ほぼ毎日、ブログ記事を更新し、ほぼ毎回、介護業界や介護施設の裏事情や真実を書いているわけですが、そうするとよく聞かれるのが
「何で今の介護施設に拘るの?」
「何故、良い事業所に転職しないの?」
という質問です。
以前、私が未だに介護業界にいる理由を『「何故劣悪な介護業界に居続けるの?」という質問に対する回答』という記事で書きましたが、今回は業界ではなく今いる介護施設を辞めて転職しない理由を書き回答に代えさせて頂きたいと思います。
◆回答①「いつでも辞めれる」
やはり我々労働者の強みは「いつでも辞めれる」ということです。
法律上、基本的に2週間前に辞意を届け出れば問題なく退職可能です。
民法627条「退職の申し出から2週間を経過することによって雇用は終了する」
※民法627条第2項に例外規定がありますが、今回は割愛します。
私は
「介護福祉士」
「介護支援専門員」
の資格も持っていますので、転職先を探すには尚更有利だと思っています。
常に心に「いつでも辞めれる」という気持ちを持っていると、心に余裕が生まれます。
環境は劣悪ですが、毎日ブログ記事を更新できているくらいなので
「まだまだキャパシティに余裕がある」
のです。
つまり、自分の中で「まだ切羽詰まっていない」ということになります。
◆回答②「どこも似たり寄ったり」
この事は以前の記事にも幾度となく書いてきました。
「結局は介護業界内の事業所はどこも似たり寄ったり」
なのです。
私も色々な所から情報を得たり求人を探したりしていますが
「あっち(労働環境)を立てればこっち(収入)が立たず」
という事業所ばかりです。
自分が会社に何を求めているかにもよりますが
・収入
・労働環境
・人間関係
・福利厚生
・年間休日数
・年休消化率
等々
私は、全てを求めています。
「わがままだ」
「贅沢だ」
「妥協が必要」
と言われてしまうかもしれませんが
「妥協した結果が今の状況」
だと言えるのではないでしょうか。
現状の介護業界で全てを満たす事業所を探すのはなかなか困難な状態です。
しかし、もし自分の希望に見合う事業所があれば是非、転職したいと思っています。
(スポンサーリンク)
◆回答③「今の介護施設の劣悪レベルは中ぐらい」
ブログ記事で、私が今勤務している介護施設を最低最悪の事業所のように書いていますが
「客観的にみて介護業界内で中ぐらいの劣悪さ」
だという結論に達しています。
それだけ業界内は「劣悪さが標準装備」されていて、下には下があるのです。
回答②と被ってしまいますが「どこも似たり寄ったり」なのです。
具体的に言うと
「人間関係」
「労働環境」
は最悪ですが
・年収約440万円
・有給休暇使い放題
・ボーナス年間4.5ヶ月
・サービス残業ほぼ無し
という良い部分もあります。
どうしてもその良い部分を上回れる事業所が見つかりません。
この歳(アラフォー)にもなって、また高卒の初任給レベルから始める勇気が出ません。
もちろん、全国各地を探し首都圏などなら年収500万円以上の事業があるのかもしれません(知りませんが)。
しかし
「介護の仕事をするなら首都圏に集合!」
というのも何か違う気がします。
そもそも引っ越しは今の所、考えていません。
◆回答④「成れの果てを見てみたい願望」
「劣悪な介護事業所は淘汰されていく」
と言いますが、その顛末を見てみたい願望もあります。
もちろん頑張って立て直してくれたらそれはそれで良いのですが、いつも迷走している姿は見ていて滑稽です。
被害を被ったりイヤな思いをすることも多々ありますが、どこの事業所でも大なり小なりそういう状況はあるのではないでしょうか。
「本当にこれは危険だ」
と感じたら避難しますが、どうもまだまだ上司も経営者も余裕がありそうです。
無能なので先が見えていない楽観主義なのかもしれませんが
「会計上と精神上の損益分岐点がどこになるのか」
という所まで見届けることが出来たら私にとっても「良い勉強になるな」と思っています。
ちょっと他の人にはない思考かもしれません。
◆回答⑤「自分の方向性が定まっていない」
以前『介護施設の仕事で目標を見失っている理由とは?』という記事にも書きましたが、ケアマネ資格を取得してから、今後の自分の目標や方向性が定まっていません。
言い方は悪いですが
「惰性で介護職員をしている」
状態になります。
「介護職員はもうやめてケアマネになろうかなぁ」
「ケアマネになるなら居宅?施設?」
「居宅ケアマネは給料が安いなぁ」
「施設ケアマネは求人が出てないなぁ」
「自分は結局、将来どうなりたいのか」
等々
介護業界の中で、迷い人になっています。
