2018年6月18日に起きた大阪北部を中心とした地震。
我が家は震度5クラスでした。
地震が起きたあと、避難経路に防災グッズをまとめていたのですが、その中の1つ。
防災リュックを持ち上げた時「もし避難所生活になったら、こんな重たいものを持って、子供二人を連れて避難所まで行けるの!?」と、その重さにびっくりしました。
我が家の防災リュック
夫か昔使っていたリュックを使っています。
その重さ、4.9キロ…!
今何かあったら、2歳の息子を抱っこして、4歳の娘の手を引いて、妊娠後期のお腹を抱えて、避難所までの道のりを歩きます。
ガラスが飛び散っているかもしれない。
たくさんの被災者の方で人混みの中時間がかかるかもしれない。
天気がいいとも限らない。
……無理。
避難している間に何か起こりそう。
中身を公開
この防災リュックを作ったのは2年前でした。
現在2歳の息子がまだお腹にいる頃。
被災経験のない私は、いろいろ調べながら必要そうなもので、家にあるものを中心に集めました。
2年の月日が経過し、食材は期限間際、家族リストは少し内容が古くなっていました。
家族リストは子ども達がまだ自分の名前や住所を言うことができないので、私達に何かあった場合、この子がどこの誰かわかるようにするため、写真付きで作っています。
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中身を厳選しました
厳選されたものがこちら。
食材など期限間際のものは交換し、息子のオムツを入れておきました。
こちらが省いたもの。
被っていたアイテムの数を減らしました。
なんで軍手を3つも入れていたんだろう…。
厳選後の重さがこちら
3.8キロです!
厳選前から1キロほど軽くなりました。
正直、これでも今の私にとってはまだ重くて、不安もあります。
避難所での生活は不便不足が常識の中、我が家は、非常時には夫は不在になります。
ご家族のお仕事が医療福祉、インフラ、公的なものなど、場合によっては「こういう時だからこそ行かなくてはいけないもの」がたくさんあると思います。
実家が遠く、大人1人で何とかしなくちゃいけない時もあります。
我が家もまた、実家&義実家が遠方で、夫が不在になる確率が高い…。
防災リュックは「自分ができる範囲」で考えなくてはいけないな、と改めて実感しました。
もう少し突き詰めて避難所から自宅までの往復をイメージし、その持ち運び方も踏まえて考えていきたいです。
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特に自分の名前や住所をしっかりと言えないお子さんがいる場合は、「家族リスト」を作るのがお勧めです。
妊娠中の防災。アレルギー乳児さんをお持ちのご家庭は、お子さんに合った粉ミルクを備蓄してほしい。
これで震度5クラスでも大丈夫でした…。