「トラック運転手」として広大な世界を往くシミュレーター『Truck Driver』発表。PS4/Xbox One/PC向けに日本語に対応して発売へ

オランダのパブリッシャーSOEDESCOは本日6月26日、『Truck Driver』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4、Xbox One、PCで、Xbox One XやPlayStation 4 Pro向けの出力にも対応している。まずSteam版を早期アクセス販売し、のちにコンソール向けに展開をしていくという。また言語としては、日本語に対応するようだ。

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『Truck Driver』は、その名のとおりトラックの運転手となるシミュレーターゲームだ。プレイヤーは無名のトラック運転手としてキャリアをスタートさせ、貨物を乗せて広大な世界を駆け巡り、仕事をこなしていく。仕事をこなし資金を手に入れれば、新たなトラックやパーツを購入するなどし、愛車を強化していこう。そしてカスタマイズを重ね、自分だけのトラックを作り上げよう。仕事をこなすほかにも、自由にオープンワールドをドライブできる。また本作では個性豊かなキャラクターが登場するといい、彼らとコミュニケーションをとることで絆を深めることもできるようだ。

『Truck Driver』は、スクリーンショットを見ると『Euro Truck Simulator 2』や『American Truck Simulator』といった作品から強く影響を受けている印象だ。というのも、開発元であるデベロッパーとTriangle StudiosとパブリッシャーのSOEDESCOは、『Farming Simulator』を思わせる『Real Farm』を発売するなど、すでにシミュレーター作品のクローンタイトルをリリース済み。おそらく『Truck Driver』は前述のトラックシミュレーターゲームを強く意識して開発しているのだろう。

人気シリーズと異なる点としては、おそらくキャラクターが登場するといったサブシナリオのような要素が存在することだろうか。仕事を請け負ってコミュニケーションをとれば絆が深まるという、おそらく依頼主との関係を深めるようなシステムがあるのだろう。挙動やシステムについては、リアリティを追求するために、実際のトラック運転手を呼びフィードバックを受けて調整を進めているとのこと。

気になるのは、ドライブゲームとしては重要な“舞台”について明かされていない点。ドライブゲームといえば『Test Drive Unlimited』シリーズや『ザ クルー』シリーズ、そして前述の『Truck Simulator』シリーズなどは、現実の地域を舞台にしておりちょっとした小旅行として楽しめる魅力がある。もし架空の世界が舞台なら、これらの作品のような楽しみ方はできないだろう。また、前述したクローン『Real Farm』のSteamレビューが「ほぼ不評」と、かなり怪しい評価になっている点も不安材料だ。

ドライブ/シミュレーターゲームは、細かい作り込みやゲームプレイによって没入感がもたらされる。すでに、ビジュアルに関する技術力が一定あることはスクリーンショットが証明済み。早期アクセスから販売は始まるといえど、全体的な完成度を高めて発売してほしいところだ。

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