こんにちわ、リョウスケです。
ハンバーガーでお馴染みのフードチェーン世界最大手「マクドナルド(MCD)」より配当金を頂きました。いただいた配当金は以下のとおりです。
一株あたりの配当金 1.01ドル
数量 150株
合計(ドル) 151.5ドル
合計(日本円換算:1ドル= 110.01円)16,666円
私の投資している米国企業は、株主還元意識が高く、安定して利益を得ている企業ほど、「配当金」を出してくれる傾向が高いです。
また、毎年、配当金を増配してくれている企業も多く、連続増配年数が25年以上の企業を「配当貴族」、50年以上の企業を「配当王」と敬意をこめて呼んでいます。
世界中で出店し、世界中で利益を出しているマクドナルドも、現在、連続増配を41年続けている「配当貴族」銘柄です。日本企業の中で、マクドナルドと同規模連続増配を続けている企業は無いので、いかに株主を重視してくれているのかお分かりいただけると思います。
近年の日本で働くサラリーマンの給料はほとんど上がっておらず、むしろ、増税によって手取り額は少なくなっているくらいです。つまり、本業収入だけでは、これ以上の収入は上がりにくいことを意味しています。
しかし、「マクドナルド」のような連続増配銘柄は、「株価」に関係なく、保有しているだけで、安定的に資産を増やしてくれるのは有難いですよね。
当以下の中には、配当金を出すことに否定的な方もいらっしゃいますが、個人的には、一定の間隔で「利益確定」をおこなってくれるメリットは、大きいと考えています。
マクドナルドは、好調だった2017年から一転して、株価はさえない状況が続いています。
特に、2018年前半は、2017年第4・四半期はアナリスト予想と一致したことから、株価が下がりましたし、その後、追い打ちを掛けるように米国長期利回りの上昇によって、相場の低迷に足を引っ張られました。
一時は、年初来で-10%近く下落していましたが、その後、持ち前のディフェンシブ力を発揮したのか、少しずつ株価が戻っていっております。
以下は、2018年に入ってからのマクドナルドとS&P500指数の騰落率です。
◆マクドナルドとS&P500指数の騰落率(2018年1月~現在)
S&P500指数が「+2.2%」の上昇だったのに対して、マクドナルドは「-5.0%」の下落となり、市場平均を大きく下回っています。
マクドナルドは、2017年のパフォーマンスが「+44.81%」となっており、株価が上がりすぎていましたし、来年度以降は、税制改革の影響も無くなることを考えると、今後は徐々に株価が下がって行くかもしれませんね。
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このように「マクドナルド」は、大きく沈んでいるわけですが、今後の見通しについて見てみたいと思います。
◆業績予想
マクドナルドは、フランチャイズ店の再編を行っていますので、長期にわたって減収が続いております。この傾向は、2018年、2019年も続く見込みのようですね。
ただ、このフランチャイズ再編を含めたコストの最適化が実現できているおかげで、利益率を高め、増益を実現することができます。
ウォール街は、営業利益をかなり重視する傾向が強いらしいので、マクドナルドはまだまだ成長が続くと考えても良いのかもしれませんね。
こうして見ると、将来的な見通しは、決して悪くはなさそうですね。
現在の「株価収益率(PER)」は「22.55」、「配当利回り」は「2.51%」となっており、割安感は全くありませんが、上記のような増益が今後も続けることができれば、割安感も出てくると思われます。
また、前述したとおり、マクドナルドは連続増配企業で、今後も増配が見込まれますので、仮に、株価が横ばいになったり、低迷しても、インカムゲインを高めることができますし、配当利回りも高くなってきます。
さらに、今後、新興国を中心に爆発的に人口が増えていくことを考えると、マクドナルドのような世界的にブランド力が高く、皆から愛されているフードチェーンというのは、定性的にも期待できます。
ですので、長期的な目線で見ると、マクドナルドは成長し続けると判断しています。
また、2018年に入ってからは、ディフェンシブ株よりもハイテク株に資金が流入してきましたが、ここに来てハイテク株の勢いが陰ってきたように思えますので、 もしかすると資金の一部がマクドナルドのようなディフェンシブ銘柄に流れてくるかもしれませんね。
もしかすると、2018年低迷している「マクドナルド」等のディフェンシブ銘柄が、再び脚光を挙げるチャンスが来たのかもしれませんね。
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