【芸能・社会】岡本圭人、米名門演劇学校へ留学 8月末で芸能活動は一時休止2018年6月24日 紙面から 9人組グループHey!Say!JUMPの岡本圭人(25)が9月から2年間、米国の有名演劇学校に留学することが23日、ジャニーズ事務所への取材で分かった。芸能活動は8月末をもって一時休止する。元KAT-TUNの赤西仁(33)が米国に半年間語学留学したり、屋良朝幸(35)が2カ月ダンス留学した例はあるが、ジャニーズ所属のタレントが本格的に留学するのは初めてのケースになるという。 留学先は2年制の専門学校アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ(THE AMERICAN ACADEMY OF DRAMATIC ARTS)のニューヨーク校。1884年創立の米国初の演劇教育機関で、ロバート・レッドフォード、アン・ハサウェイなど数多くの名優を輩出している。ジャニーズから同校に留学するのは岡本が初めて。 岡本は2007年、Hey!Say!JUMPのメンバーとしてCDデビュー。父は元男闘呼組の岡本健一(49)でジャニーズ初の2世タレントとして注目された。9歳から5年間、英国に留学。インターナショナルスクールを経て、2012年、上智大学国際教養学部に入学したが、卒業できず、昨年退学した。 Hey!Say!JUMPは一昨年大みそかに東京ドームで年またぎのライブを任され、昨年はNHK紅白歌合戦に出場するなどジャニーズの次世代を担うグループとして台頭してきたが、一方で岡本自身は学業との両立を果たせなかったことにじくじたる思いがあったようだ。 ジャニーズ事務所によると、今年3月に岡本から留学の意志を伝えられ、本人と協議を重ねてきたという。グループのメンバーは「自分たちは命懸けでHey!Say!JUMPを守るから、戻る場所はないというくらいの覚悟を持って、学んできてほしい。心から『おかえり』と言えるような時間を過ごしてきてほしい」と岡本を送り出すことを決めたという。 学校のオーディションと面接は今年5月末に行われ、岡本は父の当たり役でもある「リチャード3世」のワンシーンなどを披露。初見での演技の試験もあり、面接では志望動機、将来の夢などを聞かれたという。学校では演技、歌、演劇の歴史、殺陣など幅広く学ぶことになる。 渡米は8月中旬以降で、それまではHey!Say!JUMPとして音楽番組やレギュラー番組には出演する予定。直近では6月27日のテレビ東京系「テレ東音楽祭」、7月7日の日本テレビ系「THE MUSIC DAY」への出演が決まっている。 ◆岡本圭人コメントHey!Say!JUMPは昨年結成10周年を迎え、年末には3大ドームツアー、初の紅白歌合戦出場と、メンバーとともにファンの皆さまに支えられて、全速力で走りきることができました。大きな節目を迎え、自分を見つめ直した時に、芸能活動を始めるにあたって掲げた「仕事と学業の両立」という目標を達成することができなかったことに悔しさを感じました。 これから20年、30年と続いていくグループのメンバーとして、自分に甘い岡本圭人のままではグループの力になることはできないと感じ、「自分を変えなければならない。そのためにも今は学ぶことに専念するべきだ」という想いを強く抱くようになりました。今年3月、メンバーにはその想いを率直に伝え、話し合い、そして理解してもらうことができました。メンバーには感謝の言葉しかありません。 ファンの皆さま、私岡本圭人は9月から米国のアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツに2年間留学します。同校では芝居と音楽を一から学びながら、イギリス留学で身につけた語学により一層磨きをかけ、人間的にもタレントとしても成長できるように勉強してきます。 そして“未来のHey!Say!JUMP”にふさわしい人間になれるように頑張ってきますので楽しみに待っていてください。これからもHey!Say!JUMPをよろしくお願いします!! <岡本圭人(おかもと・けいと)> 1993(平成5)年4月1日生まれ、東京都出身。2007年、Hey!Say!JUMPのメンバーとしてシングル「Ultra Music Power」でデビュー。11年、TBS系ドラマ「3年B組金八先生ファイナル」で俳優デビュー。12年、上智大学に入学。14年、フジテレビ系ドラマ「ファーストクラス」で連ドラ初出演。Hey!Say!JUMPのメンバーとしてテレビ東京系「リトルトーキョーライフ」、フジテレビ系「いただきハイジャンプ」に出演中。
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