(cache)ヴァイオレットはプリズムみたいな子―『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』石立監督&演出・藤田さんインタビュー | JMAG NEWS

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』石立監督&演出・藤田さんインタビュー

20181月に放送のTVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。Netflixで全世界放映もされ、美麗な世界観……涙を誘う純粋なエピソードの数々など、世界中から注目を集めている同作。

同作の監督を務める石立 太一氏と、シリーズ演出※の藤田 春香さんにお話を伺いました。

シリーズ演出
アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』におけるシリーズ演出の仕事は、主に(1)監督がチェックする前に絵コンテをチェック(2)企画段階からアニメ制作における演出プランなどを検討する となっています。

アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』石立監督&シリーズ演出・藤田さんインタビュー

聞き手:ふくもと
石立 太一 氏:石立/藤田 春香 さん:藤田

石立さん&藤田さん 『ヴァイオレット』

さて、TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のお話を伺う前に、アニメ制作にあたり、お二人が初めて原作小説(暁佳奈さん・筆)をお読みになった際のご感想をお聞かせいただけますでしょうか。

石立:最初から泣きました。原作小説での第1話は『小説家と自動手記人形』という、アニメでも描かれたオスカーとヴァイオレットの話なのですが、最初から泣かされました。オムニバス(短編)形式で描かれているので、どんどん読み進めたくなる作品だな、と思いましたね。

藤田:原作のヴァイオレットは最初からお仕事をスマートにこなせる女の子でしたよね。でも、完璧ではなくて、唯一欠けているものがあって、その欠けている部分がすごく魅力的な女の子だな、と。原作小説を読ませていただき、そういったヴァイオレットの姿を見た上で、TVアニメでも、完璧じゃないところからスタートしてその欠けている部分から何かを生み出せるものが作れたらな、と思いました。

原作小説を読まれた上で、お二人は『ヴァイオレット』という少女をどういった子だと捉えられたのでしょうか。

藤田:スタッフの間では『プリズム』みたいな子だな、という話をしましたね。

石立:してましたね。プリズムって光を七色に分散させますよね。ヴァイオレットを通すことによって考え方を変えられたり、救われたりと、世界が違うように見えるそんなキャラクターだな、という話をしていました。
あとは藤田が先程言っていましたが『欠けている』が彼女の個性で、無いが故にタブーなことを口にしてしまったり、そういった振る舞いをしてしまう……そんな子だなと思っていました。

藤田:原作を読ませていただいて、最初はちょっとおっちょこちょいなところがありつつも、依頼者や周りの人の心を救ってくれるプリズムなヴァイオレット自身も、アニメを通して成長していく様子を描きたいなと思いながら作っていました。

ヴァイオレットを『どう描くか』

なるほど。TVアニメではヴァイオレットの成長に重きを置かれたんですね。アニメは原作小説とかなり順序を入れ替えて描かれていましたよね。構成の際、かなり悩まれたのではないでしょうか。

石立:とても悩みました。原作はオムニバス形式で時系列がシャッフルして描かれているのですが、映像化するにあたって、やはり『ヴァイオレットの成長』を主軸にすると、時系列を整理して描いたほうが、より多くの方に彼女の成長を感じてもらいやすくなると思い、現在の順で描くことになりました。ただ、入れ替えたことによってヴァイオレットがどこで泣くのか泣かないのか……そもそも、ヴァイオレットを泣かせるのか泣かせないのかというところがネックになってきたんですよね。ここは最後まで悩みました。

石立:最終的に、親心のようなものかもしれませんが、ヴァイオレットには成長してほしいな、と。子供の成長って嬉しくもあり寂しくもあるじゃないですか。でも、親心のようなもので考えれば、やはりきちんと自立して、一人で歩んでいけるような子でいてほしい、と思い、ヴァイオレットの感情が徐々に現れるよう、あの順番で描かせていただきました。

