2018年1月4日追記:速度が出ない!プロバイダ側が対処出来ない理由の一つ(網終端装置)
はてな匿名ダイアリーで話題になった「フレッツ光が遅い」
はてなブックマークでは、Windows10やiOS9のダウンロードが急増しているからなどと考察されている方がいます。
しかし、実際のところは上記の一時的なダウンロードだけではなく、NTT系光回線の構造的な問題にありました。
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速度が遅い原因は「光回線ユーザーの急増」
まず去年2014年のフレッツ光回線の契約数は、減っていました。
ブロードバンド回線事業者の加入件数調査(2014年3月末時点)
NTTのフレッツ光は2014年3月末の東西合計の加入件数が1,805万件で、FTTH市場におけるシェアは合わせて71.1%。2013年3月末から1.5ポイント減少した。
2013年より1.5ポイントの減少。
今後もそこまで光回線の契約数は増えないと2014年ごろには言われていました。
実際、高速回線を利用したい世帯はほぼ既に利用しており、新規加入はそこまで進まなかった現状がありました。
何故新規加入が進まなかったというと、やはり値段が高すぎて殆どの人が手を出さなかったのです。
(当時フレッツ光を契約すると、プロバイダ料金込みで6000円前後と非常に高額でした)
2015年 ドコモ光により光回線業界の風向きが変わりました
それが2015年になりまして、突然光回線ユーザーが爆発的に増えてきました。
しかも今まで光回線を利用してこなったユーザーが増えています。
何故光回線利用者が急増したのか。
それは「ドコモ光」が始まったからです。
ドコモ光は、今までNTT法(日本電信電話株式会社等に関する法律)でセット販売を認められなかった販売方法でした。
それが2015年に解禁され、2015年3月からサービス提供されることになりました。
ここで何故光回線契約者が急増したのかというと、以下の理由があります。
セット販売による大幅な料金割引
今まで高額だった光回線が、同じく高額だったスマホのパケットし放題の利用料金をセットにすることにより、割引されることになりました。
その額一台に付き、500〜2,000円(パケットし放題のコースにより変動)
仮に家族4台割引されることになれば、かなり大きな割引金額になります。
ドコモ光も光回線ですので、決して今までと変わらず極端に安いわけではありません。
しかし、セットで安くなるなら使ってみようか。
その上回線も速くなるなら、素晴らしい。
そう思う一般ユーザーも多いはずです。
ドコモユーザーが行き慣れた窓口でドコモ光契約
そして、ドコモユーザーなら一度は行ったことがあるドコモショップ。
こちらが今回ドコモ光の窓口なのも大きなポイントです。
今まで光回線を契約する場合、電気量販店などが一般的でした。
しかし、一般ユーザーにとっては速い回線だけど、現状でも困っていない。
その上料金が高いから、わざわざ契約する必要性を感じない。
そう思う方が多かったと思いますし、店員の話を聞こうと思わない人が多かったと思います。
しかし、ドコモショップが窓口である場合は違います。
仮にスマホの機種変更の用事でドコモショップへ行った場合でも、勧誘を受ける機会が出来ます。
「機種変更のついでにドコモ光はどうですか。高速回線も使えてスマホの料金も月々こんなに安くなりますよ」
勧誘できる機会が量販店とは比べ物になりません。
その上、高いスマホ料金の割引を売りにどんどん売り込むことが出来ます。
こうした今までと違った販売方法のアプローチが出来た結果、一般ユーザーがどんどん光回線を契約していったわけです。
ドコモ光の契約数 どのくらい増えた?