そもそも現状の介護業界では自分のマトモな将来像が描けず、同じように迷子になっている人もいるのではないでしょうか。
そんな心中ですので、転職にも躊躇していまいます。
◆まとめ
以上5つの回答でお答えになっていましたでしょうか。
自分の希望通りの事業所へ転職できた人は「とてもラッキー」だと思います。
もちろん、しっかりと自分の方向性が定まっていて、何かを妥協できるのであれば「少しでもマシ」な事業所を探し転職するのも、ひとつの手段でしょう。
しかし、求人や面接や施設見学だけでは全ては見えないので、実際は働いてみないとわからない部分も多いかと思います。
労働環境についても「ワンオペ夜勤体制」の介護施設は「そもそもブラック」だと思っています。
人員配置基準でワンオペ夜勤を認めている時点で「そもそも介護業界自体がブラック」だと言っても過言ではありません。
どちらにしても「常に自分に有利な選択をしていくことが大切」ということは間違いないと言えます。
にほんブログ村
介護職員ランキング
この記事へのコメント
デイちゃん
今さらぐちゃぐちゃ言ってくる人もいないだろうし、仕事を全部掌握して自分のいいように職場をコントロールできてるなら、あまりやめる理由はないですよね。
だってやめたら、また一から覚えなおしなんだもの。タイムスケジュール、ものの置き場所、スタッフと利用者の名前とか。それにかかる労力が甚大。
今までは人に指示する立場だったのに、誰かに教えてもらわないといけない。
これは結構苦痛。
あ、有給使えたりサビ残ないんですね。これ、大きなメリット。多分他では、なかなかないと思います。
給料も、介護って、実はそんなに悪くないと思うんですよ。
介護業以外でも、実際に働いてみると意外と低いと思います。逆に、給料がちょっと高いところは、何かブラックな理由があると思います。
そもそも、介護職ってみんな口を開けば「給料安い」って言うけどさ~、あんたらそんな高い給料もらえる能力あるわけ?というか、高い給料もらえる職場で働ける能力あるわけ?中には本当に優秀な人がいるかもしれんけどさ~胸に手を当ててよく考えてごらん?みたいな気は軽くしますね。(笑)
私は2006年3月から今の事業所で働いてて、半年施設派遣してその後ずっとデイにいます。
なぜ13年もいるかと言うと、
(1)職場が家から歩いて3分
(2)うっとうしい人がいても直接的な被害なし、もし使徒のように被害ある時は管理者に相談したらすぐ解決(対象者クビ(笑))
(3)仕事をすべて掌握してる、というか、今のデイのオペレーション、自分が決めたのばっかじゃん(笑)
(4)利用者のための趣味活動を自分が楽しんでる(絵手紙とかプレバトか!?レベル(笑))
(5)真夏など、働けばエアコンの節約になる
(6)カルニチン飲料飲んで入浴介助をすれば、金をもらってやせられる(ジム必要なし)
(7)勤続年数が長いので、ちょびっとしか働かないのに有給がかなりつく、その有給が勤務に計算されてまた新しい有給がつく、まさに有給が有給を生む状態(笑)
(8)今から新しいところに行くのがめんどくさい、もし今の職場やめるなら介護職もやめるつもり
などですね。
残念ながらうちの会社はとてもブラックなので、常勤さんにとっては地獄です。ノルマもきついし。
なので、よく「保険をかけて」だの「常勤に」だの言われますが、すべておことわりです。
でも、非常勤のヘルパーさんにとっては居心地がいいみたいで、かなり長いこと在籍してる人もいますね。訪問とか。
デイは前にいたとんでもないパワハラ管理者のせいで、私以外は全員やめましたけど。
primex64
>成れの果てを見てみたい願望
これに一票です。っていうか、今後ますます重要度を増し、増えることはあっても決して減ることのない介護ニーズに対する政府や関係省庁、そして施設の経営者連中の覚悟の中途半端さは、いずれカタストロフィックな崩壊を見るのではないかと、意地悪いですが期待してしまいます。
山嵐
>デイちゃんさん
こんばんは~
コメントありがとうございます^^
まぁそうですね。
しかし私も含め施設の介護職員の年収には夜勤手当が含まれています。
ワンオペ16時間夜勤をしまくってこの年収では少ないと感じてしまいますね。
良い転職先があれば良いですが、結局は狭い地域内で職員がローテーションしているだけだとするなら転職にあまり意味を感じませんね。
もちろん、劣悪な事業所は早く淘汰されて欲しいですが。
山嵐
>primex64さん
こんばんは~
コメントありがとうございます^^
ご無沙汰しております。
ですよね、崩壊の瞬間を見れるなんて歴史的瞬間ですものね。
どうなることやら。