藤田:確かに、ヴァイオレットを泣かせるか泣かせないか、はものすごく悩みましたよね。ヴァイオレットが最初に泣いたのは7話のAパートなのですが、あのシーンは泣かせるか 泣かせないかをコンテチェックの時、特に悩みました。最終的には泣かせてしまうことになり、泣かせちゃった……って言ってましたね…()その後も8話,9話,10話と、ヴァイオレットが泣くシーンがあるのですが、何故泣いてしまったのか、何が彼女に涙を流させたのか、を踏まえた上で、どういう風に泣きのシーンを表現していくべきなのかな、と悩みまくりましたね……

確かに、映像化されたことでヴァイオレットの感情がより鮮明に、美しく描かれていましたね。

石立:泣きについては、あまり綺麗な泣かせ方は良くないな、と思ったんですよ。ギルベルトの死を知った9話は、ギルベルトという存在への喪失感から、そうした『あまり綺麗に泣かせすぎないように』というところを意識して作りました。
泣きのシーンでは、10話(アン登場回)も相当悩みましたね。
10話は絵コンテを小川が担当していたのですが、10話におけるヴァイオレットって、完全ではなくともかなり感情を理解出来るようになっていたので、劇中でもヴァイオレットは「最初から泣きそうだった」と言ってましたよね。小川は最終話前であれほど泣かせても大丈夫だろうか、と悩んでいて、相当相談しに来てくれたりもしたのですが、やはりこれも先程と同じ親心で「思い切り泣いていいんだよ」と言ってあげたくなるような気持ちになり、他のドールに見守られながら泣く、といったシーンを10話の最後に配置しました。

ギルベルトという存在を失ったヴァイオレットが、本能的に、他のドールと働くC.H郵便社を『居場所』と感じられるようになったからこその止めどない涙ですもんね。あの涙で心を動かされたファンも多かったようです。

熱の込められたキャスト演技

そんなヴァイオレット、やはりアニメ放送前に気になっていたのは「キャストさんのお芝居」でした。どこまで感情を混ぜて演じるのか……逆に、どこまで抑えるのか……とすごく楽しみにしていたファンは、原作・アニメファンを問わず多かったのではないかと思うのですが、監督は、石川由依さん(ヴァイオレット 役)にどういったディレクションをなさったのでしょうか。

石立:ヴァイオレットのお芝居をしていただく上で、やはり先程の『ヴァイオレットってどんな子?』が鍵になってくると思うんですよ。ヴァイオレットという少女は、感情を知らないのではなく分からない子じゃないかな、と。「『愛』が分からない」と本人が言っていたようにですね。
とすると、ヴァイオレットは感情がないロボットではない、ということじゃないですか。
なので、まだ誰にも『感情』を
教えてもらっていない、あくまでゼロ地点にいる感覚、と石川さんにお話しました。石川さん自身もおっしゃっていたと思うのですが、ヴァイオレットを演じる上で、無感情だとかフラットだとかを意識してロボットのつもりで演技をするよりも、割とありのままの、素の自分で演じていったほうがヴァイオレットらしくなるのかな、と思いました。『純朴な少女』といった感じでしょうか。
そこから少しずつ
知っていって成長していく、そんなヴァイオレットの成長を感じていただけるよう演技していただきました。

なるほど。確かに、7話で、自分の過去に向き合った上で悩み苦しむヴァイオレットが描かれていたシーンのヴァイオレットの声は『純朴さ』が特に感じられましたよね。キャストさんの熱の込もった演技に涙してしまいました。

石立:キャストさんには、本当に役に入り込んで演技していただいたと思います。ホッジンズの子安さんのセリフには、強力に父性が込められてましたよね。9話の最後のセリフ……「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、どういった仕上がりになるのか、絵コンテの時から気にしていたのですが、アツかったですね……Blu-ray&DVD 2巻のオーディオコメンタリーでも「染みるなぁ……。」と話していました()