4年ぶり増収増益に、ドコモの2015年度第1四半期決算(2015年7月の記事)
ドコモ光の契約数が41万契約で、累計の申込件数は60万件という数字が公開された。
「ドコモ光」も、計画に対して順調に推移しているとした上で、「モバイルにもプラスの効果が表れている」とし、約30%がドコモの回線を新規に契約し、55%近いユーザーが家族でシェアパックを利用していることを紹介した。
41万契約で、累計の申込件数は60万件。
フレッツ光の2014年年間契約数が43.7万件です。
しかし、ドコモ光2015年3月からサービスして、2015年7月28日までの間の約半年でこの契約数です。
この数字から見ても、今までにない爆発的な契約数なのがわかると思います。
追記:ついにドコモ光が2015年12月に契約数100万件突破
「ドコモ光」の契約数が100万件を突破(ドコモ公式サイト 報道発表資料)
9ヶ月で100万件増えた形になり、爆発的にユーザー数が増えてきているのがよくわかると思います。
追記: 2016年6月 ドコモ光契約数が200万件に
(お知らせ)「ドコモ光」の契約数が200万件を突破 (ドコモ公式サイト 報道発表資料)
前回100万件突破まで9ヶ月の時間がかかりましたが、今回は約6ヶ月で2倍の200万件です。
スマホとドコモ光とのセット販売は利益が大きいため、セット販売の売込みを強化した結果だと思われます。
ただし、短期的に人が増えたということで、回線への負担は2015年当時以上に大きくなっています。
半年で倍増えて、通信インフラ整備が追いつくのかと言うと厳しいでしょう。
利益を優先したドコモの選択なのでしょうが、そのしわ寄せがユーザーに確実に来ているものと思われます。
追記:2017年1月 ドコモ光契約数 300万件に
2016年6月から、約7ヶ月300万件とペースは殆ど変わらずドコモ光ユーザーは増加し続けているようです。
光回線でユーザー数増加をここまで維持しているのは、ここ何年もなかった出来事です。
それだけドコモはドコモ光勧誘に力を入れている結果なのでしょう。
しかし、増やした分だけ通信設備投資を行っているようには見えず、速度遅延は相変わらず。
釣った魚には餌をやらない状態は相変わらずのようです。
2017年 (お知らせ)「ドコモ光」の契約数が300万件を突破 (ドコモ公式サイト 報道発表資料)
追記:2017年7月 ドコモ光契約者 384万契約に
ドコモ光が前年同期比1.9倍の384万契約しました。
300万件突破から、約8ヶ月で84万件増えている形になります。
本来新しい回線サービスは、1年過ぎた辺りから、加入者数は鈍化していくものですが、ここまで下がらないのは恐ろしい営業力です。
久々の“減益”となったドコモの決算–auの新料金には追随せず(CNET Japan ドコモ光2017年度第1四半期決算を発表内容)
追記:2018年2月 ドコモ光契約者数 450万人突破
純増は伸び悩むもドコモ光が好調 (ITmedia Mobile記事)
前年同期比で約1.5倍の448万契約と、少しペースは落ちましたが契約数は増えているようです。
また、今まで他社光を利用していたユーザーがドコモ光に移行しているケースがかなり増えているようです。
そして、2018年1月10日には、ドコモ光契約者数がとうとう450万人を突破しました。
ドコモ光ユーザー急増 何故フレッツ光まで遅くなる?
