こんにちは,ひなたパパです。
私たち夫婦は,結婚して今年で17年目を迎えるのですが,夫婦喧嘩というものは「娘の教育方針について」の衝突くらいです。(若いころには金銭感覚の違いから小競り合いはありました^^;)
両親(私の両親,妻の両親)との関係も良好で,世間一般で悩まれているような家族に関する問題はありません。(妻目線で見れば小さなことはあるかもしれませんが・・・)
色々な方のブログを拝見していると,「旦那さん酷い言われようだな・・・」「お義母さんのこともう少し理解してあげればいいのに」と,正直,ブログ受けする不幸ネタとして書いているのか,それとも本当の話なのか,疑問に感じることが多いです。
そんな中,妻に「このブログの内容ってネタ??」と聞くようなこともあり,私にはあまり理解できないような境遇について聞いてみることもあります。
ところが,妻が言うには,妻の同僚にも同様の悩みを持っている方がいるらしく,ネタではなくリアルな話なのだと知り,私は恵まれた環境にいるのだと感じています。
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さて,部下の育成や信頼関係を築くには「聞き上手」のスキルが非常に重要といわれます。
この「聞き上手」というのは,家族関係を円滑にするのにも役立つものです。
今日は,皆様の夫婦円満のお役に立てればと思い,お金とは全く関係ない話題についてを書いてみます。
部下の育成上手は聞き上手!信頼関係もバッチリ
2018年6月号の日経ビジネスアソシエが,「聞き上手」をテーマとした特集を組んでいたのですが,非常に的を得た内容であり,共感できる部分が多いものでした。
会社で部下を育成するときや,信頼関係を築くためには,「聞くかまえを作る」必要があります。
- 事前の情報収集は必須
- 話す相手に“身体”を開く
- 相槌やうなずきで相手を乗せる
- 「要約力」で論点を整理する
- 相手の会話の一部を切り取らない
- 共感・同調することで「返報性のルール」が働く
本記事は,日経ビジネスアソシエの教えを,家庭に置き換えて意見を述べています。
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事前の情報収集は必須
話を聞く前に,話の内容に関する周辺情報をインプットしておく。
これは,会社では常識のことで,部下の話を興味深く聞くには必須のことです。
ご家庭で,奥様または旦那様がどのような話をされるのか分かりませんが,何度も同じ分野の話やそれに関連した話が多く出てきます。
予備知識が無いまま,自分の興味のない事や,畑違いの妻の仕事の話を聞き続けるのは大変苦痛です。
そうならない為に,少しでもいいので,相手の趣味や妻の周辺で起こっているであろう情報を収集するのです。(妻の好きなアーティストや仕事の業界情報など)
こちらから質問することも出来て,会話が盛り上がることでしょう。
話す相手に“身体”を開く
相手の話を聞きたいという「聞く構え」があるかないかは,姿勢や表情から相手に伝わるものです。
そこで,妻の話を聞くとき,私は飲み物とつまめるものを準備します。
「よし!いっぱい話し聞くよ!」の合図です。
妻も分かっているのか,話を聞いて欲しいときは,自らコーヒーとおやつを準備することもあります。
この辺りの心遣いは,聞く側にとってありがたいものです。
私は,休日であれば,カフェに行って話しを聞いたりもします。
美味しいものが食べられ,ゆっくり話しを聞き,楽しい時間が過ごせるので非常にお勧めです。
6月上旬,妻は両親と3人で海外旅行に行ってきました。(娘ちゃんは学校をお休みできないため,私と留守番しました。)
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帰国した妻は,たくさんの話をしたいようでしたので,週末にカフェで写真を見ながらゆっくり話しを聞き,楽しく過ごしました^^
相槌やうなずきで相手を乗せる
「聞き上手な人」に共通するのは,相槌やうなずきなどのリアクションが大きいことです。
合いの手が,会話のリズムを作るのです。
「そうなの?」「まじで?」「さすが!」「すごい!」「いいね!」などなど。
合いの手により,妻が鼻息荒くし,おしゃべりに勢いずくのを楽しく見ています。
つまらない会話も,合いの手によって,楽しい会話に変身するのです。
これは簡単ですので,ぜひぜひお試しください。
効果抜群ですよ!
「要約力」で論点を整理する
時々,「つまり,~ということですね」と相手の話を総括するのも,上司として必須のスキルです。
これも家庭で有効なのですが,しっかり相手に聞いている証拠になりますし,相手の話したいことを最大限に引き出してあげるためには,論点整理をたまにしてあげるとよいのです。
逆に,自分にとって,たいくつな話になりそうだったら,要約したあとに,「そういえば,こんな話も・・・」と自分の興味のある話題に転換させることにも有効です。
お互いにとって,良い方向になるので,このあたりのテクニックも身につけたいものです。
相手の会話の一部を切り取らない
「要約力」と似て非なるものが,相手の言葉尻などを捉えて,理解した気になることです。
会社では,これは致命的なミスに繋がるので注意したいところ。
ご家庭でも,話をあまり聞かず,あるキーワードだけ捉えて会話を進めると,話し手はそれに気付き,楽しくない気分になります。
当然,いつも真剣に聞くと疲れることもありますので,もしもあまり理解せず聞いていたら「え?どういう意味??」と軽く聞き返しましょう。
喜んで,同じ話を鼻息あらく,事細やかに話してくれます。
共感・同調することで「返報性のルール」が働く
「いいですね」「なるほど」「実は私も同じことを考えていました」など,相手に共感・同調するような合いの手を入れると,「返報性のルール」が働き,今度は自分が相手に共感し,何らかの形で貢献しなければと思うようになります。
この「返報性のルール」は非常に重要で,相手が何らかの形で貢献したくなるといった思いを醸成するのです。
この循環が上手くまわりはじめると,家庭も上手く回るようになるのです。
例えば,妻はマッサージをしながら話をするようになり,私はお返しに食事に誘い,すると,それに感謝した妻は,私の好きなケーキを作るといったように,良いサイクルが回りはじめるのです。
以上,人の話を聞くときに心がけるべき「聞くかまえを作ること」に軸を置いて書いてみましたが,やはり「夫・妻の話は愚痴ばっかりで聞くのが面倒!」「お義父さんやお義母さんと話が合わない!」と思われるかも知れません。
ですが,まずは実践してみてください。
共感する場が生まれると,そのうちに会話が楽しくなって信頼関係も良くなります。
また,はじめは意識して行動する必要がありますが,慣れてくると自然に行動できるようにもなります。
ぜひ,お試しください。
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