【編集日誌】親心に応えられなかった小笠原 乗り越えろ夏の試練2018年6月27日 ☆…首脳陣の親心でした。0―4の6回、小笠原は代打を送られてもおかしくない打席に立ち、その裏のマウンドへ。しかし1死一、三塁で西浦にダメ押し3ランを浴び、今季最多タイの7失点。2勝目を挙げた次の登板は、残念な結果に終わってしまいました。 ☆…「意気に感じてほしかった」とは続投させた朝倉投手コーチの弁。本人は「きょうは何もないです」と口を閉ざしました。二十歳で開幕投手を務めた今季は、黒星が先行して早くも6敗目。飛躍が期待されただけに、歯がゆい思いを禁じえません。 ☆…許した11安打のうち、9本が直球を打たれたもの。投球の軸となる球種だけに、何か手を打つ必要があるかもしれません。3年前の夏には甲子園で頂点に立った左腕。訪れた試練をどう乗り越えるのか。今後の野球人生を左右するといえるでしょう。(樹)
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