「朝鮮戦争開戦日」に変化? 米国名指し非難消え…
25日は北朝鮮が「反米闘争の日」と位置付ける朝鮮戦争が開戦した日だ。ただ、米朝首脳会談を受けてか、これまでとは違った変化がみられた。
68年前の25日、突如、北朝鮮軍が38度線を越えて侵攻。朝鮮戦争が勃発した。
朝鮮中央通信:「北朝鮮では昨年まで、この日を『反米闘争デー』として平壌と地方で大規模な反米市民大会とデモ行進が行われ、労働新聞などもアメリカを非難する社説・記事を掲載した」
ところが、今年は異変が。25日、朝鮮中央通信は朝の労働新聞についてこう報じたのだ。
朝鮮中央通信:「労働新聞は7件の関連記事を掲載したが、アメリカを名指しで非難せず、米帝の表現も一切、使っていない」
アメリカに気を使ったのか。北朝鮮メディアがアメリカを批判しなかったことを別の北朝鮮メディアがわざわざ強調したのだ。一方で、トランプ大統領も今の友好的な状況を自画自賛。テレビ番組でこう話している。
トランプ大統領:「この6~7カ月間、日本上空をミサイルが飛んでいない。それ以前は独立記念日の花火のように打ち上げていたのにだ。日本で私は世界的な英雄だと思われている」
ところが、気になることも。米朝首脳会談から2週間近く経った今も実務者協議が開始されたとの発表がないのだ。
韓国メディア:「北朝鮮側は米兵遺骨の引き渡しでトランプ氏の顔を立て、非核化交渉は長期戦に引っ張る可能性があるという分析が出ている」
まさか、この期に及んで引き延ばし作戦に出ることもあるのだろうか。
68年前の25日、突如、北朝鮮軍が38度線を越えて侵攻。朝鮮戦争が勃発した。
朝鮮中央通信:「北朝鮮では昨年まで、この日を『反米闘争デー』として平壌と地方で大規模な反米市民大会とデモ行進が行われ、労働新聞などもアメリカを非難する社説・記事を掲載した」
ところが、今年は異変が。25日、朝鮮中央通信は朝の労働新聞についてこう報じたのだ。
朝鮮中央通信:「労働新聞は7件の関連記事を掲載したが、アメリカを名指しで非難せず、米帝の表現も一切、使っていない」
アメリカに気を使ったのか。北朝鮮メディアがアメリカを批判しなかったことを別の北朝鮮メディアがわざわざ強調したのだ。一方で、トランプ大統領も今の友好的な状況を自画自賛。テレビ番組でこう話している。
トランプ大統領:「この6~7カ月間、日本上空をミサイルが飛んでいない。それ以前は独立記念日の花火のように打ち上げていたのにだ。日本で私は世界的な英雄だと思われている」
ところが、気になることも。米朝首脳会談から2週間近く経った今も実務者協議が開始されたとの発表がないのだ。
韓国メディア:「北朝鮮側は米兵遺骨の引き渡しでトランプ氏の顔を立て、非核化交渉は長期戦に引っ張る可能性があるという分析が出ている」
まさか、この期に及んで引き延ばし作戦に出ることもあるのだろうか。