山崎行太郎(『 エセ保守が日本を滅ぼす 』もうすぐ発売!!!)。

(9) 正亀賢司(まさかめ )という愚か者が賞賛する南洲墓地の大久保利通慰霊塔設置と慰霊祭は、宗教施設である南洲墓地に眠る薩摩軍兵士達の霊への冒涜であり、南洲墓地を侮蔑し、南洲墓地そのものを「空洞化」し、西南戦争はなかったことにしようとする「歴史改竄」そのものだ。

(8) 正亀賢司(まさかめ )は、反対派を過小評価し、先の著書でも、侮蔑的な書き方をしているが、チンピラ-サラリーマンが良く言うよ、と言っておく。そもそも、たとえば、靖国神社に、米軍司令官の慰霊塔を作り、「和解の儀式」という美名の元に、靖国の英霊たちに土下座させるような真似を誰が許すか？

(7)大久保利通慰霊碑の設置に反対し、撤去を要求しているのは、東京で「敬天愛人フォーラム」を主宰し西郷の「敬天愛人に哲学」を研究、拡散し、そのかたわらで、西郷像の清掃活動を続けている内弘志(うちひろし)さんたちとその活動に賛同し共感する私を含む東京在住の多数の西郷フアンの仲間たちだ。

(6) このNHKの男は、大久保利通慰霊塔と大久保利通慰霊祭に、誰が反対し、誰が慰霊塔撤去を要求し、慰霊祭を妨害しているかを知っているのか？ よく知らないで書いているとしたら、馬鹿を言うのも、いい加減にしろと言いたい。俺たちが反対しているのだ。

(5)正亀賢司(まさかめ )によると、大久保利通慰霊碑と大久保利通慰霊祭をやる側が正義で、それに反対し、邪魔する奴らは、ケシカランというわけだ。お前は、ユダヤ教とキリスト教、イスラム教徒の対立と抗争の歴史は無意味だというのか？

(4) この正亀賢司(まさかめ )という男は、さすがNHkの人らしく、西南戦争の意味など、何も分かっていない。南洲墓地に大久保利通の慰霊塔を立て、そこで大久保の慰霊祭をやることが、何を意味するか？ むろん、 南洲墓地という宗教施設を、「空洞化」し、単なる「観光施設化」しようとすることだ。

(3)しかし、鹿児島には、それに反対する頑迷、偏狭な市民一派がいると。今年は、その反対派が、慰霊祭の途中で、音楽を流して、神聖な慰霊式を邪魔した、と。

(2) たとえば、私も 、反対の立場から少し関係しているが、昨年設置された南洲墓地における大久保利通の慰霊塔と、昨年からはじめられた薩摩軍と政府軍との「恩讐を越えて」の和解の慰霊祭を この著者は、高く評価しているようだ。薩摩軍と政府軍の和解の儀式は、もっと早くやるべきだった、と。

(1) NＨＫ熊本の正亀賢司(まさかめ、けんじ)が書いた『西郷隆盛と西南戦争を歩く』(文春新書)を、武蔵浦和の某書店で立ち読み。 NＨＫの人らしく、凡庸 、通俗的。読み進めて行くうちに、強い怒りを覚えた。

セクハラ問題で京都大学を辞職した大澤某の前例もある。これに懲りずに渡部直己の今後の活躍を期待したい。そもそも近代文学は田山花袋の『蒲団 』から始まった。『 蒲団』は女弟子への横恋慕がテーマ。今風に言うと明らかにセクハラ小説。コンプライアンスもいいいが、「文芸」を殺すな！と言いたい。

もちろん私は渡部直己さんのことはそれほど親しくはないがよく知っている。かっては論争相手であったこともある。その後、文壇は論争もなくなり大衆迎合的な風潮が定着。文芸誌も劣化。ものを言う文芸評論家も消滅。その中で、渡部直己さんは孤軍奮闘の活躍をしてきた。早大教授の肩書は重要だった。

「PRESIDENT Online」で渡部セクハラ問題の概要を読んだ。すでに渡部さんは事実を認め辞職も覚悟している模様だ。こうしてまた文壇の硬骨漢が消されようしているわけだが残念だ。私は先日 、教員たちの飲み会の席で「渡部直己を知っている?」と聞かれた。よく知っているが、何故、今、渡部なのか？??

渡部さん、何があったの? 変な時代になった？https://twitter.com/himitsurobin/status/1009981063559442432 …

南洲墓地の一画に大久保利通慰霊碑を建て、大久保と西郷との「恩讐を越えた和解の儀式」の試みを、つまり南洲墓地を「無化」 し「空洞化」しようとする無謀な試みを、称賛する『 西郷隆盛と西南戦争を歩く』( 文春新書)の著者は NHK熊本支局の「正亀賢司( まさかめ-けんじ )」という人だった。

( 続く) 私は、柄谷行人の『哲学の起源』で、このマックス*ウェーバーの預言者論を知った。宗教的教祖の多くは、模範的預言者であった。イエスも孔子も老子も、親鸞も空海も、行動と態度で、模範を示した。近代になって講堂より言葉が重視されるようになった。しかしながら、依然として、一般大衆は?

( 続く) これに対して、枝野幸男や山口二郎は前者である。枝野幸男や山口二郎等は、言っている言葉はまちがってはいないが 、国民、つまり選挙民は、言葉より 、態度や行動を見ている。新潟知事選挙の勝敗の分かれ道はそこにあった、と私は思う。枝野幸男や山口二郎等はそれが分かっていない。