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2018年6月14日

2018年6月14日 (木)

【ネタバレあり・”万引き家族” 感想おーにっちゃんずカットバージョン】必ずしもスカッとするのが映画ではないけど、モヤモヤする。【長すぎて4,000字制限超えてもた】

今日はTOHOシネマズデイなので観に行ってみた。

・・・ココでハプニングが!


私はチケットを買って、時間に合わせてTOHOシネマズ日本橋に来て、さあ発券しよう!と、メールをよく見たら”TOHOシネマズ日比谷”と書いてあるorz・・・

いやいまから日比谷行ったら何分かかんねん!? と思って、映画館の係員さんに、映画館を間違えてしまったので、こちらで観れませんか?と聞いたら、ようは「観れません」と言われて、私も仕方なくもう1,100円足して観た。

すなわち「万引き家族」を観るために映画館から”万引き”ならぬ”千引き”されました!www

いや映画館を間違える私が悪いだろう、という声もあるだろうけれども、間違えてもいいようにインターネットがあるんじゃないのか?

それを、”他の作品に変更不可”とかつけて、制約をイロイロとつけるのはどうかと思う。

それをいうとだいたいJR東日本はエキナカに入るのは入場券が必要、なんて言っているけれども、JR東日本の駅は元々国鉄の国有地で、そこに入り込むだけでカネを取ろうというのは、元々を考えると理不尽なオハナシである。


前置きが長くなった。

本作は万引きを題材にしながら、家族とか血縁とか、その中でウソをつくこととか、を、淡々と述べていく。

大まかにどうしたい、という意思を監督からは感じなくて、それではダメだろうと私は思うけれども、部分的にはいいところもあった。


たとえば、女の子の歯が抜けたり、雪が降ったりしたのは、コレは最初からこんなの想像しておらず、偶々そうなったものをそのまま撮ったものと考える。

女の子が実の両親の元に返されて、刑事がウソで「じゅりちゃんは『帰りたい』と言ったのですよ」みたいなことを女性に言うけれども、女性は「そんなはずはない!」と言ってしまうところとかは、現実の理不尽さを描いていると思った。

また、男の子がリリー・フランキーとバスで別れるところで、最初男の子はリリー・フランキーのほうを全く見ずに知らんぷりしていたのに、リリー・フランキーがある程度遠のいたあたりから急に後ろを振り返り、ずーっと見ている、というのは、描き方が秀逸と思った。

アレは、その前に男の子のことをリリー・フランキーが裏切って、男の子が入院したときに逃げようとした、というのを、男の子は刑事から聞いて、リリー・フランキーが本当に男の子のことを追ってくれるのか、ずっと見ていたのだと思う。

言い換えると、リリー・フランキーはずっと追ってくれていたからこそ、男の子はスグ諦めることなく、ずっと見ていたのだと私は判断した。

それと、その前に男の子が、自分が万引きをする場面、アレは咄嗟に、女の子には万引きさせてはいけない!と思って取った行動だったとは感じられた。


犯罪が犯罪を呼んで、いやこんなのは警察にバレる、と思うようなのがバレてない設定で、私はそのあたりがウソ臭くて、どうしてもちょっとついてけないところもあった。


まあでも私なりに、是枝監督が一番描きたかったのは、血縁が家族なのか?ということなんじゃないか?と思った。

私はそもそも「赤毛のアン」が大好きで、血縁が家族じゃないと思ってきたし、・・・だから逆に実の親なんて私のことを”孫を生む機械”としか思っていなくて、だから私は親と絶縁して、この4月にも実父が亡くなったけれども、電話番号も教えていないので、その報告はなんと従兄がTwitterのメール機能で報告してきたほどである。

というか、従兄がTwitterで報告できるならば、親は私と連絡を取れるはずであるが、親は私と連絡を取ろうとしない。


私が親と話して何かを決めたところで、「誰々さんがこう言っている」と言ってすぐ反故にする親を、私は親とは考えない。


そう考えると、本当の親とか家族とかって、約束を必ず守るものなんじゃないか?とは思う。

そんな観点からこの作品を観たら、みんな1つくらいは約束を破っているけど、それ以外の多くの約束は守っている。


あと、今日帰り際にふと、”シャボン玉に蜂蜜をかけるとよく延びる”みたいなのを見かけて思い出したけど、母親は私に対して、私が小さい頃はさして貧乏ではなかったのに、自分が作った砂糖水を蜂蜜と言って思い込ませていた。

だから私は幼稚園くらいの頃に、蜂蜜って透明な液体なんだ!と主張したのに、実際のモノを見て、茶色の液体で、なんかめちゃくちゃ恥をかいた思い出がある。

どうして実母が私に対して、砂糖水を蜂蜜と言い続けていたのか、いまとなっても謎である。

実母はもう10年くらい前に、それ以前にものすごく言っていたことについて「そんなこと言ったか?言ってない!」とかシラを切ったし、だから私は親を信用してない。

言われ続けた私が忘れてない。


あと、この風景、ナントナク足立区とか葛飾区とか、そのあたりやなあ、と思って、まあ足立ナンバーが出てきたり、南千住行きのバスとかがあって、確かにそうと思ったけど、とりわけ1ヶ所、子供たちが夕立ちで坂を登るところ、アレ都電荒川線を渡って、丘の上の公園に行く道やんなあ!と思った。

なんかあの場所は私の記憶にあった。


それと樹木希林、おばあちゃんとして子供にお麩とかをあげるシーンがあったけど、ほぼ20年前に”ほんだし”で田中麗奈と親子役を演じていたよなあ、とか思ってしまった。

アレは是枝裕和じゃなくて市川準やなあ。

是枝裕和も、”なっちゃん”の”振り返る”とかCM撮っとった。

・・・前書きだけじゃなくて後ろも長くなった。

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