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新手の架空請求はがき「電話かけないで」 行政が注意喚起

(2018/6/24 09:16)
賀茂地域に届いた架空請求はがき。新手の手口(右)では、身に覚えのない場合は連絡するように促している
賀茂地域に届いた架空請求はがき。新手の手口(右)では、身に覚えのない場合は連絡するように促している

 「身に覚えのない場合は連絡を-」に注意して。6月に入り、新手の架空請求はがきが届いているとして、静岡県と6市町でつくる賀茂広域消費生活センターが注意喚起している。
 はがきは「民事訴訟最終通知書」と銘打ち、未納料金や契約違反があると告げる内容。このままでは裁判所に呼び出されるなどと不安をあおり、身に覚えの「ある」場合ではなく、「ない」場合は早急に連絡するよう促している。
 明記された電話番号に連絡すると、裁判費用などを要求される。全国訴訟相談センターという団体名を名乗り、「悪質業者に対する相談も受け付けている」と記載してあるのも特徴という。
 賀茂広域消費生活センターは「架空請求への注意喚起を逆手に取った手口。相手に電話をかけないよう気を付けてほしい」と呼び掛けている。

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