ここまで如何にドコモ光ユーザーが増えたかを説明しましたが、何故それがきっかけでフレッツ光が遅くなるのか。
まず遅くっているボトルネックが何なのか。
それは現状、プロバイダが原因です。
ドコモ光の特徴 光コラボレーション
ドコモ光を利用するためにはフレッツ光と同じようにプロバイダを選ぶ必要があります。
下記のプロバイダがドコモ光に対応したプロバイダとなります。
これらのプロバイダは、フレッツ光でプロバイダ事業を行っていた会社がドコモ光に対応した形となっています。
ドコモ光 フレッツ光 NTT局内のプロバイダ設備は同じ
元々フレッツ光を行っていた会社が新しくドコモ光のサービスを提供。
しかし、そのプロバイダがドコモ光用の設備が増やしたわけではありません。
ドコモ光もフレッツ光も、各プロバイダに割り当てられたNTT局内にある設備を利用しています。
(そのため、仮にフレッツ光のOCNからドコモ光のOCN光に変えても速度に変化があることはありません)
この設備、接続人数によってプロバイダが増設する必要があります。
しかし、今までフレッツ光ユーザーのみ前提で設備に、突然大人数のドコモ光ユーザーが接続するようになりました。
その結果、同じプロバイダに割り当てられた設備に殺到している状況です。
詳しく説明すると、各プロバイダ設備から、NGNに接続するための相互接続点。
(NGNとは、NTT系光回線で必ず接続する次世代ネットワークです)
現在この相互接続点の接続人数を増やすための装置が許容オーバー。
その結果飽和状態。速度ダウンの症状となって現れています。
また、NGNネットワーク内の速度も最近遅くなっていることが報告されています。
バックボーンと現状の速度遅延の関係
バックボーンとは、小規模プロバイダであれば大規模プロバイダまで繋ぐまでの回線を指します。
プロバイダのBB.Excite(エキサイト)がその小規模プロバイダ(2次プロバイダー)に位置しています。
BB.Exciteは大規模プロバイダ(1次プロバイダー)であるIIJに接続して、インターネットをユーザーに提供しています。
一方、大規模プロバイダ(1次プロバイダー)のバックボーンは、IXと呼ばれるインターネットの相互接続点や海外との接続回線を指しています。
(大規模プロバイダーでは、IX(相互接続点)や海外回線へ直越接続出来るため、本来回線品質が高いのが特徴)
NTT.net KDDI IIJなどが大規模プロバイダに当たります。
◯◯のバックボーンだから快適 そんな時代の終了
何処もプロバイダも、弱小プロバイダでなければ、これだけ凄いバックボーンがあるので快適!
そんな謳い文句を内容をサイトに乗せています。
例えば「ぷらら」ですと、下記のような情報を載せています。
http://www.plala.or.jp/support/nw_info/backborn/
しかし、実態としてぷららは現状酷い速度遅延を起こしているユーザーが多数います。
つまりいくら快適なバックボーンに接続していたとしても、バックボーン以外で遅延している状況では、何の指標になりません。
混雑しているのは、あくまでも前記したNGNへの接続部分です。
バックボーンがこれだけ素晴らしいと公式内容を見たところで、プロバイダの快適度は全くわからないのが実態なのです。
NTT系光回線 分岐数の問題(タコ足状態)
NTT系光回線(フレッツ光、ドコモ光などの光コラボレーションも)は、分岐数が非常に多いのが特徴です。
残念ながら、自宅まで光回線が一本の光ケーブルで繋いでいるわけではありません。
その分岐数、実は32分岐となります。
現状、家庭内の電源タップで言えばタコ足状態になっています。
電源ケーブルの場合、過剰な電気が流れる形になりますが、光回線では決まった通信量しか送れず速度に直結します。
そのため、分岐数の多さが、他社より速度が出ない一因になっています。
分岐方法と分岐を行っても問題がなかった時代
NTT系光回線ですと、分岐の仕方は局内と局外があります。
局外スプリッタは、下記の画像のものが電柱のクロージャー(箱)の中に入っています
(8分岐光スプリッタ)
8分岐出来るため、このスプリッタがある近所では8戸まで1本の光ファイバーで繋げることが出来るわけです。
NTT系光回線では、この局外スプリッタ以外に局内スプリッタも利用しています(4分岐)
その結果、最大分岐数は32分岐となります。
実はこの仕様、個人宅への速度が下り200Mbps・上り100Mbps時代であれば問題ありませんでした。
というのも、フレッツ光は2014年5月までは「最大200Mbps」の速度でした。
しかし、auひかりなど他社が1Gbpsに移行していく中、NTTも速度を上げる方向になったわけです。
フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ」及び「フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ」の提供開始について
(2014年6月 NTT東日本 報道発表資料)
光回線上流の時点で既に速度が遅い
ここで問題になるのは、元々NTT局内(光回線上流)からの最大速度が1.25Gbps(1250Mbps)なことです(GE-PONの仕様)
この速度、家庭内有線LANとほぼおなじ速度です(最大1Gbps)
個人宅契約が200Mbps契約時代であれば、32分岐しても十分な速度だったかもしれません。
しかし、ほぼ個人宅が1Gbps契約となってしまった現在、32分岐していては全く速度が足りていません。
(単純計算で1戸39Mbps割り当てに)
そのため、本来であれば1Gbps契約を解禁した時点で、分岐数を減らすべきでした。
他社光回線の分岐は?
