どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年6月18日(月)新発売、まるか食品「ペヤング ソースやきそば 超超超大盛 GIGAMAX」をレビューします。ええ、しますよw
2018年6月18日に新発売というのは、関東先行発売の日程で、関東以外では同年7月9日から発売となっているのですが(筆者は関西在住)、意地でも手に入れてレビューしろとの要望が若干名から入ったのでw なんとか入手してみました。
まるか食品vs.俺
内容量は439g、麺の重量は “乾燥状態” で330g、お湯の目安量は1300mlというモンスタースペック‥ん?ってことは単純計算、湯切り時には1.5kg以上になるわけか‥こんなものを単独で喫食するのは私のようなブロガーか、 “やってみた(食べてみた)” 系のYOUTUBER(ユーチューバー)、もしくはガチの健啖家くらいでしょう。
熱量:2142kcal(544kcal)、たん白質:28.5g(8.9g)、脂質:120.7g(27.6g)、炭水化物:235.3g(64.9g)、食塩相当量13.5g(3.6g)‥あはははは(笑)←
※()内の数値は普通サイズの「ペヤング ソースやきそば」(以下、「本家」といいます)
さて、私のスペックは‥ “超大盛ペヤング(「ペヤング ソースやきそば」を2倍にボリュームUPした製品)は完食できるけど後から胸焼けする” ←この程度です。盛んな学生時代は痩せの大食いで通っていたのですが(当時の身長168cm、体重54kg、体脂肪率8%で毎日の摂取カロリーは軽く1日4,000kcalオーバーでした)、すっかり人並み(あれから身長は伸びず、やや痩せ型)の現在‥そんな一般成人男性の胃袋と腎臓を本気で潰しにかかってくるようなコンセプトのパーティーサイズなので(一般の方は独りで完食する必要ありません)、ちょっと戦々恐々としています。せっかくなので、オリジナルと比較しながらレビューしましょう。
↓まずは上から見た図
↓次は横から見た図
↓こうやって見ると分かりやすいかな?
↓鏡ペヤング
いやもう冗談抜きで大きいんですよw
では、両者を比較しながら実食・分析レビューを開始します。普段よりも写真を多めに使用していますが、画像の遅延読み込み設定を行なっているので、そこまで重たくないはずです。
ブラウザにもよりますが、異様にページの読み込み速度が遅い‥などの不満が生じてしまった場合、画像を文字リンクに書き換えるなどして対応しますので、遠慮なく仰ってください。
かつてない容量と大きさを実現させたビック商品!
「ペヤングソースやきそば」の約4倍のサイズ!
(まるか食品の商品一覧より引用)
めん
左「超超超大盛」/右「ペヤング ソースやきそば」(ノーマル)
「同じようで微妙に違います」
ノーマルサイズが4個入っているわけではなく、本家約2段分が2個入っています。
ちょっと写真では分かりにくいかもしれませんが、やや白っぽい「本家」と比較して、「超超超」は明らかに色が濃いめなんですよね。製造時に使われた油の鮮度による差かな?とも思ったのですが、通常の麺×約2個分の量を重ねたような状態で油に通しているので、おそらく油の回り方や吸収率・油切れの悪さによる違いなのでしょう。
実は、「カップヌードル」や「QTTA」の麺も同じで、上の部分は比較的に白っぽく、容器の下に向かうにつれて色が濃いめなんですよね。これは油を切っている間の製造工程に関する話になってくるのですが、熱い油に接している時間が長い下の部分ほど必然的に色が濃くなります。気になる方は、「シーフードヌードル」などスープの色が薄い製品を調理して、フタを開けてすぐに麺を底から引っ繰り返してみてください。と、話が逸れてしまいましたが‥
そのせいか本家よりも油揚げ麺特有の臭いが強く、かなり量が多いので、めちゃくちゃペヤングを愛してないと半分ほど食べ終わる前に胸焼けするかもしれまs‥しました。←
麺の原材料は、まったく本家と同じです。ただ、混ぜるのに時間と労力を要するのでw どうしても食べ始める時間が遅くなり、やや頼りない食感からのスタートになります。まぁ本家も頼りない食感からスタートしますがw でね?これ面白いんですよ‥
食べても食べても減らないw
ちょっと食べかけで申し訳ないのですが‥
↑これ、ざっと10口くらい(わりと大口で)飲み込んだ経過途中で‥
↑これ、20口くらい飲み込んだところかな?
