終わっていないカジノ事件 動かぬ再編、井川氏が語る

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2018/6/25 6:30
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日本経済新聞 電子版
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 国内の製紙業界は今も大手6社がひしめき再編が進んでいない。その原因の一つが2011年に大王製紙で発生した「カジノ事件」だ。大王の元会長、井川意高(もとたか)氏(53)がギャンブルで使った106億円を会社に返すために創業家の株式を北越紀州製紙(現北越コーポレーション)に売却。だがその中途半端な株売却が現在まで続く大王・北越の対立問題の原因だ。意高氏は何を語るのか。

■ギャンブルは釣りと同じ

 髪を短く…

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