前記した通りNTT系光回線は最大速度1Gbps(1000Mbps)を32分岐させています。
一方、NURO光では最大速度が2.4Gbps(2400Mbps)をNTTのダークファイバ(利用されていない光ケーブル)を借り入れて利用しています。
分岐数は同じ32分岐ですが、NTT系光回線の2倍速度が利用できるため、ユーザー宅で速度が落ちず高速な実測結果が出るわけです。
また、分岐事情もNTT系光回線とは異なります。
局外分岐で8分岐されますが、NTT系光回線では、周りに家がない状態でない限りほとんど分岐されます。
というのも、フレッツ光やドコモ光など、有名ドコロは全てNTT光回線となり、シェアは圧倒的で日本最大となります。
シェアが高いということは、自宅近くで分岐される一つの局外スプリッタへの接続率も高く、32分岐はほぼされるものと思われます。
一方、NURO光のユーザー数はNTT系光回線と比べるまでもありません。
2013年にNURO光が開始され、まだまだ知名度は高いとは言えません。
実際近所で光回線を使っている人は居ても、NURO光を選んで使っている人はあまり居ないと思います。
前記した通り、局外スプリッタから分岐された後は、遠くまでケーブルを敷居することは出来ません。
NTTが一つの局外スプリッタで接続できる範囲。光配線区画を決定しています。
そのため、区画範囲外であれば、例え隣の家であろうと同じ局外スプリッタに接続されることはありません。
そのような状況で家の近所のNURO光の利用者が居ない場合、局外スプリッタで分岐接続されず接続されることもあるわけです。
光回線業者としてはあまり嬉しいことではないのですが(分散出来れば出来るほど実質ダークファイバの回線費用負担を減らせる)
利用者がNTTに比べ多くないNURO光は、局外スプリッタで分散されることが少なく、その結果ユーザーは2Gbps回線をフルに使うことが出来るわけです。
速度が出ない!プロバイダ側が対処出来ない理由の一つ(網終端装置)
フレッツ光の速度が出ない原因はもう一つあります。
それは、NTT局内のNGN網に設置されている「網終端装置」です。
昔と違い、ユーザーが利用するデータ容量が大容量化しています。
- hulu,dtv,Netflix,Amazonビデオ
- ゲーム本体のダウンロード
- OSのアップデート
- DropboxやiCloudなどのファイル共有
網終端装置は、処理するデータ容量があまりにも多いとパンクしてしまい、結果的に各ユーザーの速度も低下してしまいます。
では、パンクを改善するためにはどうすれば良いのか。
網終端装置を増設すれば良いのです。
増設することにより、処理が分散するため、結果的に速度低下を改善する効果があるわけです。
ですが、ここで問題なのがNTT側は通信量の混雑具合(トラヒック)を増設の基準には考えていません。
過去の通信量が少ない時代に合わせられて決められた基準
セッション数=ユーザー数
によって、決められているからです。
つまり、網終端装置に接続されるユーザー数がNTTに決められた基準より少なければ
増設は一切されないわけです
では、プロバイダ側が増設すれば良いのではと考える方もいらっしゃると思いますが。
NTT局内にある網終端装置を、プロバイダ側が勝手に増設することは一切出来ません。
そのため、いくら網終端装置の部分が混雑していても、プロバイダ側からは対処できない構造になっているわけです。
なお、NURO光はNTTのNGN網には接続していませんので、フレッツ光と同じ網終端装置に接続されることはなく、速度低下の影響は受けません。
2018年1月4日 網終端装置に関して追記:網終端装置の増設基準に関して、NTT側からプロバイダに提案があったようです。
現在、網終端装置の増設費用はNTT9割、プロバイダ1割の費用負担になっています。
この基準をプロバイダの費用負担を増やすのであれば、増設に応じるとのことです。
ですが、プロバイダ側は費用が大きな負担になるとのことで難色を示しています。