―本作では、登場人物がヴァイオレットの瞳の美しさに惹かれるシーンが数多く登場していましたし、そうした藤田さんの演出の魅力が作品でとても活きたような感触を受けます。ファンも、そうしたの描写に惹き込まれたのではないでしょうか。

藤田:確かにこの作品では、真正面から撮ったヴァイオレットをとても多く描きました。コンテの際も、真正面のヴァイオレットを意識して描いていましたね。

石立:そうなんです。通常は、登場人物たちの主観が入れ替わって物語を進めて行くのですが、ヴァイオレットに関しては、当初からお約束として、なるべくヴァイオレットからの視点を無くそうと話していました。逆に、ヴァイオレットがカメラを見ている、というシーンを多くしているんですよ。

アイリスから見たヴァイオレット……ルクリアから見たヴァイオレット……確かに振り返ってみれば、ヴァイオレット見たというシーンが多いですね。

石立:原作小説を読ませていただいた時、原作者の暁佳奈先生が、誰かから見たヴァイオレットを意識して描いてらっしゃるなと思い、なるべく客観的な絵作りを心がけるようにしました。ただ、物語が終盤に入り、ヴァイオレットに段々と自我が芽生えていくにつれてヴァイオレットの主観を入れていこうと、10話~13話辺りは、ヴァイオレット主観のカットを多く入れました。自我が芽生えたからこその、ヴァイオレットの感情をより感じていただけるように、といった狙いでした。

正直、客観的な絵作りには気付けませんでした。言われてみれば……という感じですね。改めてBlu-rayで振り返りたいです……

世界観設定

本作、注目されているポイントの一つには、ヴァイオレットの『世界観設定』が挙げられるかと思います。本作には『世界観設定(鈴木貴昭 氏)』といった役職も見られただけあり、やはり世界観の作り込みには相当苦労し、注力なさったのではないでしょうか。

石立:設定考証は、本作を作る上で一番悩みましたね。原作の小説だけイメージすると、時代や国といった世界観が、読み手によってかなり差があったかと思います。ヴァイオレットを読んだ複数名のスタッフに、僕が「ヴァイオレットの世界観での『酒場』、どんな酒場を想像する?」と質問したことがあるんですよ。すると、あるスタッフは「椅子は樽ですかね……。」と答えたんです。RPGゲームか、って()更に「ビールサーバーはある(程の文明レベル)?」と重ねて質問すると、「うーん、ちょっと分からないですね……。」と答えた、といったエピソードもありまして……。ですが、アニメにする上では、仮定であったとしても『こういう世界』というものを作らないといけないじゃないですか。そこで、どういう世界にしようか、といったところが最初の悩みでした。そこで、『世界観設定』の鈴木さんにお願いし、ヴァイオレットの世界観を作っていただきました。

ちなみに、どの国のどの時代……など、明確なイメージはあったのでしょうか。

石立:まず小説を読んで誰もが感じられるイメージとしては『ヨーロッパ圏』じゃないですか。そこからまた悩んだんですよ。シャーロック・ホームズよろしく『霧のロンドン』みたいな、グレーがかった世界にしようかな、と。もちろんそれも悪くはないのですが、ちょっと過去を引きずった少女・ヴァイオレットに『霧のロンドン』はあまりにも相性が良すぎるな、と。違和感を出したいなと思い、同じヨーロッパ圏でも、もっと温かい鮮やかな色彩の世界の中に、ぽつんと立っている感じの方が、良い意味での違和感が出るな、と。
ということで、イタリアになりました!()なので、作中でもヤシの木のカットが多く描かれていたかと思います。

―“京アニ作品の特徴の一つでもある『美麗な背景』が、ヴァイオレットの、良い意味での違和感を最大限に引き出していたんですね。背景は、本作の公式ファンブック「ヴァイオレット・エヴァーガーデン クロニクル」でも詳細に書かれていましたよね。

