■目次
正確な数字は覚えていないですが3年間にわたって人事や面接も担当してきたので相当量(約100名)の面接を行ってきました。
ダントツで面接が多い職種に「WEBディレクター」があるのですが、これだけ面接を担当するともちろん入社後も見ていくのでWEBディレクターとして伸びる人、伸びない人の特徴が見えてきました。
WEB業界で面接官をしている人・就職活動でWEB系の面接に臨む人が参考にしてもらえると嬉しいです。
WEBディレクターとして伸びる傾向の人はこんな人
WEBディレクターとして伸びる傾向にある人を紹介します。
WEBディレクターの成果は数字として表れてしまうので、残酷なほど成果に差がついてしまうのでわかりやすいです。
最初は未経験者でもこんな人は伸びやすいです。
独力でサイトを作ったことがある人は伸びる
一度でいいから自分の手でサイト作成をしたことがある人は伸びやすい、、というかWEBサイトが動く仕組みやサーバーやドメインのことなど基本が理解できるので分業体制でWEB制作を行っている会社でも全体像が把握できるで完全な素人に差をつけることが可能です。
もちろん無料ブログやワードプレスのデフォルト状態のサイトでは無くてきちんとHTMLコーディングをやっている人はたとえスキルが未熟でも伸びるWEBディレクターになっているようです。
怖いのは、WEBページがどのように表示されているのかも知らずにずっとWEBディレクションを言われた通りにしかできない人です。
変化の速いWEB業界では生き残ることは不可能です。
独学で学んだ人は伸びる
会社に入ると研修を受けることはできますが、最低限業務に参加できるレベルの教育しかしてくれません。
WEBディレクターはかなり広範囲のWEB知識が必要なので常に学び続ける姿勢が大切です。
僕もWEB関連に8年、SEO業界に4年ほど身を置いていますが、学ぶことは絶えずあります。
会社のマニュアルだけやっている人と、独学で深く突き詰めた人はその後のキャリアも大きく異なります。
具体的どのように異なるかといえば、マニュアルだけを繰り返している人と、独学で勉強を続けている人では年収で2倍以上の開きを見たことがありますね。
武器を持つ人は強い
広範囲の知識が求められるWEBディレクターですが、特化したスキルを1個でいいから持っていれば、その後のキャリアでかなり優位です。
例えば
- グラフィックデザイン
- プログラミング
- Googleアナリティクスの分析能力
- 売れるキーワード選定能力
- SEO
- テキストライティング
- インターネット広告
- LPO
- プロジェクト進行管理
など、なんでもいいんです。
何か一つは誰にも負けないというスキルを持っている人は重宝されるし、そのスキルを起点に伸びていきます。
WEB業界の入門者はこの誰にも負けないスキルを一つイメージして日々の業務をこなすようにしてください。
僕はというと20代前半はEコマースサイトのシステム設計に自信をもっていて、20代中盤からは次第にSEOに情熱をささげるようになりました。
SEO対策ではかなりの強みを持つので、どのような場面でも自信につながるようになりました。
僕のいた環境ではWEBディレクター・WEBデザイナーとして入社してきて、得意分野に応じてエンジニアやプログラマ、WEBコンサルタントとキャリアを積んでゆくような人が多かったです。
WEBディレクターとして伸びない人の特徴
逆にWEBディレクターとして伸びない人はどのような人かという傾向と特徴をまとめてみます。
WEB業界に関わらず他の業界でも共通することもあるのかなと思います。
勉強します・頑張ります
個人的に最も嫌いなタイプの新人は
「(これから)頑張ります」
「(これから)勉強します」
と言う人です。
信用や期待が生まれるのは「これから」頑張る人じゃなくて、「これまで」頑張ってきた人です。
自ら新しい知識を吸収していく必要性が特にWEB業界ではみられるので、これから頑張りますという人の多くはこれまで頑張ってこなかった、努力してこなかったという場合がほとんです。
そういう人はこの先も努力することは無いでしょう。
受け身姿勢の人
セミナーに参加したり書籍を買いあさったりして満足しちゃう人はノウハウコレクターとして実戦で結果を出すことは難しいでしょう。
WEBディレクターは知識として「知っている状態」から一刻も早く「出来る状態」に持っていくことが大切です。
やり方を知っているだけの人と実際にやっている人では全く違うので、「知っている状態」で満足してしまう人はWEBディレクターとして伸びにくいです。
驚くことに結構ベテランWEBディレクターとなっても、薄っぺらい人はいます。
知っているだけで流してきた人は年月を経ても薄っぺらいままです。
WEBディレクターの仕事内容・業務内容
そもそもWEBディレクターとはどのような仕事なのか紹介します。
制作フェーズ:サイト制作の企画立案
WEBディレクターはサイト制作にあたってサイトの企画立案やクライアントからのヒアリング、SEOサイト設計、コンテンツ制作を担当します。
大型の案件であればプロジェクトの進行管理、外注管理、予算管理まで含める場合があります。
デザイナーやプログラマなどプロジェクトに関わる多くの人と接する業務内容になります。
運用フェーズ:サイトのPDCAサイクルを回す
サイトを作って終わりという制作会社もありますが、多くの場合はサイトリリース後も作業が発生します。
具体的な作業内容としてはサイトのPDCAサイクルを回すという業務になります。
サイトのアクセス解析や分析を行い、改善を成果測定を行っていきます。
最低でも以下のツールの操作はできたほうが良いでしょう。
- Googleサーチコンソール
- Googleアナリティクス
- GRC(SEO順位測定ツール)
- WordPressによるサイト更新
- FTPソフトの操作
サイトの制作屋さんであれば少しでもスピーディーに、効率よく制作案件をさばいていきますが、
成果にコミットするサイトを目指すマーケティング・SEO系の会社ならば実際はサイトを制作を完了してリリースしたところが本当のスタートであるということに気が付きます。
SNS運用・広告運用も
WEBディレクターの業務の守備範囲は広いと先にも言いましたが、場合によっては広告運用やSNS運用もWEBディレクターが担当するケースもあります。
小さな会社だったり、社内の分業体制が整っていないとWEBディレクターの肩書を持つ人が担当するケースは多いみたいです。
そういうわけで、WEBディレクターは多くの知識やスキルが求められます。
よく言えば多くの経験を積むことが出来る職業ですが、悪く言えば「雑用係」のような側面があることも事実です。
WEBディレクターが目指すべき方向性
インハウスでSEOやサイト運用を行っている会社であれば、比較的自由度も高いと思うのでWEBにかかわらず事業そのものに関与できるようなポジションを目指すと良いでしょう。
マーケティングやSEOの専門会社であればクライアントワークもあるので、WEBコンサルタントのような立ち位置となり、クライアントに信頼されるパートナーの立ち位置になりゆくゆくはPMO (Project Management Office) レベルでアドバイス出来る存在になればやりがいも増してくるのかなと思います。
以上、社内外のWEBディレクターを多く見てきた経験と100名ほどのWEBディレクターの採用面接をしてきた経験で「WEBディレクター」で伸びるために必要なことをまとめてみました。