また、現在の増設基準の引き下げと増設基準をセッション数(ユーザー接続数)ではなく、トラヒック(データ量の多さ)に変更するように求めているようです。
混雑改善への兆しが見えたと思われましたが、まだまだ改善には程遠いのが現状のようです。
今後改善の見込みはあるのか
混雑している各プロバイダは、NTT側に設備増強のお願いをしている状況です。
(NTT局内の設備ですので、プロバイダが直接設備増強することが出来ません)
しかし、現状では設備増強を何度か繰り返しても、まだ混雑している状況が続いているようです。
それだけ今まで光回線を利用していなかったユーザーが、ドコモ光に殺到し、回線を圧迫しているものかと思われます。
これだけ設備を増強しても改善が望めないのは、ある意味NGNの構造欠点とも言えるのかもしれません。
また、分岐問題に関しては、今後10Gbps回線サービスが開始されない限り改善されることはないと思われます。
(光回線上流が高速であれば、分岐しても速度は出るはずです)
ただし、その10Gbpsに関しても2013年に実験を行っているとの記事から全く音沙汰がありません。
3年経ってもサービス開始の目処が経ってない状況では、期待薄かと思われます。
最後に各プロバイダの混雑状況をTwitterで検索してみました。
何処も酷い有様になっているのがわかると思います。
フレッツ光 Twitter評判
実際のNGNの速度画像がないのでわかりませんが、NGNが遅いとのツイートがありました。
もちろん地域によって違うと思います。
しかし、これが事実の場合、プロバイダの環境を改善したところで、速度の改善がされる可能性はかなり低いものと思われます。
上記のツイート2016年のものですが、この方は2015年にもNGNに関してツイートしています。
つまり2015年から2016年の間から、状況が変わっておらず遅い状態を維持しているということになります。
一応NGN側を管理しているNTTとISP(プロバイダ)側に調査依頼を行っているようですが、果たして改善されるのでしょうか。
ただ、基本的にユーザーが改善要望を行っても、速度が改善されることは滅多にありません。
障害でなければ、大規模な増設工事を行う必要があるため、個人の要望で増設工事が行われるのが稀なためです。
基本的にプロバイダを経由しインターネットに繋いだ場合は遅く、NGN内は快適である事例が多いです。
しかし、上記の方ではNGN内でも遅いようです。
NGN網内で遅い場合、かなり致命的です。
プロバイダを変えたところで、フレッツ光系プロバイダは、最終的にNGNに接続するためです。
NGN内が遅ければ、NGNがボトルネックになり、結果速度は出ません。
2017年 NGN速度結果
2017年の報告でNGN内のみの速度結果、41.7Mbpsとのことです。
本来最低で90Mbps程度出ていなければ、問題があるのですが。
結果として50Mbps以下と、プロバイダを経由しない通信速度としては深刻な速度遅延に思えます。
つまり、速度遅延はプロバイダによるもの「だけではない」可能性が出てきたわけです。
ぷららのTwitter評判
NTTコミュニケーションズのグループ企業の一つのぷららプロバイダです。
ぷららはOCN次ぐ、速度遅延のツイート報告が多いプロバイダです。
28Kbpsというアナログモデムの速度を記録している方もいらっしゃいます。
やはりNTTグループ企業は、名前が有名なためユーザーが殺到しやすいのかもしれません。
2017年も絶賛1Mbps以下の実測を叩き出しているようです。
コメントでも書いてあるように、ADSLやWiMAX2+の方が正直マシなレベルの速度です。
プロバイダ変更を検討しているようですが、どこに変えても同じようになる可能性も否定できません。
2018年 ぷらら評判
速度は安定せず5Mbps程度のようです。
エキサイトから変更したようですが、結果はADSL並みです。
ビッグローブのTwitter評判
