Twitterは、サンフランシスコを拠点とする新興企業Smyteの買収を発表した。Smyteは、トロール行為やスパム、嫌がらせを抑えてセキュリティを向上させる技術を手掛けている。買収条件は公表されていない。
Twitterは「Continuing our Commitment to Health」(健全性を追求する継続的な取り組み)というタイトルのブログ記事で、「会話の健全性」を確保するという同社の目標と、そのプロセスでSmyteが適合する場面について、概要を説明している。Smyteのサービスによって、Twitterは、「安全性、スパム、セキュリティの課題により迅速かつ効果的に対処できるようになる。Smyteのレビューツールとプロセスは、Twitterの安全性を維持するための当社独自のツールや技術を大いに強化させるだろう」としている。
Smyteのツールが具体的にTwitterにどのように組み込まれるのかは明らかにされていないが、ブログ記事によると、両社のビジョンは、「誰かのエクスペリエンスに影響を及ぼす前に」不快な行為を止めるという同じ目標に沿っているという。あまり多くの新機能がユーザーのTwitterフィードに直接提供されるわけではないことを示唆している。
Smyteはこれまでに、クラウドファンディングサイトのIndiegogoやGoFundMe、動画プラットフォームの「musical.ly」などの顧客を擁していた。TechCrunchによると、既存顧客に対する移行プランが用意されているが、中には事前の警告なく、SmyteのAPIが突然使用できなくなった顧客もいるようだという。そうした動きは、一部の顧客に対して後味の悪さを残しているようだ。
Smyteのホームページは既に閉鎖されており、Twitterの安全性に関するブログへのリンクなどが表示される。
米CNETは、Smyteの顧客がとるべき手順に関してTwitterに連絡を取ったが、すぐにコメントを得ることはできなかった。
SmyteのシステムをTwitterに組み込む作業は、「数カ月のうちに」開始されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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