むしろ最初より多く見える件w ※この段階では、まだキャベツには手を付けていません。
液体ソースがサラサラしているので、記事を書きながら食べてもダマになったりはしませんでしたが、それ以前に脳の満腹中枢が胃の膨満感を察知する前に詰め込まないとヤラれますw
調理後の麺を本家と並べてみると‥
上「超超超大盛」/下「ペヤング ソースやきそば」(ノーマル)
ソースの色に違いは見られますが、サイズ・質感ほぼ同じですね。ただ、前述したように「超超超大盛」のほうが油揚げ麺臭を強く感じました。原料に使っている材料や配分、裁断などは基本的に同じで、油で揚げる工程によって結果的な差が生じているような印象ですね。
実は別物なんだぜ?だったらスイマセンw でも、単体で食べたら “いつもの” ペヤングです。
ソース
「こちらも本家と違います」
解説の前に、オリジナルの本家「ペヤング ソースやきそば」と「超大盛」、ついでに「ペヨング* ソースやきそば」の原材料と比較してみましょう。
*「ペヤング」の姉妹品でオープン価格の廉価版製品
本家:ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、香味油、牛肉エキス、香辛料
超大盛:ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、香味油、牛肉エキス、香辛料
ペヨング:ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、香味油、牛肉エキス、香辛料
超超超大盛:ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、香味油、食塩、ビーフ風味調味料、香辛料、トマトエキス
本家・超大盛・ペヨングは同じ構成ですが、ペヨングは食品添加物の構成が異なっているためか、本家よりも少し味わいがマイルドになっています。今回の超超超大盛では牛肉エキスがビーフ風味調味料に変わり、香味油の量が増え、新たにトマトエキスが追加されていました。
こちらが本家のソースなんですけれども、「超超超大盛」ほど油分が赤みを帯びておらず、また油脂成分そのものの量も少ないですよね。実際に食べ比べてみると、「超超超大盛」のソースはトマトエキスが地味に効いています。トマト味というわけではありませんが、本家を真横に並べて比較してみると、酸味のフルーティなアクセントが若干ながら強く、ややアッサリとした味わいですね。おそらく麺の量を考慮して、まるか食品が最後まで飽きずに食べられるように気を利かせt‥それでも飽きるわ!w
ただし、単純に美味しいのは「本家」です。今回は先に「超超超大盛」を調理して、ファーストインプレッションを脳内に叩き込み、食べながら感じた味の要点をメモに取りつつ「本家」の調理を並行。およそ半分ほど食べたところで「本家」を横に並べて合流させたのですが、けっこうな満腹感だったのにもかかわらず、やっぱり「本家」が美味しいと感じたんですよね。油揚げ麺臭で苦しかったのに、もう漠然と “おいしい” と思えたことにペヤングの底力を感じつつ、いったい俺は何を考えているのだと自分が怖くなりました。←
「超超超大盛」よりも「本家」のほうがコク深く、表情豊かなんです。量的には若干あっさりとした「超超超大盛」のほうが食べやすいと言えるかもしれませんが、酷似しているようで真横に並べてみると、素朴ながらも深みが瞭然に違うことに驚きました。
かやく
「え、いつリニューアルしたん!?」
内容は、キャベツ、味付鶏挽肉、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜となっており、ふりかけ・スパイスは本家と同じですが、味付鶏挽肉がペットフードみたいな形の粗悪品です。最近の変わり種ではエースコックのスポンジ野郎並みに‥いや、それよりも酷い残念な肉(なのか‥?)具材を使い回していますね。本家の味付鶏挽肉は地味ながらも美味しい肉具材なんですk‥‥
「ペヤング ソースやきそば」(ノーマル)
いつの間にww