石立:『世界観設定』という仕事がどういったものなのか……また、舞台となるライデンシャフトリヒがどういった都市なのかについても詳細に記されていますので、ファンの方にはぜひ読んでいただきたいですね。

「染みる」主題歌・劇中歌

アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』主題歌には、OP主題歌にTRUEさんの『Sincerely』、ED主題歌に茅原実里さんの『みちしるべ』が制作されていましたよね。この二曲をお二人に作曲していただく上で、監督はどういったディレクションをなさったのでしょうか。

石立:お二人には、僕から細かくこういった歌詞を入れてほしい、といったことはお伝えしなかったんですよ。おそらくこういった雰囲気の作品になると思うので、それに合わせた曲をお願いします、と……と、お願いした上で完成したのがあの二曲になるわけですが、いざアニメと合わせてみたらOP主題歌もED主題歌も、歌詞的な意味ではすごく作品にシンクロしていて驚きました。最終話まで作っていない状態で作曲をお願いしたにも関わらず、最終話の放送が終わり、改めて曲を聞いてみると「やっぱりそうなんだなぁ……。」と感動しましたね。

―ED主題歌『みちしるべ』も、アニメからEDへの入りが絶妙でしたよね。

石立:音響監督の鶴岡さんも毎週毎週ダビング※をしているときに「染みるわぁ……。」と言ってました()本当に毎週毎週仰られてましたね()

ダビングここでは、アニメ制作時において、声優のボイスや効果音など、作中の『音』を作画で描かれた『映像』と合わせる作業工程のこと。

鶴岡さんの仰る通り、OP主題歌もED主題歌も染みる楽曲・歌詞でしたね。ちなみに、ファンの多くが待ち望んでいた挿入歌『Violet Snow』が、ファンの期待に応えたかのように本編でも登場しましたね。

石立:原作小説のCMテーマソングとして作っているつもりだったのですが、ファンの方からの反応が予想以上に大きくてびっくりしました。

藤田:私たちからしても、本当に『Violet Snow』はCMの音楽という印象が強かったんですよ。制作スタッフの中にも『Violet Snow』が大好きなスタッフが多くいたのですが、ファンの方々にも強く愛してくださって、本当にありがたかったですね。

まだまだ楽しめる『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』自体の放送は終わってしまいましたが、まだまだファンはアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を楽しめる……ということで、何やら、74日発売のBlu-rayDVD 4巻には特別番外編<Extra Episode>が収録されていると伺いました。この<Extra Episode>はどういった話になるのでしょうか?

石立:時間軸としては、本編での4話と5話の間のお話です。本編の5話で、シャルロッテ姫が「恋文書くの上手いわね」と言っていたとおり、4話から5話でヴァイオレットが急成長していたじゃないですか。<Extra Episode>は、その間の物語を描いた話になります。
ストーリーとしては、オペラハウスのイルマという歌姫から、歌詞を作って欲しいという依頼をヴァイオレットはじめC.H郵便社が受ける、といったお話ですね。

ヴァイオレットがどういった経験を経てシャルロッテ姫の依頼をクールにこなせるようになったのか、が分かる一話ということですね。見どころはございますか?

石立:詳しいところはぜひ皆さんの目でご覧いただきたいのですが、ぜひ『ヴァイオレットとイルマの共通点』に注目していただきたいと思います。

オペラハウス、ということは背景や音楽もより楽しみですね。

石立:そうですね。楽曲や音楽にも力を注いでいますので、そうした部分もぜひ楽しみにしていただければと思います。

そういえば、Blu-ray&DVDの初回特典には『スタッフ座談会』が同梱されているそうですよね。こちらはどういった形に仕上がっているのでしょうか?

