それほどまでに私は疲れてる。疲れきってる。
明日締め切りのESを半分書いたところで手が止まってしまった。
質問に対して自分の正直な考えと、就活本に書いてあるセオリーとを照らし合わせて、正解の文章を考えようとしても、何も浮かばなくなってしまった。
考えれば考えるほどこの企業の志望度は高くなっていき、同時に書けなくなっていく。
私には夢があった。
夢を叶えたくて就活を頑張った。
正確には頑張りたい、と思った。
でも次々と志望業界の企業が落ちていく中で、根本的に自分は向いていないのだと気づいた。
それどころか、1mmの努力も出来ない自分がいたことに気づいた。
夢破れた私を横目に、友人たちは次々に内定を獲得していく。
私はコミュニケーションに難があるわけではない。
バイトで接客業もやってて評判いいし、大人からも可愛がられるタイプだ。
どうして夢もないあの子は適当な企業に内定もらって、どうして夢のある私はこうもうまく行かないのかと、自問を続けた。
出した答えは、私は自分が思うよりはるかに「何者」でもなかったのだ。
就活について生々しく描かれた本で、2年前くらいに私も買い、読んだ。
怖くなった。
こんな怖いことを乗り越えられるのだろうか。
面白い本だけど読むと不安になるから就活が終わるまで読まないておこうと思ったのだ。
だが今思うと不安になる一番の理由は、登場人物の拓人が私と似ていたから。
そして今まさに、私は拓人と同じ状況に置かれている。
この記事を書いている横に本棚から引っ張り出した『何者』を置いてある。
ごちゃごちゃしてしまったがプライドを失い、どん底にいる今でも言いたいことがある。
「企業は合う、合わないがあるから、落ちた企業は合わなかったんだよ」
というか、どのサイトもどんなキャリアアドバイザーも言う台詞。
私はこの言葉を信頼していない。
何故なら合う、合わないなんてどうでもいいからだ。
やりたい、やりたくない、なんじゃないの?
合わなくても、やりたい仕事ならそんなの乗り越えられるんじゃないの?
やりたい、やりたくないにしろ、合わなかったら辞めればいいと思うけど、やりたい仕事から転職したほうが経験値になるんじゃないの?
こんなことを未だ言ってるから就活の波に乗れずうだうだ海底に沈んでいるんだろう。
もちろん留学する気もだ。
「何者」かになりたかったのに、こんなにも「普通」の考え方をしてしまうのは、本当に我ながら笑える。
正直辞めたいし、しにたい。
でも私はこの世にすがりつくものがあるし、親にもお礼したいと思ってる。
就活のメソッドには中途半端にしか従えないし、プライドは絶妙に高い、そして「何者」でもない。
でも雇ってくれればちゃんと働くし、周りへのご機嫌取りだってするから。
こんだけ書いといて結局何が言いたいのか分からない文章にも嫌気が差してくる。
ES書けない。
就活つらい。
大学院M1より、アドバイス 私も学部出るときに就活してた 内定も貰えたし、何者も読んだ なぜ落ちるのかをもっと踏み込んで考えてみてほしい 企業研究は十分か? その企業の特性(強...
企業研究は、じゃあやれよって話ですが、不十分だと自覚しています。 今一度自分と向き合ってみたいと思います。 ありがとうございます。