ヤプリは6月26日、同社が提供するアプリプラットフォーム「Yappli」の外部サービス連携を強化し、より高度なアプリ開発を目指すため「Yappli デべロッパーサイト」を公開した。第1弾としてポイント連携APIとプッシュAPIを公開する。
同社によれば、新しい機能や新たな顧客体験についてさまざまな要望を受けるようになり、これまで以上にアプリに対する期待値の高さを感じているという。そこでYappliを開かれたサービスにし、企業サイトや企業システム、ベンダーとの連携を容易にするためにデベロッパーサイトを公開したと説明する。
今回公開したポイント連携APIは、企業の自社システムとYappliをAPI連携することで、自社システムで管理している顧客の情報とアプリ端末を紐づけられるもの。たとえば、「ポイント照会」「ログイン」「新規会員登録」などと連携できる(システム側でコールバックAPIを用意する必要がある)という。
また、プッシュAPIを利用することで、自社システムで持つユーザーのステータスに応じたプッシュ通知を配信できるようになる。これにより、たとえば「再入荷」「配送状況」などの情報を通知可能になるという。
同社では今後、ECの商品情報や在庫数などと連携できるAPIを増やしていく予定。それにより、ネイティブアプリでECが完結できるようになるほか、パーソナライズされたコンテンツの提供が可能になるという。また、開発中のYappli SDKを自社ECなどに埋め込むことで、アプリ経由の売上やコンバージョンなどの効果を可視化できるようになるとしている。
さらに、API連携の専任チームやテクニカルサポートを設置する。技術的な問い合わせ以外にも、パートナー企業向けの説明会など、APIを通じたコミュニティ形成にも注力するという。
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