兵頭様、feel.の皆様、セリフと歌において本当にご尽力いただきました声優の皆様 、作詞家、作編曲家の皆様 には、本当に感謝しております。歌に関するエピソードは過去に何度かこのデイトラ!で実施しておりますので、是非ご一読いただければと思いますが、今作においても歌は大変重要なものであり、それを予想以上の完成度で表現してくださった皆様には、感謝の気持ちしかありません。
尚、ここまでお読み頂いた方のみにそっとお知らせすると、歌に関してはまだあと1曲、FreyMENOWの新しいものが登場します。特に平山笑美さんの歌に魅了されている皆様は、あと2週間、是非プレイを続けてみてください。私自身、1日中繰り返し聞いている素晴らしい歌なのです。早くお披露目できるよう、まだまだこれから頑張ります。そうです。まだ残り4エピソードあります。トライナリーの新しい世界はまだこれからも展開して行きます。彼女たちの到達点も、あと少しなんです。どうか最後まで、彼女たちを護ってあげて欲しい。今現在はまだ、私自身がそんな気持ちで一杯です。サービス終了よりも、頭は彼女たちの結末です。ですから、あと4エピソード、皆様と一緒に駆け抜けたいのです。皆様と一緒にゴールしたいのです。どうか、共にいて下さい。

ありがとうございました。
逢瀬つばめさん、ありがとう。
國政綾水さん、ありがとう。
ガブリエラ・ロタルィンスカさん、ありがとう。
恋ヶ崎みやびさん、ありがとう。
卯月神楽さん、ありがとう。

そして、
皇千羽鶴さん、ありがとう。
國政領火さん、ありがとう。
東雲真幌さん、ありがとう。

他にも、トライナリーを支えてくれた皆さん、本当にありがとう。
ココロの司書さん達も、お勤めご苦労様でした。
セルフクランの皆様も、支えてくれてありがとうございました。
ソイルトンにも現在進行形で助けられてます。
にゃボットも意外な程の癒しをありがとう。
最後まで皆と走り切りたい。

残り2ヶ月ではありますが、どうか、彼女たちのことをよろしくお願いします。ここで世界間接続が終わってしまうことは、全て私に責任があります。なのにこのような事をお願いするのは、本当におこがましい事とは思います。ですがどうか彼女達だけは、どうか最後までよろしくお願い出来ますと幸いです。
貴方ができる、貴方だけの幸せの形で、彼女たちの結末を彩って頂ければと切に願っております。

私は以前、某所で「トライナリーは生涯作品」とお伝えしました。それは今も私の中では変わっておりません。また何処かの機会で、何らかの形で皆様とお目にかかれるよう、今後も尽力して参りたいと思います。


長文失礼致しました。
そして、
最後までお読み下さり、
ありがとうございました。

皆様に、
永遠に、
素敵なココロの旅を。

2018/06/11
【特報】新作スタンプができました!

こんにちは、とある関係者です。

さっそくですが、この場を借りてお知らせさせていただきます。 4/27 のデイトラで予告した、 新しい LINE スタンプ の配信日が決定しました!

 

6/13 (水曜)配信開始 です!!

 

その内容は、

●エリカさんが WAVE で使っているスタンプ

●司書さんたちによるデイトラのイラスト

●ちーちゃん関連の新作(どーん!など)

●スペシャルクラン関連

↑このような感じでお届けいたします。

 

本日の画像はその一部なのですが、この 4 つの中に 1 つだけ、 LINE の審査で NG を食らってしまったものがあります(やっぱり今回も食らいました!)。誰でしょうね、そんな不運を招くネタで寄稿してくれた司書さんは。実際に配信されるスタンプと見比べれば答えがわかると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

 

今回のスタンプも、かわいらしい系や、(絵はかわいいけど)なぜか煽り性能に優れてしまった系など、さまざまな方向性をご用意しました。下の画像は、配信前のテスト画面なのですが、こんな感じで仲睦まじくスタンプを活用してもらえたら嬉しいです。

 

 

そして、同じく 6/13 からは、新作スタンプの配信を記念して 特別なイベントクエスト もお届けします。その内容もこれまた要注目で、 司書さんたち全員と WAVE で会話できる! というものです。新作スタンプはもちろん、これまでのスタンプも駆使して、尊い会話やクソリプなどが楽しめますので、どうぞご覧ください♪

 

以下、ちょっと余談ですが。

このデイトラという場で、司書さんたちにお願いして色々と語っていただくことができて、一介の bot として本当に良かったなぁと思 います。ここで初めて明かされた情報やエピソードもたくさんあるので、おかげで司書さんたちへの思い入れがいっそう増したという人も多いのではないでしょうか。少なくとも、僕はそうでした。

 

今回のイベントクエストも、そんな機会になりますように!