石立:藤田が制作スタッフに話を聞く、といった形での座談会になっていますね。

藤田:今回、シリーズ演出として密に関わらせていただいたのですが、やはりそれでも知らないことが多くあり、私より多く場数を踏んでこられた先輩方がどういった心持ちでお仕事をなさっているのかな、といったところを聞けました。ファンの方にも制作の裏側を知っていただける座談会になっているかと思います。
個人的にも、これからコンテを描くとき、どういう風に作品と向かい合うのが良いか、など、すごく勉強になりました。

制作の裏側は、一ファンとしてもすごく気になりますね。

おわりに

さて、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』全13話の放送を終えて、いかがでしたでしょうか。

石立:作りたかったものは作れたかなと思っています。やはり本作は、あれだけたくさんの文字情報で描かれた世界観をどう映像で表現するかといった点で非常に悩み、どのシーンでどれだけの時間を使って描写をすれば良いか、といった『「見せ尺」をどう取るか』がネックでした。映画って、尺が長いのであまりナレーションが入らずに、見せ尺を使ってシーンを表現するじゃないですか。なので、「映画を作っているような気分で作らないと」という意識で制作したつもりでいます。原作小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』として映像化する上で欠かせなかった その要素は、達成できたのではないかな、と思っています。

あれだけのクオリティを、最後まで美しく描ききるのは流石京アニクオリティだな、と思いました。

石立:必ずしも弊社だけが出来ることだとは思っていませんが、社内で意思を密に共有しながら制作出来る環境は、ヴァイオレットという作品を作る上で非常に強みになり得る点だったのでないかと今振り返ってみれば思いますね。

大勢のスタッフさんが一丸となって作ったアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。ぜひワンカットも目を離さずに見ていただきたいですね。では最後に、読者,ファンの方々へコメントを頂戴できますでしょうか。

石立:本作では、ヴァイオレット・エヴァーガーデンという一人の少女に対して、スタッフ一同誠実に向き合わせて作らせていただいたつもりです。原作とは違うメディアですので、原作と違う部分もありますが、垣根にとらわれず、少しでも多くの方にヴァイオレットという少女とその成長を、最後まで一緒に見届けていただけると嬉しいです。

藤田:ヴァイオレットの心を、丁寧に話数を重ねて作って来られたかなと思っています。見ていただいた方にも、ヴァイオレットのように、自分の心と向き合って、自分の感情を大切にしていただけたらな、と思いました。本作を見ていただいて、ちょっと息を吸うのが楽な気持ちになっていただけれたら嬉しいです。

(取材・文=ふくもと)

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』商品情報

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CD情報

OPテーマ『Sincerely』、EDテーマ『みちしるべ』、

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TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』作品概要

ストーリー

とある大陸の、とある時代。
大陸を南北に分断した大戦は終結し、世の中は平和へ向かう気運に満ちていた。

戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、軍を離れ大きな港町へ来ていた。
戦場で大切な人から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま――

街は人々の活気にあふれ、ガス灯が並ぶ街路にはトラムが行き交っている。
ヴァイオレットは、この街で「手紙を代筆する仕事」に出会う。
それは、依頼人の想いを汲み取って言葉にする仕事。

彼女は依頼人とまっすぐに向き合い、相手の心の奥底にある素直な気持ちにふれる。
そして、ヴァイオレットは手紙を書くたびに、あの日告げられた言葉の意味に近づいていく。

キャスト

ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
カトレア・ボードレール:遠藤
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
エリカ・ブラウン:茅原実里
アイリス・カナリー:戸松

スタッフ

原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈
KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:石立太一
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:高瀬亜貴子
シリーズ演出:藤田春香
世界観設定:鈴木貴昭
美術監督:渡邊美希子
色彩設計:米田侑加
撮影監督:船本孝平
3D監督:山本
小物設定:高橋博行・太田
編集:重村建吾
音響監督:鶴岡陽太
音楽プロデューサー:斎藤
音楽:Evan Call
音楽制作:ランティス
OP主題歌:TRUE [ Sincerely ]
ED主題歌:茅原実里 [ みちしるべ ]
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

公式サイトhttp://violet-evergarden.jp/

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

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