フレッツ光+BIGLOBEで少し前からネットが遅いという話がエンドユーザーから。関連するハードウェア全とっかえしてもダメ、終端装置までの速度(NTT部分)は問題ないとの話なので、ISP側の問題としか思えないけど、回答は問題なしとか。うーん。
— みれい (@mirei) September 28, 2015
関連ハードウェア全とっかえした結果、状況は改善せずとのこと。
ISP(プロバイダ)側が問題なしと回答していますが、あくまでも問題なく繋がっているので問題なしと回答しているとしか思えません。
ユーザーからすると、速度が遅いことは非常に大きな問題だと思うのですが。
ビッグローブのサポート自体、評判もかなり悪いため、ISP側の回答はその場しのぎの回答の可能性もあります。
朝の時間帯は99Mbps出ているが、夜はダウンロード速度が2Mbpsとのこと。
完全に夜の時間帯が回線の輻輳を起こしています。
朝はフレッツ光マンションタイプの最高速度100Mbps近く出ていますので、マンションだから遅いということではないのでしょう。
完全にビッグローブ光側の混雑が夜は速度が出ないようです。
2018年 ビッグローブの評判
KDDIに買収され子会社化されたビッグローブですが、買収されても環境は変わっていないようです。
同じように夜間ゴールデンタイムは、混雑による遅延が発生しています。
BB.excite(エキサイト)のTwitter評判
月額料金が500円という格安プロバイダです。
やはり安さがユーザーを引き付ける一番の魅力とあって、ユーザー殺到数も凄いことになっているようです。
バックボーンはIIJであり、かなり太いバックボーンなのですが、結果はご覧通り遅くなっています。
やはりNGNに繋げるための相互接続点が混雑している可能性が高いです。
ダウンロード速度は3.05Mb/sと格安SIMお昼タイム並に遅さになっています。
格安SIMの場合は12〜13時の間を過ぎれば快適になりますが、光回線が遅い場合は夜の間ずっとです。
これが毎晩続くとのは悪夢としか言いようが無いでしょう。
回線速度が遅くなると、オンラインゲームで重要なPingまでも悪化します。
この方の場合は、Ping値が200msまで上がっています。
速度が安定している光回線であれば、10ms以下もありえす(Ping値は低い方が快適な数値となります)
しかし、200msではラグやゲーム中回線切断(サーバーキャンセル)が多発し、ゲームにならないものと思われます。
2017年 BB.Excite 評判
1Mbpsや4Mbpsの低速報告が、新年早々から出ています。
安いプロバイダとは言え、プロバイダ料金とは別に払うフレッツ光利用料金は、相変わらず5000円近いです。
それでもこんな速度ですので、夜の時間帯は動画も見られません。
また、Webも遅いのでは、スマホで見たほうがよっぽど快適なはずです。
@ニフティ Twitter評判
@niftyではサーバー増強工事を何度か行っているようですが、それでも現状が変わらない実態があるようです。
速度は1Mbps以下であり、動画や音楽再生も恐らく厳しいものと思われます。
nifty遅くなってから何ヶ月か経ってるけど特に変化ないし、他のプロバイダからの勧誘もうちも遅いですとか言うしv6はルーター全とっかえで無理そうだしで、本当にどこか良いプロバイダないのだろうか。
— みや (@shironekoid) February 9, 2018
OCN Twitter評判
ぷららと同じ、NTTコミュニケーションズのグループ企業 OCNのプロバイダです。
ここのフレッツ光の評判はダントツワーストワンです。
系光回線の中で一番選んではいけないプロバイダとなっています。
NTT一般の人でもCMなどで恐らく知名度は高いはずです。
そのため、ぷららと同じくインターネットに詳しくない一般ユーザーも殺到している状況です。
その結果が速度遅延の現象として現れています。
2018年 OCNの評判