私はブログの特性上、新商品ばかり追ってきたので、もう2〜3年ほどオリジナルの「ソースやきそば」を食べていませんでした。これまで小さくて地味ながらも美味しい “ちゃんとした” 肉具材が入っていたのに、いつの間にか本家のソースやきそばもペットフードみたいな形のザラザラとした舌触りが気になる物体に変わっていたのですね。いやぁ‥なんか、すっげぇショック。日清食品も「大豆ビーフ」や「大豆ポーク」、もうすぐ「大豆鴨つくね」までリリースしてくる始末ですが、肉具材の単価が高騰しているのでしょうか。ちなみに「超超超大盛」に入っている味付鶏挽肉は、「本家」に入っている物を2個連結したような長細い形でした。
キャベツは爆盛りですw これまで “野菜どっさり” 系のカップ麺を何度も食べてきましたが、ここまで規格外のキャベツは珍しいですね。もともと「本家」は「一平ちゃん夜店の焼そば」や「日清焼そばU.F.O.」よりも多めに入っていますが、ジャスト4倍とは言えないものの、ほぼ4倍近い量が入っていました。かなり大容量の容器なのに、キャベツが少ないとは思いませんでしたからね。もさもさと麺を食べ続けなければいけないので、まさにオアシスです。
ふりかけ&スパイスの原料は同じ構成ですが‥
左「超超超大盛」/右「ペヤング ソースやきそば」(ノーマル)
ちょっと写真では分かりにくいんですけど、量は2倍くらいでしょうか?正直、麺が多すぎて圧倒的に足りませんw もし単独で今回の過酷なミッションに挑戦するのであれば、最初に全投入すると確実に飽きます。せめて気休めになるように、途中で使用するようにしましょう。また、大人数でシェアされる場合は、喧嘩にならないように気を付けてくださいw ペヤングのアオサ、紅生姜、ごま、香辛料って、あるのと無いのとでは大違いですからね。
総評
Unmeasurable(測定不能)
(すいませんw)
「超超超大盛」を単体で食べると、おそらく体感的には “普通のペヤングが4倍になった” と感じられるかもしれません。しかしながら麺の風味やソースの味にもニュアンスが生じており、なるほど単純に普通のペヤングを4個放り込んでいるわけじゃないんだなと。それに、個人的には「本家」の肉具材まで変更されていた事実を知ったのも驚きでしたw
あとですね‥調理の難易度が少し上がります。冒頭でも触れたように1300mlの熱湯を用意しなければならないので、我が家のティファールちゃん(800ml)では間に合わず、今回は片手鍋を使って熱湯を沸かしました。湯切りの際にも軽いサプライズがあり、まず一般的なカップ麺を調理する際に大きな問題になることはない “重さ” というハードルが待ち構えています。秤に乗せたわけではありませんが、単純に乾燥麺330g+約1300mlの熱湯で計1.5kgほどになるわけですからね。湯切りの際は、くれぐれも火傷しないように気を付けてください。
うむ、まだまだ私もイケますね。しばらくペヤングは見たくありませんけど‥w で、これを独りで喫食される方は少ないと思いますが、もし本気で挑むのであれば、 “アレンジなど考えず一気に詰め込むこと” です。マヨネーズちょい足しとかタバスコやレモン果汁で味変くらいなら効果的ですが、納豆ペヤングとかキムチペヤングとか、 “調味料以外の固形物” を追加するのは避けられたほうが賢明‥いや、キムチいいかも。単独で食べるのであれば、途中からソース味ではなく、なんだろう‥油揚げ麺味?w もう訳が分からない状態に差し掛かると思うので、ご家族・ご友人 “3名から” の複数人でシェアされるのが健全(安全w)な攻略法ですね。
さすがに生粋のペヤンガーでも後半は飽き‥いや、ガチのペヤンガーなら大丈夫かもしれませんが、関東のスーパーでは税込380円くらいで手に入るとの情報も頂いているので、ペヤングが実質1食あたり100円以下で食べられるわけですから、コストパフォーマンスは高いです。麺量は330gなので、純粋に本家(90g)の4倍とは言えませんが、それでも格安でしょう。
関西のスーパーでは最安値でも税込100円を切った姿など見たことありませんし、もし税込380円前後で入手できたら廉価版の「ペヨング」よりも安上がりかもしれません。けっこう本気を出せば(でもって健康的な成人男性であれば)意外と飲み込めますw ただし、カロリーはともかく脂質は120gオーバー、炭水化物は235gオーバー、食塩相当量は13.5gという破壊力の持ち主なので、どなたかと一緒に仲良く召し上がってください。
© Posted by taka :a
Comment
ギガマックスの喫食で燃え尽きたので、
コメントを返信する余力など残っておりません‥
返信不要で差し支えなければ、めいめい好き勝手に書き込んでください‥