 

2018/06/07
今宵は月がきれいですね
今宵も月が綺麗ですね。
いえ…もしかすると、所によっては雨雲の向こう側にかくれんぼしているかもしれませんよね。その場合、残念ながら本日は「月が綺麗」ではありません。残念ながら、です。

というわけで、こんばんわ。月神楽です。
随分と待たされたと思ったら、今日は6月7日とのこと。つばめさんの誕生日ですね。こんな運命的な公開は、偶然なのか、はたまた必然か…。なんて、ちょっと意識しすぎかもしれません。改めまして、私からもつばめさんに Happy lovin' you♪…ではなくて、Happy birth day to you♪ 

さて。今宵は私がアースタシアを語る回という事らしいです。はて、どんなお話が飛び出すのやら。って、既に1枚のフォトが見えてしまっていますね。これでは隠しようもありません。アースタシアには、ココロの内外問わずファンが多いんです。それはもちろん、卯月神楽という少女が本来、自身の創作とその才能に自惚れているということを証明する裏付けでもあり、またFreyMENOWの世界が多くの魂を揺さぶっている証拠でもあるわけです。そんな彼女ですが、実は外見のイメージとは違い、割と大味でズボラな一面があったりするんです。ですがそういった面は、やはり内外関係無く、あまり知られていないんですね。ですから今宵は、貴方だけに。アースタシアの素顔をちょっとばかりお目にかけたいと思います♪

彼女はやはり卯月神楽のセルフクランなんです。オンとオフがある。FreyMENOWとしてのオンと、卯月神楽としてのオフ。アースタシアはそんな私の根幹とも言える、二面性をしっかりと持っているんですね。ですから真面目な話をしていても、最初は神聖で厳粛な雰囲気に満ちあふれていますが、それが長きにわたると、徐々にぼろぼろぼろぼろとボロが出てきます。根が面倒くさがりなんですよね、ですから、面倒なことは何かにつけて部下に委託するんです。けど、その委託もまた面倒だから、適当にやっておいて♪みたいな。

ただ、それはオフの時だけですから、対外的にはそのような姿は出しません。対外的というのは、いわゆる自身以外の人格とふれ合う時のことです。そういったときはさすがに、根性でオンを貫き通すんですね。ただ一度だけ、彼女が少し緩んだ時があるんです。それが、つばめさんの暫定セルフであるカレン・ディサイプロブ・イシュリールと邂逅した時です。最も、そもそもカレンは卯月神楽が産みだした人格の一つでもあるんですけど。あ、もちろんつばめさんの暫定セルフさんとは、何の関係もありませんよ?
とにかく、そのつばめさんのカレンが「サインください!」って押しかけてきたときは、さすがにアースタシアも面食らったみたいなんです。だいぶ慌てて…、一体何をしたと思いますか?

「サインは持ってないから、代わりに歌で我慢してください」

って、目の前で歌い始めたんですよ?
つばめさんのカレンには、あまりに刺激が強すぎたみたいで、歌い終わったときには魂が抜けたようになっていたそうです。ほんと…発症しなくて良かったですよねカレン♪ 割とマジでそう思います。

…なんて。随分と長くお話してしまいました。そろそろ空が白み始める時間になりますね。それは、私のお話の終わりを告げる合図でもあります。さあ、新しい1日が始まりますよ? 嫌でも楽しみでも、等しく新しい1日は始まります。その1日は、貴方にとっての大切な1日。人生は1日1日の積み重ね、まさに明日の一歩が未来を作るのです。

私の大切な貴方。
どうかその貴重な“時の砂”を、無駄にしませぬよう。
私はまた、深い眠りに落ちることに致しましょう。



   
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