Minecraftで建築をやっている方なら、きいたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は、WorldEditのご紹介をしていこうと思います。

建築に役立つ、『多くの機能』や『コマンド』がたくさんあるので、
まだ触ったことがないという方も、ぜひ試してみてくださいね。

 
はじめに

WorldEditは、 『木の斧』 と 『コマンド』 を利用し、様々なブロック設置を行うPlugin/Modです
ブロックを設置したり、ブロックをコピーしたり などなど、建築に非常に役立つ機能を持っています

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この木の斧で、範囲を選択し、その選択範囲のブロックを置き換えたり、
特定のブロックだけを他のブロックに置き換えたり、その範囲のブロックをコピー&ペーストしたり
「木の斧での範囲選択」と「コマンド」を組み合わせる事によって、機能を呼び出します

「さわったことがない」「よくわからない」という方向けに、まず今回は導入方法をご紹介します
導入したい環境ごとに方法が異なりますので、自分にあった環境の導入方法でやってください

■導入方法

●サーバ向け(Cauldronなど)
1. プラグインのダウンロード (ダウンロード先:CURSE FORGE WorldEdit
2. ダウンロードしたjarファイルを、サーバの「plugins」フォルダに入れます
3. サーバを起動し、正しく導入できたか確認します
  pluginsフォルダ内に、「WorldEdit」フォルダが作成され、WorldEditフォルダ内に「config.yml」が作成されていれば導入成功です
※サーバの導入方法はこちらをご覧ください

シングル向け
1. Modのダウンロード (ダウンロード先:CURSE FORGE WorldEdit
  ※上のものと同じで大丈夫です
2. ダウンロードしたjarファイルを、「.minecraft/mods/」フォルダに入れます
3. Minecraftを起動し、ワールドを開き、正しく導入できたか確認します
  //wand とコマンドを打って、木の斧が出現したら導入成功です
  使用する際にOP権限などが必要ですので、クリエイティブなどでワールドを作ってください

●Bukkitサーバ向け
1. プラグインのダウンロード (ダウンロード先:BukkitDev WorldEdit
2. ダウンロードしたzipファイルを解凍します
3. 解凍したものの中から、「WorldEdit.jar」を、Bukkitサーバのpluginsフォルダに入れます
4. Bukkitサーバを起動し、正しく導入できたか確認します
  pluginsフォルダ内に、WorldEditフォルダが作成され、pluginsフォルダ内にconfig.ymlが作成されていれば導入成功です

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■WorldEditをまずやってみる!(初めての方向け)

初めての方は、まずは以下の通りやってみましょう
1. OP権限を自分に付与します(Bukkitの場合のみ)
  /op <自分のID> とかでね
2. //wand とコマンドを入力します
  木の斧が出てきたでしょう?
3.  近くのブロックを、左クリックしてみてください
   「First position set (xx, xx) (x)」のような表示が出ませんか?
4. また別の場所を、右クリックしてみてください
(※さっき左クリックしたすぐそばのブロックで試してみてね)
  今度は、 
Second position set (xx, xx) (x)」のような表示が出ませんか? 
5.  //set wool と入力してみましょう

どうですか?羊毛ブロックが選択した範囲に現れましたよね?
これがWorldEditでできる、機能の1つです

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■こんなことができます (初めての人向け)

ごく一部ですが、WorldEditのいくつかの機能をご紹介します

備考)
・以下に出てくる<ブロック>は、ブロックIDもしくはブロック名をさします

■範囲を指定する
①木の斧を使った範囲選択
木の斧をもって、左クリック
クリック位置を始点を指定

木の斧をもって、右クリック
クリック位置を終点を指定

 例)平面でやった場合
  白色羊毛を始点、赤色羊毛を終点とした場合、オレンジで囲った部分が選択範囲になります
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 例)空間でやった場合
  緑色羊毛を始点、赤色羊毛を終点とした場合、オレンジで囲った部分が選択範囲になります
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②現在位置を使った範囲選択
//pos1
現在位置を始点に指定

//pos2
現在位置を終点に指定

始点から終点を両端にした直方体が選択範囲になります

※選択範囲の指定方法には、まだいくつかの方法があるので、
そちらについては今後説明させていただきます

■選択範囲にブロックを設置する
//set <ブロック>
 例)羊毛ブロックに置き換え
    //set wool
 例)ブロックを削除
    //set 0

■選択範囲のブロックを置き換える
//replace <ブロック>
略すこともできます(//rep )
 例)草ブロックを羊毛ブロックに置き換え
    //replace grass wool

■操作を取り消す(または取り消しを戻す)
//undo [操作を取り消す回数] (※回数を指定しない場合は、1回分)
//redo [undoを取り消す回数] (※回数を指定しない場合は、1回分)

■ブロックを生成する
//hcyl <ブロック> <半径> <高さ>
現在位置を中心に、中が空洞な円柱を生成します
 例)半径3ブロック、高さ4ブロックの羊毛でできた円柱を生成
   //hcyl wool 3 4

//cyl <ブロック> <半径> <高さ>
現在位置を中心に、中に空洞を含まない円柱を生成します
※やると、ブロックの中に閉じ込められます
 例)半径3ブロック、高さ4ブロックの羊毛でできた円柱を生成
   //cyl wool 3 4

//hsphere <ブロック> <半径> [yes]
現在位置を中心に、中に空洞を含む球体を生成します
[yes]:現在位置を球体の底とするかどうか
 例)半径3ブロックの羊毛でできた球体を生成
   //hsphere wool 3

//sphere <ブロック> <半径> [yes]
現在位置を中心に、中に空洞を含まない球体を生成します
[yes]:現在位置を球体の底とするかどうか
※やると、ブロックの中に閉じ込められます
 例)半径3ブロックの羊毛でできた球体を生成
   //sphere wool 3

■ブロックをコピー&ペーストする 
//copy 
選択範囲のブロックをクリップボードにコピーします
※ブロック位置は、copyコマンドをうった現在位置との相対位置でコピーされます

//paste [-a|-o|-ao]
現在位置を起点に、クリップボードの内容を貼り付けます
[-a]:空気をコピーしない
[-o]:現在位置ではなく、コピーコマンドをうった位置を起点とします
[-ao]:上の2つを同時に指定

※コピー&ペーストについては、位置関係が難しいので今後詳しく解説していこうと思います

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ココでご紹介したもの以外にも、まだまだたくさんの便利なコマンド、機能があります
非常に奥の深いPlugin/Modです

今回は、はじめてWorldEditを使う人向けのことを中心に書かせていただきましたが、
今後もどんどん、ご紹介していきますので、お楽しみに!


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更新履歴
・2016/12/25 導入方法の、ダウンロード先の追加、シングルの導入方法更新
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(文責:めねず)