2018年になっても、1Mbps以下の速度ユーザーがいらっしゃるのが現実です。
ドコモ光と同じ設備網を利用しているため、混雑している場所の改善はなかなか難しいようです。
1人のユーザーは、スマホのテザリング(PC接続)より遅いと嘆いています。
月5,000円程度払って、この速度はあまりにも酷い結果です。
フレッツ光の2倍 最大2G回線の光回線 NURO光に変えてみませんか
遅い回線に満足出来ないのであれば、NURO光を使ってみませんか。
NURO光はSonyの子会社であるSo-netがサービスを行っている最大2Gbpsの光回線です。
しかし、2Gbps回線と言えどもフレッツ光のように実測が遅くては意味がありません。
NURO光の実測速度は
ダウンロード速度「932Mbps」の速度を記録しました。
オンライン対戦等で重要なPing(応答速度)も、「4ms」と非常に低いのが特徴です。
NURO光 測定環境
- 速度測定サイト 上:NURO オリジナル通信速度測定システム
- 速度測定サイト 下:SPEED TEST (速度だけではなく応答速度も計測可能な測定サイト)
- 有線LAN接続
- 戸建て二階
- 長さ10mのカテゴリー6 LANケーブルで接続
- 使用パソコン:MacBook Air 2013 LANアダプタ LAN-GTJU3使用
フレッツ光は有料 NURO光ではウィルス対策と無線LAN(WiFi)が永年無料
NURO光では、他社では有料サービスである
「ウィルス対策ソフト」「無線LAN(Wi-Fi)」が、永年無料です。
ウィルス対策ソフトは「カスペルスキー2016」最新のウィルス検出に定評があるウィルス対策ソフトです。
無線LAN(Wi-Fi)は、最新規格「IEEE802.11ac」 最大1300Mbps対応の無線LANが利用できます。
もちろん期間限定無料ではなく、NURO光を利用中であれば、お金が掛からず利用することが出来ます。
全てコミコミで月額料金4,742円で利用可能です。
では、NURO光の無料で使えるWi-Fiはどのくらい速度出るのか。
有線LAN接続と同じく実測測定を行いました。
下り最大速度 「515Mbps」を記録しました。
スマホで通常利用するLTE接続では、見ることが出来ない数値です。
このWi-Fiを、NURO光では速度制限、容量制限なしで利用することが出来ます。
測定環境:iPhone7 11ac接続
Wi-Fi親機:ZXHN F660A (無料で使えるWi-Fi付きONU)
フレッツ光からNURO光へ Twitter評判は?
フレッツ光に比べて、NURO光では速度差がかなりあるらしく、驚いている評判が多い印象です。
有線によるLAN接続では、817.42Mbpsの速度を記録している方。
また、無線LAN(Wi-Fi)では240.057Mbpsの速度を測定出来た方もいらっしゃいます。
NURO光 東海・関西でエリア拡大
関東エリアのみで提供されていたNURO光でしたが、下記のエリアでエリア拡大されました
- 関東地域:東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城
- 東海地域:愛知、静岡、岐阜、三重
- 関西地域:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
拡大エリアでも、2018年1月から申込み受付中です。
NURO光に申し込む前に確認 各申込み先キャンペーンを詳しく比較解説
フレッツ光より実測での評判が好評のNURO光
そんなNURO光をお得な方法で申し込みたい
ですが、申し込む前にこんなことを疑問に思いませんか
- どこがお得な申し込み方法かわからない。
- 高額なオプションに釣られて、実は損をしていた。
NURO光の申し込みが失敗しないように、詳しく各申し込み方法を解説します。
そもそもNURO光がどんな回線かわからない方
NURO光の全てを当サイトのトップページにて詳しく解説していますNURO光の実測や評判は?トップページ